あさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

あ

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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.5

あたおか映画。
ちょっとしたギャグとか展開に思わず笑ってしまう。

メッセージみたいなものはあんまり読み取れなかった。

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.9

あらゆる展開にうっとなったりフォー!となったり、家で観てて良かったと思った。

成功することのために、自身のことも含めてあらゆるものを犠牲にしてしまうけど、
「いつも境界線が見えない」というセリフがと
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.3

勝手にふるえてろには及ばなかったが面白かったとは思う。
長く感じたのはテンポがあまり良くないせい??

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.6

事実ではあるけどまだまだ決して過去じゃないということ。
「トランプが大統領になるなんてありえない」という言葉も既に過去になりつつあるけど事実。

話の内容の割に重みがないみたいな感想を見かけたけどちょ
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.9

KPOPをただ楽しむだけじゃなく、隣国のこうゆう歴史もしっかり知っておきたいと思って観るシリーズ。
歴史が前後するけどKCIAもみないとね。

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.6

もうやめなよ〜〜〜とずっと言いながら観ていた。
「はちどり」の時にも感じたけど、中2は全世界共通で中2なのかもしれない。

お父さんと焚き火を囲むシーンのあたたかさが素晴らしくて、それまでが本当にズキ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.2

終盤のハイライトとも言える展開からずっと怖い怖い怖い怖いと思いながら観てた。

瓜二つの男=合わせ鏡のような世界でひとり浮いている朝子。
たどりつけない北海道。話が走り出すポイントになる仙台。海が見え
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

老いて追いやられる。それでも自分らしさを忘れずに、大きな自然に馴染むように、旅路を進む。
アメリカ的なものに飲み込まれた白人。でもキャンプサイトで働いている時に「あなたはアメリカ人だから」とお客に言わ
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タイニー・ファニチャー(2010年製作の映画)

4.0

大学卒業後の宙ぶらりんな、人生史上最高に「何者でもない」瞬間を、しかもデイリーなニューヨークの中で描く、その中で育った人しか描けない贅沢な一本だった。

これくらいの年頃が、自分が大事なものを大事にで
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

松坂桃李って本当にいい役者だよなと思える一本。

監督のモチーフ芸が今回は「枯葉」だったという後日談に簡単するばかり。
真実の養分や水分は抜き取られたあとの世界にしか、私たちは生きていないのかもしれな
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.5

尾野真知子×綾野剛の組み合わせに浮き立つ良作。磯村くんもとても良かった。

ヤクザと憲法を見なきゃなと思い出した。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.3

お姉さんが言う「普通がいちばん難しいのよ」というセリフがじめじめとこびりつく。

生まれながらの状況を変えたいという精神は階級のグラデーションがくだればくだるほど強くなっていくのかもしれないけれど、そ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

正しさだけでは生きていけない世の中で、幾度となくくじけながらも正しく生きようとした人の記録。

西川作品を見終わったあとにいつも感じるあの虚無感のなかで、私の周りにはあんなに優しくて自分を見捨てず愛し
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.3

後味のいい「ブルーバレンタイン」

共有できる事項の多さで運命を感じる時代はだいぶ前に置いてきちゃったなぁと観ながらに懐古していた。
登場人物の誰も好きにはなれないなと思ったけど、最終的には麦の気持ち
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レスラー(2008年製作の映画)

3.6

この最後のシーンどっかで観たことあるなと思ったらブラックスワンだった。同じ監督だしそうかそうか。

某サイトのお悩み相談で取り上げられて、その相談に映画で応えるというものなんだけど、りりこが勧めてくれ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

随分前に観たままになっていた。

ジョーとローリーの、その名前からして性別感が逆になった関係性が素敵だけど儚くって切なくてとても良かった。
フローレンス・ピューのほんのり豊かな体格がみずみずしさを表現
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.5

軽い気持ちで見始めたら涙腺が死んだ。公開当時映画館でバイトしててなんでこんなにお客は泣いてるんだろうと不思議に思ってたけど理由がわかった。
ビフォア浜辺美波という感じでふりふらの後に見たのも比較盤とし
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.6

もとは誰と悪くないのに少しの歪みで悪者になってしまう。しかもそれに気づかないまま。

誰にでも起こりうることだからこそ「怖い」と感じる作品なのでは。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.6

マブリー入門として拝見しました。マブリーかっこよかった。
ゾンビものはいろいろあるけどあの動きは世界標準なのでしょうか。

思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.8

浜辺美波史上最高の浜辺美波が見られるし北村匠海は前半の存在感が素晴らしい。特に予告でもあった口元に指を持ってきてしーっとする場面。心臓に悪い。

ふたりの強さに負けず福本莉子のフレッシュさと、作品内で
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.5

出だしのふたりのみょうちくりんなダンスからして最高だし下ネタでもFワード全開でも最高!なぜって卒業前夜を描くというアメリカの定型文的ムービーとして最新の視座を提供してくれたから!!
相手の多面性を見つ
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.7

アメリカ的なものに支配されながらそれをどうにかしようと生きる三人のティーン。爽やかすぎず、からりと仕上がった十代の終わりの話は夜明けに観るのにとっても心地いい作品だった。

愛がなんなのかなんてずっと
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透明人間(2019年製作の映画)

3.6

午前中に見てぐったりした、、
前書きも何も見ずに観た方が絶対楽しいです。
見えないけど気配を感じる怖さ。日本だとこういうのはホラーに転換されちゃうけど、こっちに持ってきたか!というのは現代アメリカっぽ
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はちどり(2018年製作の映画)

4.0

長編デビュー作とは思えない完成度。
中学2年生というのは万国共通で悩ましいお年頃なのかしら。
どうしようもない気持ちの吐口を「ばたばたする」ことで発散した気になる、というのは結構いろんな人がやってると
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.0

やっぱり『タクシー運転手』を観てから観れば良かったと反省。

単純にスパイものとしても面白いし、なんとなく肌で感じてる南北朝鮮の緊張感を思い浮かべれば、スリルもあるしリアリティもあるし最終的にはうっか
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37セカンズ(2019年製作の映画)

4.3

閉ざされていた自分の世界を強い気持ちととんでもない行動力でがしがしと切り拓いていくゆまちゃん。
一番の存在であるお母さん含め、周りの人がみんな優しい。しあわせな世界だなぁと思った。

もし自分が同じよ
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.8

彩度の高い、夢と魔法の王国の麓にある街の現実。

序盤に「TAKE SOME HOME」(合ってるか微妙)と描いてある壁画の足元で暑さをしのぐムーニーたちの存在との矛盾感。

最後絶望的すぎて泣けもし
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.5

展開のヘンテコさに終始唖然としていた。あまりにも荒唐無稽すぎて最終的には大笑いしてた。

英会話の先生に「あのラストどう思った?」って聞かれて「クレイジー」って言ったら「僕は泣いたよ」って言ってておぉ
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.9

佐藤泰志原作ものにおいて、「そこのみにて光り輝く」がオールタイムベスト級に好きなのもあって、他の監督がどう調理するのかどきどきしながら観た。

函館という街と作家の湿度感がしっかり出ていて、近年のアー
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.6

※コミックス読んだことないタイプの人間の感想です。

自分はブリー・ラーソンの顔がなんとなく苦手ということがわかった映画だった。
アベンジャーズ創世記だけど、乗り越えるべきが「過去」のみで、基本的に最
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

3.8

黒人社会と歴史、そして周辺のコミュニティ、はたまたキリスト教観についての知識がないと存分には楽しめない種類の映画かなと思った。
しっとりとした趣は前作ムーンライト同様楽しめた。