abokadoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ウイークエンド(1967年製作の映画)

4.3

地獄の週末

車の渋滞の長回しには驚かされた

年末にて初ゴダール。良い入り口。少ししか出ないアンヌ•ヴィアゼムスキーはビビットなカラーに包まれて変わらず可憐だった。

ヌーヴェルバーグに興味を持つ

光にふれる(2012年製作の映画)

4.5

ホアン•ユィシアン、実在する人物で彼本人がこの作品でホアン•ユィシアンを演じる。
演じるじゃなくて再現の方が正しいのかも。
盲目のピアニスト

盲目だから生きずらくて周りとの違いに嘆いてそんな困難を背
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MAMA(2013年製作の映画)

3.7

母と鑑賞。
ジェシカ•チャステインが最初見つけられなく気づいた時には驚いた。ホラーだけどミステリー要素あり切なさあり。涙を何度か誘った。MAMAはギレルモ•デル•トロっぽいなと思ってみてた。本当に日本
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.7

母と鑑賞。

ギタイ、オメガ、アルファ。
オメガの一部がギタイで、オメガの護衛がアルファでオメガありきアルファで、アルファありきオメガ。オメガは全てをつかさどる存在で時間をも操るという解釈をしました
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ママと娼婦(1973年製作の映画)

4.2

A Happy New Year 2015!!

『ママと娼婦はいい映画だよ』とウォルトが言った通りだった。
イカとクジラ参照〜

去年中に絶対みようと決めていた作品、ユーロでフライヤーをみてから気に
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毛皮のヴィーナス(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

12/24 今日はイブであり水曜日そんなことお構いなしに映画好きは予想以上に集っていた。

この作品は必ず分かれる作品だと思う。自分の様にめっちゃ面白かった!か、なにこれ退屈なにがやりたいの?かに。だ
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

4.0

黒闇が怖いならば自らを黒く塗りたくり闇を味方につける。
母の中にある内なる神がペストをも治す。
厳格でシュルレアリスムの父親、ユダヤ迫害に苦しみ孤独を背負い復讐に向かうがその復讐が無意味だと気づき生き
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ルチオ・フルチの 恐怖!黒猫(1980年製作の映画)

3.8

クリップ数1、わたしだけ笑
マーク数1、誰か。

という訳で恐怖!黒猫ですよ。まんまタイトルの通り。
ザクっというと村人と仲良くできない老人が村人を憎み黒猫に魂を移し殺すという。しかしそのうち主導権は
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.5

大作の続きもの映画を3、1、2とかでやってしまう地上波とは違ってDUNE→リアリティのダンスという間違いない順序でやってくれた松竹さんに感謝。

ホドロフスキーという人物の思想、人柄、映画愛などをギュ
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サンタ・サングレ/聖なる血(1989年製作の映画)

4.3

かなり好きだった。これでホーリーホドロスフキーの準備は整った。

色々な禁忌に触れるものだと思う。フリークス達、妄想、トラウマ、宗教、欲望、愛、孤独。

スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー/純愛日記(1970年製作の映画)

4.0

アン•ソフィシーリンの溢れんばかりの可愛さとミニスカとタバコ

周りの体裁ばかり気にする両親、ナチュラルに過ごす両親
そんな親たちを持つ不釣り合いな2人の物語

おとぎ話みたい(2014年製作の映画)

4.7

12/15
朝起きて携帯を見ると
『山戸監督作品できるならみに行ってほしい』『山戸監督を感じてほしい』しまいには『映画代も電車代も出す!だから是非みに行ってほしい!』とのノイローゼになりそうなくらいの
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

5.0

12/14
Phoenix/1901を聞きながら。
車の所で一瞬使われてた、他の音楽も素晴らしい。
胸いっぱいになるとても染み入る素敵な映画。

1人の役者を年月かけて撮ったというだけで感動するのに、
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

みんな大好きデヴィッド•フィンチャーの新作だよー!勿論自分も好きで初日に行く予定は全くなかったのにネットでチケットを買ってたという。。。
それと同様アメージング!な作品。

『妻が失踪した、、』正直3
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ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

12/10わたしのニンフォマニアックが完結した。

vol1の記憶がしっかり残っていて良かった。続きそのものだけどvol2はもう完全に別物、病的だった。
喪失、裏切り、贖罪、報復、それ ら全てが詰まっ
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寄生獣(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

いやー!噂にたがわぬ面白さだった!!6才、スピヴェット、ニンフォマニアックvol2と絶対先に見ると決めていた3本を差し置いて染谷くん東出くんホイホイ感は否めないが、こちらも絶対行こうと決めていた。>>続きを読む

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.5

これは韓国社会の闇の部分であるなぁ。などと安易な一文では語れないそれほど問題の作品であると感じた。スコアの意味はどれだけ心に衝撃が走ったかに比例する。

2005年に実際あった事件、光州インファ学校と
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飢餓海峡(1965年製作の映画)

4.5

高倉健さん追悼式この三連休に絶対やるよ!と思って選んだのがこの作品。
一言、めちゃくちゃ面白いです!!笑えるとかじゃなくとてもシリアスで暗いけど映画的に高倉健さん追悼式だけど主演は三國連太郎なんですけ
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女っ気なし(2011年製作の映画)

