あべたさんの映画レビュー・感想・評価

あべた

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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.5

「忘れるな。君は一人じゃない。」
海のキレイな島で起きた事件を解決する話。

前作よりも劣ると感じるものの、決しておもしろくないわけじゃない。
トリックの真相が悲しすぎる。
誰にどれだけのものを背負わ
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借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.5

「そうやって私たちの種族が、どこかで工夫して暮らしているのをあなたたちが知らないだけよ!」
人間に見つからないようにひっそりと暮らす小人の話。

人間の小物アイテムを生活に取り入れている小人たち。
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.5

「私が何を言っているのか、あなたはお分かりにならないでしょう。それでいいんです。」
殺人を犯した女性をかばう天才数学者の話。

容疑者Xの献身、まさにその通り。
トリックもさることながら、ストーリーに
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ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

3.0

「その時、恋が始まった。のかと思った。けど、勘違いだった。それでもこれはラブストーリーだ。」
学生寮の存続を巡る話。

自分はこういう環境は無理。
それ故に存続をかけた抗議活動なんてのもやる意味がわか
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.0

「メイのバカ!もう知らない!」
田舎に引っ越してきた一家の娘たちが不思議な生き物に出会う話。

言わずと知れた作品。
知らぬ人はいないのではないだろうか。
大人になる過程で必ずと言っていいほど観るので
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.5

「あぁ、天国ってこんなところにあったんだ。と思ったその時だった。」
ラブドール職人とその妻の話。

ラブドール職人という設定が特殊ではあるけど、そこは重要ではない。
命を吹き込むということにおいてのみ
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ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.5

「究極の愛の行為は、この上なく辛い。」
未来予知で連続殺人犯を捕まえようとする話。

犯人もまた未来予知の使い手。
それも自分より高度な未来予知。
そんな人を相手にどう裏をかくかってところが見たかった
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.5

「時間が癒してくれると思った。」
突如姿を消した娘をSNSを頼りに探し出す話。

これは久しぶりに良いもの観たな、と。
ほぼPC画面上で話が展開されており、目新しさがあった。
警察とこんなやりとりする
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愛は、365の日々で(2020年製作の映画)

3.0

「だから俺と恋に落ちるチャンスを与える。強制じゃなく、君の意思で。」
運命の人と決め付けた相手を誘拐して好きにさせようとする話。

男は束縛も無理強いもしないと言う。
"束縛"と"無理強い"の意味を辞
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.5

「大事なのは、誰を好きかじゃない。誰と一緒にいる自分を好きかということだ。」
自分の意思決定が脳内会議によって決まる話。

はじめは脳内会議がやかましいのなんのって、騒々しくてたまりません。
でもまぁ
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ラスト・シフト/最期の夜勤(2014年製作の映画)

3.5

「人間性を凌辱するのさ。お前が許しを請うまで、ずっと。」
旧庁舎最後の夜勤を新人警官が初夜勤する話。

こっわ。
でもバーンと大きな音が出る理不尽な怖さじゃなくて、ちゃんとジワジワくる怖さだからいい。
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.0

「死んで当然の決死部隊、つまりスーサイドスクワッドか。」
悪モノを集めて悪モノと戦わせる話。

絶対悪が少ない。
もっと裏切りとかしてくれても良かったのに。
逃げられないようにされているとはいえ、政府
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SEX発電(1975年製作の映画)

2.5

「科学的な見地から考えてみると、性交とと食事は同じ生理的欲求だ。」
男女のピストン運動により電気エネルギーを生み出した実験の話。

コメディの棚にあったけど、古さのせいもあってなのかあまりコメディにも
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泥棒は幸せのはじまり(2013年製作の映画)

3.5

「相手が誰だろうとダメだ!なぜわからない!」
IDを盗まれた男が女詐欺師を捕まえにいく話。

いや、サンディ優しすぎる。
人生めちゃくちゃにされたと言っても過言ではない相手と道中仲良くなってどうする。
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

3.0

「誰も力では動かない。動かせるのはね、心なのよ。」
サンクチュアリで起こった事件を暴く話。

霜月さんと宜野座さんがメインの作品なのかな。
霜月さん本編では嫌いなんだけど、ビンタのシーンで少し見直した
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.5

「どんな事があっても、次の人生で必ず先生を見つけ出します。」
人でない者も暮らす鎌倉の話。

前半、すっごく眠くなる。
後半、舞台が変わってからおもしろくなってくる。
でもなんだかなぁ、思ってたよりっ
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ハッピー・アニバーサリー(2018年製作の映画)

4.0

「時がきたらクソするかトイレから出るかだ。」
交際記念日に別れ話を切り出される話。

恋愛観は人それぞれ。
でもこの作品は共感する人が多いのでは?
二人だけがわかる合図。
二人で過ごした思い出を共有で
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コピーキャット(1995年製作の映画)

3.5

「連続殺人鬼は、他人の死の苦しみを見て興奮するのです。」
連続殺人鬼vs犯罪心理学者の話。

過去の事件になぞらえて、同様の犯行現場を作り上げる犯人を暴く。
傑作サイコサスペンスで、ひやひやする展開は
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OCD 〜メンタル・クリニックは大騒ぎ〜(2017年製作の映画)

4.0

「問題を抱えてる僕たちがお互いをバカにしてるようじゃ、とてもじゃないけど普通の人に理解なんて求められるわけないだろ。」
強迫性障害を患う人たちがクリニックの待合室に集まる話。

