あっこさんの映画レビュー・感想・評価

あっこ

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キングスマン(2015年製作の映画)

4.6

M:Iが公開され、年末には007の新作もお目見え予定。そんなスパイ映画イヤーにふさわしい、新感覚のスパイムービーです。スジもいいし、小道具もスパイスがきいてました。ただ、後半の演出は好き嫌いがハッキリ>>続きを読む

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

4.3

読んでから見るか。
見てから読むか。
原作ものはいつも悩みます。
今回は読まずに、事前知識は「巨人対人間」という超基本設定だけで挑みました。

そんな進撃ビギナーの意見としては「面白い!」。
エンドロ
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.5

1作目を見ていなかったので、所々置いてけぼり感がありました。んー、面白さ30%減かも。ただ、映像はすごい! どうやって撮ってるんだろ、想像もつかない。個人的にはトニー・スタークのTシャツに釘付けでした>>続きを読む

アリスのままで(2014年製作の映画)

3.5

遺伝する家族性アルツハイマー認知症があることを初めて知った。記憶を失っていくという恐怖はいかほどのものだろう。ジュリアン・ムーアの演技はさすがの一言。

きみはいい子(2014年製作の映画)

3.9

「そこのみて~」はまだ見ていないので、初の呉監督作品。三つのストーリーがうまく絡まっていくところが見ていて気持ちいい(軽いテーマではないのだけど)。高良健吾のダメ教師っぷりがいい感じで、優しさに満ちた>>続きを読む

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

4.2

ポツダム宣言から玉音放送までの数日間を舞台に、政府、皇室、軍部の緊迫した内情を描いてます。内容が濃く、見応えがあって時間を忘れてしまいました。あまり語られることのない歴史の裏側を見せてくれます。登場人>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

4.2

衝撃。ただただ衝撃。これまでの戦争映画とは、一線を画す作品だった。

グローリー/明日への行進(2014年製作の映画)

4.0

黒人の選挙権を求めて闘ったキング牧師。米国史を不勉強なので若干戸惑うことはあったけど、最後までひきつけられた。18歳選挙権が可決された今だからこそ、多くの人に見てもらいたい。

愛を積むひと(2015年製作の映画)

4.2

佐藤浩市×樋口可南子の夫婦役が素晴らしい。穏やかな風景の中、穏やかに話が進んでいきます。自分が死んだ後の夫を気に掛けて手紙を残す妻。その内容は温かい愛情に満ちて、でも、押し付けがましくなく、胸を打ちま>>続きを読む

新宿スワン(2015年製作の映画)

3.8

園子温監督が初めて他人の脚本で映画作り。そのためか、お得意のエログロはかなり影を潜めています。本作を見た後に原作漫画を読みました。カラーはしっかり踏襲しつつ、オリジナリティーを出してる、そんな印象です>>続きを読む

ゲキ×シネ「蒼の乱」(2015年製作の映画)

4.1

「演劇はナマで見るもの」と思っていたけど、「スクリーンでも見るもの」と思わせてくれる作品、それがゲキ×シネ。天海祐希の魅力を余すことなく堪能できます。平幹二朗、さすがだなぁ。彼が登場してから空気が変わ>>続きを読む

ビリギャル(2015年製作の映画)

4.5

ハウツーものかと思いきや、グッとくる家族の物語だった。ストーリー(結末)は分かっているのに、最後までハラハラさせられて、見事に泣かされました。オール世代が楽しめる作品です。
土井監督は「愛してるといっ
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

4.0

展開が早く言葉が難しい箇所も多々あるので、最初はついていくのでいっぱいいっぱい。でも、この作品はそこがいいのかも。親切に「あれはああいう意味」「これはこういう意味」と説明くさくなると話が締まらなくなり>>続きを読む

寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

4.3

前編は勧善懲悪の分かりやすい展開でしたが、完結編は人間の本質や母性、恋愛など、いろいろなテーマが描かれています。そして、VFXもパワーアップしているような気が。細かい音がリアリティーを増幅させています>>続きを読む

王妃の館(2015年製作の映画)

2.9

浅田次郎小説の魅力は、登場人物のキャラ(と個人的に思ってる)。それを2時間という短い尺に全て投影するのは至難の業なのですね。コメディーというにも、ちょっと苦しいかも。その中で、中村倫也が良かった。これ>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.5

予告編でシビレて、本編で100倍シビレた!息つく暇もないストーリー展開に、容赦なく押し寄せてくるドラムサウンド、そして圧巻のクライマックス!息苦しくも、体の中から力が湧いてくる作品です。これを20代の>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.0

グザヴィエ・ドラン監督は1989年生まれ。日本でいうと、なんと平成生まれ! 話題になっている1:1スクリーンをはじめ、若い才能が大爆発したような作品でした。激しくて穏やかで刺激的な138分を劇場のど真>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.5

文句なく面白い!変わり者の天才を演じさせるとカンバーバッチの右に出る者はいないね。暗号の解読とは違った面を描くことによって物語に深みが出てたと思う。いやぁ、良かった。

