かなさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

かな

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ドラえもん のび太とアニマル惑星(1990年製作の映画)

3.0

懐かしさMAX(笑)ちゃんと見たのは初めてだったから、こんな話だったのかとびっくり。昔のアニメって、教育的要素やメッセージ性の強いものが多いから、結構好き。その正誤が云々ってよりもそういった問題に興味>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.0

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文句言いながら見てた作品(笑)終わりが良かったから評価は3。

まずあの典型的すぎるヒッピー感に加えて、周りの反発への反動か、世間を見下すような姿勢が気に食わなかった(笑)
結局お父さんが好き!みたい
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.6

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期待値が高すぎただけに、少しだけがっかり感のあった作品(笑)想像よりもファンタジー感が強かった。

舞台は冷戦期。話すことのできない主人公イライザは、隣人のゲイの男性と薄暗い部屋で暮らす。毎日の決まり
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.5

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私の青春のバイブル、綿矢りさ先生原作の「勝手にふるえてろ」、最高の映像化でした。綿矢りさの持ち味である、小気味いいリズミカルなモノローグを見事に再現し、そしてそれを映像へと昇華した。綿矢りさの小説の良>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.8

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お母さんのファンキーな言葉遣いが印象的な映画館の予告を見てずっと気になっていて、やっと鑑賞できた作品。ラストの、いい意味での、切れ味の悪さが、感想をまとめるのを難しくする(笑)総じて言えば、とても人間>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

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少し前に映画館で見て、でもすぐには感想というものがまとまらなかったので、今更投稿。この映画を自分の中でどう落とし込めばいいのかについて議論してみた、なんとなくこんな感じなんだろうか?っていうのを書いて>>続きを読む

ユメ十夜(2007年製作の映画)

1.5

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暇で見てみたけど、まさに監督のオナニー映画(笑)ホラー苦手だからより無理だった。頑張ったけど、第五夜で断念。夏目漱石の夢十夜が好きだからみたのに、解釈の乖離が酷すぎて見ていられなかった〜(笑)特に、第>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.8

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感想を書き忘れていた。
本当に心の底から感動した作品。もう一度見たいとは到底思えない重さだったが、これは全人類が鑑賞すべき映画だと思う。
戦争のアニメで真っ先に頭に思い浮かぶのは、火垂るの墓。火垂るの
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.6

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結構前に見たからしっかりした感想は書けないけど、面白かった!
不思議な世界観でなんのジャンルに振り分ければ良いのか分からない。SFというよりは、ミステリー仕立てで、SFの派手などんちゃん騒ぎ映画が苦手
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

2.5

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アニメの二番煎じ。
山崎賢人と賀来賢人と橋本環奈の演技には笑えて面白かったけどまだ、実写には無理がありすぎる。橋本環奈可愛すぎたけど(笑)
映像やセットもちゃちいし、なんだこれ?って感じ。大人しくアニ
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いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

3.5

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具合悪いまま映画館で見て途中30分くらい寝てたからちょっとよくわからなかったけど、総じて面白かった(笑)声出して笑っちゃった(笑)ああやって1つの分野に突き抜けてるってかっこいいなーって。
三部作らし
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.7

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面白い!
離縁したい女たちを救う東慶寺が舞台のお話。あとあと調べて、ここが実在するお寺だってことを知り、今度実際に行ってみようと思う。
駆け込む女たちは皆、どうしようもなく不幸な女ばかり。それでも2年
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超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

3.0

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相変わらず面白い(笑)
領民のために奔走する殿様たちはかっこいいね!!

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.4

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全体的に、面白かったと思う。

公開当初に見ていたらもっと衝撃や驚きがあったかもしれないけど、今やホームスピーカーで会話できちゃったりするので、感情を持っていたり、進化を続けるAIが登場するのもそう遠
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ルーム(2015年製作の映画)

3.5

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衝撃的な話。十年近く監禁され、その間に子供を身ごもり、子供を育て、そして一緒に脱走する。そして、その後。

一番おもしろいと思った点は、目線が子どもであったこと。部屋から出たことがないから、他に人間が
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.5

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評判が物凄くいいから期待値が高かっただけに少しがっかりした。
見た後に色々と議論して思ったのは、これはビジネスのサクセスストーリーとして、男の物語として、楽しむのが正しいってこと。
容姿にコンプレック
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.6