みんな違ってみんな良い
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マダガスカル3(2012年製作の映画)

4.0

「かわいそうな動物たち、森にいれば良かったのに。私が相手とは。」
動物園に戻る途中でサーカスに入る話。

シリーズ最高傑作。
どんどん派手にどんどんおもしろくなる。
今回は敵が超人的だけど逆に憎めない
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

4.0

「なんでアインシュタインが最後ゾンビなったんだ?」
スズキとマユの恋の話。

絶対に騙されてなるものかと思い鑑賞。
二人で観て考察しながら完璧に読み切った。
ここまでキレイに読み切ったのは初めてなので
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マダガスカル2(2008年製作の映画)

3.5

「自然に屈するというならそれもよし、打ち負かすというならそれもよし。おいで子どもたち、あたしらニューヨーカーだろ?」
本場アフリカに降り立った4頭の話。

前作より確実にパワーアップしてる。
前作の舞
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シュレック(2001年製作の映画)

3.5

「あーっ!もっと素直になれよ玉ねぎ野郎!皮剥いて心開けっ!」
怪物シュレックが助け出した姫には大きな秘密があったっていう話。

物語の終盤、姫の秘密が明らかになった時の二人のすれ違いが切ない。
お互い
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清須会議(2013年製作の映画)

3.0

「ここまで這い上がってきたんだで。途中で降りるわけにはいかん。てっぺん目指すがや。」
織田信長の跡目を争う話。

歴史にも疎く、よくわかろうともせず観てしまった。
雰囲気を楽しんで鑑賞しただけ。
難し
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マダガスカル(2005年製作の映画)

3.5

「住むとこはどこでもいいよ。仲間が一緒にいりゃあ俺は幸せだからさ。」
都会生まれの動物たちが野生に帰される(都会に戻る)話。

久しぶりに観た。
肉食1草食3で送る絶妙なバランス。
都会で育った牙の抜
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バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!(2012年製作の映画)

3.0

「他人は、気にするな!」
結婚前夜に起きる女子トラブルの話。

良く言えば女子同士の友情のかたち、悪く言えば笑えない悪ふざけ。
映画だから観るし見ていられる。
実際にこんな女子たちが知人なら…。
あん
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ミロクローゼ(2012年製作の映画)

3.5

「いい感じに生きて、いい感じに死にました。」
山田孝之演じる3人の男の話。

ほんと、なんなんだろうこれ。
でも最後まで観られる不思議。
ヘンテコな世界観につながらない話。
山田孝之好きのためだけに存
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サークル(2015年製作の映画)

3.5

「この国の基本は家族的価値観だ。彼女は罪深い。」
謎の球体に次々と殺されていく話。

非常に興味深い会話劇。
殺すべき相手を自らで選択していく。
口が達者な人からの提案で、高齢・肌の色や人種・犯罪歴な
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.0

「私100円程度の女だから。」
引きこもりの女性がボクシングと出会う話。

努力することに意味があることと、努力が決して結果につながるわけではない非常さを見せつけられる。
伝えたいことをえらく不器用に
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.5

「太郎だったら、こんなに好きになってくれるんだね。」
猫の仮面を被ると猫になれる話。

無限大謎人間、略してムゲと呼ばれる女の子。
そんなに謎人間だったかなぁ?
育った環境と年代と性格を考慮すれば、ど
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ジェラルドのゲーム(2017年製作の映画)

4.0

「犬が夫を食べるのを見たなんて神経衰弱の最高の理由だ。」
手錠プレイから抜け出せなくなって脱出を目指す話。

ただの拘束プレイからの脱出ではない。
はじめ『手錠から抜け出す』までを、どうにか無理やり引
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スマホ拾っただけなのに(2019年製作の映画)

1.0

「俺たち、スマホを拾っただけなのに。」
落ちていたスマホを拾ったことによって事件に巻き込まれる話。

ナンダコレは。
落としただけなのにのパロディーだと思ったからB級なのは予想していた。
しかし悪い方
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好きだった君へ:P.S.まだ大好きです(2020年製作の映画)

2.0

「現実はおとぎ話とは違う。だけど、おとぎ話みたいな恋はある。」
前作でラブレターが渡った一人が登場する話。

はじめはライバル出現か、なんて思ったけどだんだん腹が立ってきた。
恋愛初心者だと思ってたラ
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好きだった君へのラブレター(2018年製作の映画)

3.0

「あなたも心のどこかですべてを空想にはしたくないって思ってたんでしょ?」
5人の好きだった人にラブレターを送られてしまう話。

こんなことされたら発狂するだろうな。
いくら妹だからってやりすぎだよ。
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美女と野獣(1991年製作の映画)

3.5

「なぜかって?…愛してるから。」
ベルとビーストの間に芽生える真実の愛の話。

やっぱり実写版よりこっちのほうが好き。
アニメでしか表現できない映像があるし、何よりディズニー感がある。
ビーストの呪い
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トゥームレイダー2(2003年製作の映画)

3.0

「あなたを撃てる自分が怖いのよ。だからここで別れるの。」
人類に災厄をもたらすパンドラの箱を探す話。

前作よりは観やすかった印象。
ただ、パンドラの箱を前にした元彼とのやりとりは本当にいらなかった。
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