本田さんと吉沢さんが結ばれれば良かったのになぁ。予告編の印象からもっとポップなものを期待したのだが。同じ柚木原作の映画『私にふさわしいホテル』繋がりでのんが作家役で出演。しかしホタルイカなんて獲れると>>続きを読む
一期一会。登場人物2人きりの密室タクシー会話劇。カメラもさして動かず。役者の話術がひかる。ダコタ・ジョンソンの金髪に褐色の眉がセクシー。ショーン・ペンの枯れ具合も良し。
香港ノワールのような。日本とは思えないロケーション画像。乾いた寂寥感が支配していた。感情移入はリュウジにしてしまった(^^)。
たわいもないラブストーリーで軽やかに観られる。これでいいんだよ。主演のmiletはミュージシャンだそうだがなかなか演技も出来てた。おっさんふたり(桐谷健太と眞島秀和)がいい味。リメイク元のフランス映画>>続きを読む
日活ロマンポルノな味わい。あるいは石井隆の村木と名美の物語のよう。今だったら吉高由里子にやらせたい。ラストは、まぁお約束かな。前半が少し長く感じた。
橋が落ちビルが崩れる大がかりさといい、狭いラジオスタジオに緊迫感が走るさまは、日本のリメイク作品より数段上。人質となってしまう元妻のエピソードも効いている。なによりもラストの寂寥感に痺れた。放送人の業>>続きを読む
無意識に相手を見下し自覚にも欠ける主人公。たいして知識や知恵もないのにね。それでも決定的には嫌われない天分がある。彼の心の中をよく描いていたと思う。ビデオ屋の女性店長が魅力的だった。
端役にまでキャスティングに味わいがある。主演の水川かたまりは空気感が、幽霊役の正名僕蔵は粘質感に溢れている。何より唐田えりかがキュートでたまらない。むかしの灼由美子みたい。大爆笑はしないがクスリとさせ>>続きを読む
大味。阿部寛の滑舌が悪すぎる。アナウンサー設定じゃないから、まぁいいか。生放送の臨場感も乏しい。オリジナルの韓国映画『テロ、ライブ』が配信であるようだから見比べてみようかな。
阪神淡路震災はあまりエピソードに絡まない。そのあたりが残念だった。長回しの多用もリズムを壊していたように感じた。山中崇は良いね。港町育ちの灯ちゃんが成長する映画。
ルイス・クー(古天樂)とリッチー・レン(任賢齊)の姿形に魅せられた。いい歳の取り方したなぁ。ただ画面的には奥行きがなく平板。アクションも単調のきらい。もっとノワール色のあるものが好みかな。
関市の意欲は買うが劇場公開よりはYouTube配信のほうが適していたのではないかなぁ。話しとしては可もなく不可もなしで時間つぶし的には楽しめる。観光課の女子職員は良い味だった。岐阜県民だけど関は行った>>続きを読む
松たか子に魅せられた。可愛いおばさんをチャーミングに演じている。松村北斗もピュアな。靴下のエピソードは絶品だった。松たか子の役、他の女優には難しいがあえてなら新垣結衣かなとも。
子どものいない村。もっとおどろおどろしい秘密があるかと思ったのにな。駐在警官役の中山功太は味があった。彼にはちょっと注目だな。追っかけよう。’90年代邦画ファンとしては片岡礼子も嬉しい出演。ありがっさ>>続きを読む
長塚京三の存在感に尽きる。良くも悪くもそれだけ。瀧内公美は色っぽくてそそる。河合優実は本作に限らず何の魅力もないように思える役者だなぁ。
五篇のオムニバス。それぞれに味があって楽しい。会話劇の台詞がよく練られている。
のんの七変化を楽しむべき作品。全ては劇中劇。501号室でつむぎだされた物語。構成の妙。田中圭にもう一味欲しかったかな。
舞台劇の映像版を観ているようであった。ゲキシネみたいな感じ。ストーリーが平板で浅い。シンバの内面の成長も描かれていない。動物の表情が人間的すぎるのではないか。
シナリオライターを主人公にしているが、創作の喜びや苦しみがいまひとつ感じられなかった。印象的なセリフにも乏しい。残念。
アットホームムービー。たわいもなさに好感がもてる。保健所や安楽死についても触れていて涙腺が刺激された。ネコ派のわたしだか犬たちに癒されたワン。
ゲストハウスなる存在がピンと来なかった。各エピソードがぶつ切りで醸し出す一体感に乏しかったような。役者陣は味わいあったが。
特に勉強にはならないが、楽しい紙芝居の120分。永野芽郁のけなげさと仲里依紗のヘソだしスレンダー衣装がいい。山本耕史は脱げば良かった。血小板たちが超かわいい。娯楽作として及第満足。
透明感あふれる。ストーリーも演者もフィルムも。明日への光が見えてくる作品。
どこへも行けるわけではない閉じ込められた空間に見つけだす自由の謳歌。イマジネーションの羽ばたきを見よ。
そんなにうまく潜伏できるかな、そんなに簡単に死刑囚になるかな、などとご都合主義満載だが、全体的には見せる不思議な作品。楽しめた。
アートっぽいがシュールさが足りない。はぁ、そうですか、といった感。
三吉彩花がいい味を出していた。これから期待。各エピソードが独立していてぶつ切りのような。
出逢いと変化、そして別れと再生。王道のストーリー。途中のスキー場とボウリングのエピソードは少し中弛みしたかな。
ほのぼのとした小市民噺。’50年代の松竹作品のよう。理髪店のガラスにある「山本式」は帝国日本の山下五十六由来か。台中、いいなぁ。
「円」が実は閉鎖性を併せ持つことを見事に描いていた。蟻の描写も素晴らしい。ふたりの剛が絶妙。
「写真の業」がよく描かれている。楽曲の使い方も味わい深い。『地獄の黙示録』を彷彿とさせられた。
一般ロードショー向けにわかりやすくしたのかな。『アカルイミライ』と雰囲気は近いかも。ネットネタは希薄。
呉美保監督の抑制された演出が素晴らしい。港岳彦脚本にハズレなし。母親役の忍足亜希子も素敵。
舞台中継のよう。小道具も生きていない。スオミの本当の姿も炙り出して欲しかった。
小道具をちゃんと撮らないと伏線にならないのではないか?。スイカが唐突に(^^)。
やりたいことはわかるけど脚本と監督は別にするほうが良かったかな。あと躁鬱や双極性ではなくて分裂だと思いました。