4.6

映画館で2度見逃し今回のリバイバル放映でやっと観れた。
遭難者に続きこちら1時間くらいのシルヴァン本編。

ザクっとまとめると夏の間、親娘のバカンス用に部屋を貸してその親娘と関わり主人公シルヴァンが一
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遭難者(2009年製作の映画)

4.0

女っ気なしに続くシルヴァンシリーズプリクエル的な位置。

これを見ずしてシルヴァンの人当たりの良さ、過去、ずっと続くであろう孤独は感じ取れないだろう。女っ気なしと対にあってぜったい無くてはダメなわずか
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下女(1960年製作の映画)

4.5

虫女、死んでもいい経験、そして今回の締めくくり下女。この作品は前の2作と比べ全く違うテイストで仕上がっている。

女のドロドロした昼ドラさながらでありきたりなストーリーなのかも知れないが、モノクロの映
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

5.0

最高とか好き!!とかそんな言葉じゃ言い表せないそのくらい素晴らしい作品だった。
たまたま誘ってくれた友人にほんと感謝、監督のお話も聞けましたし。

子供の思春期、人と人との距離これは永遠のテーマだと思
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

4.2

やったねデッキが実家から送られてきたよ☻

ハルハートリー監督作品3作目、少ない鑑賞の中でも自分はシンプルメンが好きだったんだけど超えましたね。
十代少女マリアと三十代そこそこマシューとの不器用な距離
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ぼんとリンちゃん(2014年製作の映画)

5.0

アニメイト?とらのあな?アキバカフェ?オッケー朝飯前だ!!
ガチオタから見ると『キテるね』地元の友人達から見ると『オタクだね』の狭間に居るわたしは自分をプチオタと称している。(腐女子ではないあいにくB
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ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

この映画のように思ったこと感じたことを赤裸々に書きたい。そんな気持ちからネタバレOUT

冒頭暗闇のスクリーンからちょろちょろ流れる水の音、風がヒュウヒュウ通り抜ける音、ギシギシと軋む音こんなんされた
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荒野の千鳥足(1971年製作の映画)

4.2

40年を経て初日本公開のこの作品に敬意を込めてビール飲みながら書いてます。

お酒に溺れ依存し良いこと悪いことの境目が分からなくなりどんどん転落、破滅の道を歩むと同時に僕の夏休み大人バージョン的な映画
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

4.5

世の中は理不尽な事ばかり。子供にとって親の離婚もそれに同等。両親共に好きなら尚更ね。ハが同世代女子グサグサ映画だとしたらイカとクジラは孤独な幼少期を過ごしたであろう人達と不器用な人間へ贈るグサグサ映画>>続きを読む

プロミスト・ランド(2012年製作の映画)

4.3

見逃すかと思った。

『グッドウィルハンティング』『ジェリー』マット•デイモン×ガス•ヴァン•サントの間違いなしコンビ新作映画(今回はアフレック兄弟携わらず)

いつも若者に焦点を当てた作品が多いと感
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悪魔の墓場(1974年製作の映画)

4.0

ちょうど夜になりかける夕方頃に鑑賞。相乗効果で良い雰囲気。
前から見たかった作品で最寄りのレンタルショップにあって見つけた時小さく叫んだ。やるじゃん最寄り。

イタリア×スペイン合作のゾンビ映画、かな
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.5

ねむっ!!しかしこの想いが持続していて色んな事を忘れないうちに(自分は短期記憶型人間)
いやぁ面白かった!!サイモン・ペグ×ニック・フロスト×エドガー・ライト作品大好きオタクの二人にストーリーや人物背
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追悼のざわめき(1988年製作の映画)

3.8

当時の白黒のフィルムにひしめくタブーや欲望、触れてはいけないものを次々に見せられた気がした。3,8とかつけてるけど実際この映画に点数なんて存在しないんじゃないか存在してはいけないんじゃないかとも思う。>>続きを読む

恋愛睡眠のすすめ(2006年製作の映画)

4.0

やっぱりミシェル•ゴンドリー好きだわぁ。MV出身だからアーティスティックなのは勿論。あの不可思議で可愛い世界観。アニメのようなまさしく『夢』のような感覚。

現実、夢の中、脳内(空想)主人公ステファン
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バード★シット(1970年製作の映画)

4.5

バードシットて見たことある?変な映画なんだけどきっと絶対好きだよ。友人に言われた一言、そして調べるとバッド•コートじゃん!てなった。観たらやっぱり好きだった!!

ハロルドとブルースター2つとも生きる
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.5

初日に行ってまいりました。モノクロに映えるピンクのカラー。はんぱなわたしで生きていく、27歳という謳い文句。このフライヤーを観た時に一目惚れ。またこれも見る前から好きで見てからもっと大好きな作品の一つ>>続きを読む

TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

まず、出てる人豪華すぎる!!!テラスハウスのてっちゃんまで冒頭出てるじゃないですか!それにまさかの佐藤隆太も居るし。←ラッキーだったな。

全編ラップで進んでくこの映画の案内人は死んだ目が魅力的で怠惰
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