妻への家路(2014年製作の映画)

3.8

何年ぶりだろ、中国映画を見るの。切なさの中にも、主人公二人の幸せが見える(と思いたい)作品。重いテーマなのにぐっと引き込まれるのは、さすがチャン・イーモウ監督。演技はさることながら、美術が素晴らしいで>>続きを読む

風に立つライオン(2015年製作の映画)

4.0

普通の作品だなぁと思ったら後半30分にやられました。あのエンディングはズルいよ‥‥三池監督。海外医療とへき地医療の現実を知れるだけでも意義がある作品です。それと大沢たかおの医者は鉄板だね。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

撮影は評判通りの素晴らしさ。オープニングもかっこいいし、ドラムサウンドも新鮮です。でも評価や解釈が割れるだろうなあ、これは。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

予告編を見て期待度MAXだったにも関わらず、それを裏切らない秀作! 主人公の二人が出会うとこなんて最高です。音楽好きはぜひ見てもらいたい。名曲の数々に体が自然と揺れます。これはサウンドに聞き惚れるため>>続きを読む

トラッシュ!-この街が輝く日まで-(2014年製作の映画)

4.2

生命力と躍動感がスクリーンからがんがんに伝わってきます。キービジュアルから想像できないけど、結構ミステリアスな展開。グッと胸に押し迫ってくる作品でした。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

飯テロ映画の海外版。テンポのよいストーリー展開と陽気な音楽で、サクサクッと楽しく見れました。飲食関係の人にぜひ見てもらいたいな。有名な監督が主演なので、サブキャラが豪華なのも見どころです。

ジヌよさらば かむろば村へ(2015年製作の映画)

4.5

笑った、笑った。映画でこんなに笑ったの久しぶりというぐらい。大人計画ファンというゲタを脱いでもお釣りがくるぐらいの傑作でした。ヒットしてほしいなあ。

幕が上がる(2015年製作の映画)

3.5

ももクロが本気で演技に挑戦。時おり、クサッ!と感じるシーンはあるものの、彼女たちの一生懸命さがひしひしと伝わってきましまた。個人的にはムロツヨシの小芝居に感服! あと、キャスティングの無駄遣いがすごい>>続きを読む

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.0

主要キャストを12年間にわたって撮り続けた化け物のような映画! 作品自体がまるでドキュメンタリーのようで、進行していくうちに成長を見守る親の気持ちになっていきました。姉のサマンサ役の子「肝がすわってる>>続きを読む

滝を見にいく(2014年製作の映画)

4.1

やっと地元でも公開!ポスタービジュアルまんまのおばちゃん7人が遭難するお話です。中盤からぐんぐん加速する痛快な仕上がりでした。ほぼ素人さん&低予算(恐らく)なのに、きっちり見せるところはさすが沖田監督>>続きを読む

イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

3.7

がっつりミュージカルだったので、ストーリーを追うのが大変だった。歌も聞かなくちゃいけないし、進行も把握しなくちゃいけないし…。不完全燃焼だったのは、これ系が苦手だからなのか。歌は抜群にうまいので、ミュ>>続きを読む

ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

4.2

ファンタジーの印象が強いティム•バートンが、久々に挑んだ実話。最初から最後まで約100分、しっかり引き込まれました。主演二人の演技が素晴らしい!クリストフ•ヴァルツが、劇団新感線のはしもとじゅんに見え>>続きを読む

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

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あぁ、淡々と進むストーリーに眠気が…。スコアは再見してからで(´・ω・`)

くちびるに歌を(2015年製作の映画)

4.5

どストライク!こういうの本当に弱いんです。既視感ストーリーかもしれないけど、それを超えるぐらい子どもたちの演技と歌声が素晴らしい。そして、それを包む大人たちと長崎の穏やかな風景。自分の中学生時代とシン>>続きを読む

娚の一生(2015年製作の映画)

3.2

「おとこのいっしょう」と読みます。トヨエツのフェロモンが半端ないです。一言で表すなら、変化球の恋愛ストーリーかな。見終わった後「アレは結局何だったの?」と疑問が残るシーンがあり、もう少し短くできたのか>>続きを読む

悼む人(2015年製作の映画)

3.7

「死」というシリアスなテーマを堤幸彦監督がどう描くのか。まずそこが一番興味深かった(そこの感想はネタバレにも通じそうなので自重)。全体的にはストーリー展開よりキャストの演技に目がいってしまった。特に大>>続きを読む

深夜食堂(2015年製作の映画)

4.0

小林薫が渋い! そして登場人物がみんな魅力的。今年一本目にふさわしい心温まる作品でした。huluでドラマ版を見よーっと。

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

4.0

全米公開されたのでレビュー解禁!コテコテのミュージカルかと思いきや、いい意味で裏切られたー。キャストもストーリーも音楽も◎。ありきたりな感想だけど、笑って泣ける良作でした。どの世代にも受け入れられるは>>続きを読む

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