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バードランドで下したチェットの決断。彼ほど音楽に魂を売ったミュージシャンはいたのだろうか。それでも、やっぱり、ジェーンの涙には心を締め付けられる。あの音楽を、あの歌を、あの仕草を見て、ジェーンはわかっ>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.5

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面白い(笑)めちゃ笑った(笑)
こんなに笑える映画だとは思っていなかった(笑)

ただ喋るだけの青春、ってパッケージに書いてあったけど、なるほどと思った。
途中、ウツミが、「汗かきながら走り回らんとい
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キャロル(2015年製作の映画)

3.7

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レビューやブログを見て理解が深まった。いい映画だったな。強い女性、憧れる。

キャロルは本当にかっこいい女性。なぜバージと結婚したのかは謎だったけど、50年代という、女性の権利が認められている時代でも
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

2.3

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ジブリ出身の米林監督(スタジオポノック)の初長編作品ということで、かなり期待していただけに、ちょっとがっかりというのが正直な感想。

まず、映像美という観点からは素晴らしいと思った。ジブリの世界観を織
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日の名残り(1993年製作の映画)

3.8

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レビューを見て、これがカズオ・イシグロが原作だと知った。

最後まで見てこそ、良い映画だったとわかる。柔和な余韻が残る、ラブストーリー、というと違和感があるかもしれない、純愛の物語。どのような映画かよ
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ロボジー(2011年製作の映画)

2.9

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木村電機という家電メーカーのロボット開発部で働く、冴えない三人組の小さな嘘から始まる大騒動。
まず主人公のおじいさん、鈴木さんのお爺さんの演技が素晴らしい。どこにでもいる、ふつうにお爺さん。仕草や動き
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ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!
声出して笑った映画は久しぶり。

まず松田龍平の演技の味わい深さったらない。1つ1つの表情が、彼にしかできないコミカルさを演出している。「ゆきお〜」の声がまだ頭に残る(笑)立ち姿から寝癖
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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

視点が面白かった。
老いゆくサッチャーの苛立ちと後悔と過去への憧憬を回想形式で描いている。ただ人生を追って描くありふれた伝記ではなく、一人の女として、家庭を持った母であり妻としても生きた政治家マーガレ
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疾風ロンド(2016年製作の映画)

3.3

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面白かった!
重い内容をコミカルに描いていて、見やすい。
阿部寛が良い味を出している。
1つの事件を軸に、いろんな人のいろんな気持ちが動いていく、軽快で爽快なお話。
特に、阿部寛親子の物語が良かった。
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

2.3

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可もなく不可もなく。
一番評価できる点は終わり方だった。
高橋一生の表情が、観る側に余韻を持たせる絶妙な表情で、またあそこで終わらせたのが良かった。
ただ内容としては凡庸。衝撃的な真実が隠されているの
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

親のエゴ。ふつうに育てるって本当に難しい。当人たちの希望と、外側から見たときの最良の決定が、必ずしも一致するとは限らない。結局のところ人の幸せを他が決めることはできない。何事を論ずるときにも、それを思>>続きを読む

お父さんと伊藤さん(2015年製作の映画)

3.4

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お父さんと伊藤さん

一家族に焦点を当てた話だけど、社会問題というか、高齢者の扱い方について、デリケートなところを見やすい形に納めてて、良い映画だなと思った。
伊藤さんはとっても不思議な人。結局のとこ
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孤独のススメ(2013年製作の映画)

2.6

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とってもシュールな映画だった(笑)
ちょっと自分には難解でよくわからなかったけど、
キリスト教に支配された古臭い伝統社会への皮肉をこめながら、無償の愛や本当に大切なものについて奇妙な出会いを通して気づ
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

誘われたから行ってみたけど、半分は寝た。スターウォーズシリーズほとんど見てないのもあるし、寝不足もあったけど、ゆうてそんなに面白くなかった!スターウォーズシリーズゆうほどでもない(笑)

パッチギ!(2004年製作の映画)

4.2

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とても良い映画。ただのラブコメ、ヤンキー映画じゃない。第二次大戦後の冷戦期が舞台の映画だけど、今の、不信に煽られ無闇矢鱈に他を排除しようとする愚かな人間の性質というスケールの大きいテーマを、ポップでコ>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.5

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ごく写実的で現実に忠実な綺麗な絵の中に、ファンタジーを残す新海さんの絵は本当に素敵!背景の描き方全てが素敵だったなぁ〜。
話はありきたりなラブストーリー。シンプルだからこそ、新海さんの言葉のセンスが光
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