ヘラルドスクエアさんの映画レビュー・感想・評価

ヘラルドスクエア

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緑はるかに(1955年製作の映画)

3.0

みなしご、チビ、デブ、ノッポ
今ならコンプラ的にアウトなワードと、日本人が避けて通ってきた戦災の悲壮感をてんこ盛りにしたファミリー映画。

『オズの魔法使い』と決定的に違うのは、この湿り気だと思います
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ウェディング・ベルを鳴らせ!(2007年製作の映画)

5.0

Happy End

とにかく凄すぎて圧倒されるだけ。
『オン・ザ・ミルキー・ロード』と双璧です。

罪人たち(2025年製作の映画)

3.4

映画が優れているのは、
対立を描きながら「混ざっていること」を隠していない点だと思います。
完全な二項対立にしない。
そこが浅い政治映画と違うところかな。

アイリッシュがリバーダンスを踊りながら、カ
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しなの川(1973年製作の映画)

3.3

この作品はまさに時代のあだ花。

1972年は
モーレツ
ポルノ
ハレンチ
の時代。

日活ロマンポルノ
東映女番長シリーズ

その真っ只中で、欲望の可視化装置として由美かおるさんが果たした役割はとて
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夢千代日記(1985年製作の映画)

3.0

社会派浦山桐郎監督の遺作群像劇。
吉永小百合さんの当たり役で、確かに夢千代は美しいです。
脚本にいまいちキレがないのは、トラブルのせいなのかな。
当時NHK版と比較され、評判が悪かったのも納得。

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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

2.7

ファミリー映画として、子供たちと見たとしたら、最高の一作。

トム・ハンクスさんは、善人も悪人も難なく演じてしまう。
あまりにも上手すぎて、だからこそ評価が分かれちゃう。
主人公は緊急事態の病院から強
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ロックンロール・ハイスクール(1979年製作の映画)

3.1

学校を爆破してみたい。
ロジャー・コーマンてホントくだらない!
90分もよく持たせたな。
そこは見習うべきだと思う。

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.8

すべてのグルメ映画、グルメドラマのアンチとして、ほぼ完璧な作品。
これを映像にしっかり残したことに感謝したいです。

食の意味をこれほど考えさせられることはないです。
グルメって何か、ミシュランの星と
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.2

雨の中降り立ったとある駅に、傘を持ったすずちゃんが迎えに来てくれたら…。
この初対面!
そりゃ、テンション爆上がりだろ。

そんで家に着いた途端、自分のためだけに丼もの(ポトラッチ丼)を料理してくれる
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ゆきてかへらぬ(2025年製作の映画)

3.3

これは、かなりいい。
三角関係が哲学になってます。
小林秀雄の分析と中也のデカダンが…。

と、ここで強い女性・長谷川泰子なんだけどぉ〜
広瀬すずさんが、まったくのミスキャスト。
ここをミスったら何も
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.4

ジャズ感漂う洒脱なコメディ。
ウディ アレン作品ほどの胃もたれがないのに、しっかり世のインテリどもをこけにしています。
原作は『バックルベリーフィン』の”ジム”から派生した新刊『ジェームズ』(ピュリッ
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スペースクライングフリーセックス(2022年製作の映画)

3.2

やっぱりいい。
こんなことができるんだね〜。
1作目からちゃんと見ないと意味がわからなくなります。
本作はついに地球規模でオルガ星人と戦いますが、あの『ミッド サマー』も凌駕する北欧神話な風景が、明る
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REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

4.2

血みどろでも美しい。
激しくてスタイリッシュ。
まぁただのアクションスリラーとして見るのはもったいないです。

コラリーファルジャ監督の理論武装によるポストフェミニズム的アップデートは止まらない。
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.3

ドライな感覚がとてもスッキリします。
内田けんじワールド。

犯罪 × 群像 × カオス × 笑い
『ロック ストック トゥー スモーキング バレルズ』みたいとはちと言い過ぎかな。
ガイ リッチー的な
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

2.2

各方面のあまりの高評価に、自分の感覚がおかしいのか、それとも何かを見逃しているかもしれないと公開以来の再視聴で確認してみました。
それでもやはり、わたしには響いてきませんでした。
どうしてなのか、少し
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PARKS パークス(2016年製作の映画)

2.8

キラキラが溢れてる。
橋本愛さん永野芽郁さんが眩しいです。
意外にラビリンスな作品。

もー井の頭公園というだけでエモい。
住みたい街1位定期の吉祥寺の街もちゃんと撮れてます。
成蹊大学のぐだぐだな学
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銀座の恋の物語(1962年製作の映画)

3.3

今となってはメロドラマの古典。
昭和100年映画祭に堂々の選出というので、久しぶりに鑑賞しました。
やっぱり盛り上がりますね。
裕次郎さんルリ子さんの日活ゴールデンコンビ。
プロデュースはターキー定期
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ジャズ大名(1986年製作の映画)

3.6

熱い狂乱のジャズでトリップする映画。
岡本喜八監督の狂気が最高地点に達しました。
鬼才と呼ぶにふさわしい作品。
ニューオリンズジャズの草創期が、日本の幕末期の”ええじゃないか”など、はちゃめちゃな世界
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セブンガールズ(2018年製作の映画)

2.6

舞台の迫力はない。
たくましく生きた女性たち、を描きたかったのかな…。
それはほとんど伝わってきませんでしたが。

演劇公演のオリジナルキャストでの映画化だからなのか、演出演技はまるで舞台のそれ。
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男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973年製作の映画)

5.0

浅丘ルリ子さんを、監督が消極的ながらもマドンナに抜擢したのがすべての始まりです。

古くは『愛妻物語』の作家と菊子、『夫婦善哉』の柳吉と蝶子、『君の名は』の春樹と真智子、『浮草』の駒十郎とすみ子、『蘇
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グリーンブック(2018年製作の映画)

1.6

21世紀に及んで、この映画の意味とは。
差別の再生産なのでは。

感動!名作!との声がある一方、21世紀の現在にゾンビのように出現した本作に対して、示唆に富む批判があることに目を背けてはならないと思い
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ショーイング・アップ(2022年製作の映画)

4.0

すばらしい映画でした。
多くを語らず、大切なことをユーモラスに語っています。
ケリー ライカート監督の視線は研ぎ澄まされています。
中心となる2人の女性アーティスト役の息のあった演技に注目です。
オレ
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海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

3.8

大林宣彦監督の遺作にして集大成。
とても優しくて強い映画。
反戦三部作(『この空の花』『野のなななのか』『海辺の映画館』)の完結です。

作品はいくつかのパートに分けて語られます。
その一つでメインと
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.0

パリを彷徨うジャンヌ モローさんが最高に画になります。そこにマイルスさんのトランペットが重なる。
このシーンのラッシュを見ながらアドリブで演奏を付けたとは圧巻です。
疑惑と嫉妬で放浪する前半が最高にイ
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はなれ瞽女おりん(1977年製作の映画)

4.1

RIP篠田正浩監督
覚悟が伝わる孤高の作品です。

見るべき日本映画とはこれ。
かなりの完成度です。
北陸の自然を崇高に映し出しています。
俳優は文句なしの最高クラス。
日本の宝岩下志麻さんをはじめ、
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放課後アングラーライフ(2023年製作の映画)

3.4

キラキラな映画。
『アルプススタンド…』以来の城定監督のフルJKものだけあって、輝きはハンパないです。
JK版釣りバカ日誌。
4人のキャラがそれぞれ立っていて最高でした。
いいな青春。
学校屋上、青い
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コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー(2022年製作の映画)

3.8

映画はテンポよく、まったく飽きさせず面白くできています。
シガニー”リプリー”ウィーバーさんが画面を引き締めています。
1969年のファッションと音楽がいいですね。
ヴェルヴェット アンダーグラウンド
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.0

期待はそれほどなかったので、意外に面白かったです。
痛快娯楽時代劇!とはいかないところがいいんだと思います、多分。
殺陣師の話なんですね〜。
役者さんはみなさん顔がいいです。
それだけでもポイント高い
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殺人狂時代(1967年製作の映画)

3.3

鬼才岡本喜八監督が数々の試行を極めている作品。
監督の思想的連作のピークはこの作品と『肉弾』の2作だといえます。
奇妙奇天烈な世界観の重喜劇。
社会制度、暴力、戦争をスラプスティックな笑いによって解体
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サザエさん(1956年製作の映画)

2.9

12月公開でクリスマスとジャズ。
サザエさんちは二階建て設定。

50年代にここまで明るいコメディに徹した作品は珍しい。
江利チエミさんのキャラクターに依るところが大きいです。
この人物造形は大ウケし
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ザ・ヒューマンズ(2021年製作の映画)

3.0

こういう会話劇は好きです。
ダウンタウンのチャイナタウンの一室。
1階は中華料理店や雑貨店が入ってる、築100年は経っているマンション。
内部が詳細に伝わってきます。

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

5.0

一日一善。

真夏。
暑いからも〜無理!無理!無理!
だから無性に破壊したくなったり。
暴動のトリガーにさほどの理由はいらない。

”アメリカ人”は国籍とそれに基づくアイデンティティとしては機能してい
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乾杯!ごきげん野郎(1961年製作の映画)

2.6

確かにごきげんな映画。
瀬川昌治監督の軽快なコメディセンスが明るくていいです。
時代は高度成長期前期真っ只中。
上昇志向しかかたん、とばかりに四人組(実はデュークエイセス)がコーラスで上京し世に出よう
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読まれなかった小説(2018年製作の映画)

4.0

とても深い作品です。
哲学的な高みへと、重層的に物語を紡いでいます。
『雪の轍』よりずっと平坦な作りで、より淡々としているのがこの映画の醍醐味にもなっています。
とにかくよく歩く。
街から村へ山道や荒
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ぽんこつ(1960年製作の映画)

3.7

瀬川昌治監督の初監督作品。
面白いです。
ラストカットまでハラハラしながら喜劇を楽しめます。
大ネタも小ネタも気が利いていて、瀬川監督の意気込みが伝わってきます。
佐久間良子さんは卒論を書かなきゃいけ
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