赤一族さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

赤一族

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シークレット・パーティー(2012年製作の映画)

2.0

良く何かわからない映画。キアヌ・リーブス主演で、思わせ振りなタイトルなのだが。最初から最後まで、淡々と物語は進み、退屈だなぁと思って見てるうちに終わる。

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.8

冒頭から、素晴らしいアクションシーンの連続で釘付けになる。岡田准一は素晴らしい演技だし、脇を固める佐藤二朗や木村文乃との掛け合いも良い。ストーリーに今一つ納得感がないのと、ヒロイン及び悪役が個人的には>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

3.8

豪華役者陣が揃い、素晴らしい演技で引き込まれていく、中でも宮崎あおいの演技が断トツに光って見えた。自分の力では、どうしようもない理不尽な事や、大切な人を信じる事ができない己への怒りを描いた映画である。>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

3.6

見ていて気分が悪くなるほどの悪人ぶりをリリーフランキーとピエール瀧が見事に演じている。この二人と対峙する山田孝之の演技も素晴らしい。物語としても面白い。悪事と並行して進む、主人公の日常生活のくだりの2>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.8

面白いと思う。アクションの素晴らしさは勿論の事、コミカルな場面とのバランスが優れている。読んだ事がないが、原作の設定が絶妙なのだろう。本当はもっと高い評価にしても良いのかなぁとは思ったものの、邦画にあ>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

あっという間に終わり、もう終わってしまったの?っていうのが第一の感想。それほど没頭していたってことだろう。面白いというより、怖い。あまり例をみない痴呆老人側からの作り方をしていて、痴呆を理解する一助に>>続きを読む

ラブレス(2017年製作の映画)

3.5

ロシアの町を舞台にした映画。離婚を前にした夫婦がエゴを剥き出しにする様を見てしまった子供は失踪。母親の母性のなさ、ヒステリックな性格が誇張されているが父親も父親で小心、且つ欲望に満ちた利己主義者である>>続きを読む

アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年製作の映画)

3.8

戦争犯罪人のナチス残党を執念深く追う検事総長の物語。物語は、単純ではなく、様々な妨害に合う。その中で人間の性的な志向、LGBTも取り上げていて、多角的な問題に踏み込んでいる点が特徴である。ただ、尺が短>>続きを読む

タイム・トゥ・ラン(2015年製作の映画)

3.8

娘の手術代を稼ぐためカジノの従業員がボスを裏切り強盗を働くというストーリー。カジノを仕切るマフィアから逃げる為、バスジャックを行い、大半のシーンはバス内での出来事となる。短めの作品なので主人公のキャラ>>続きを読む

天空の蜂(2015年製作の映画)

3.8

原子力発電所を狙ったテロを扱った作品。江口洋介、本木雅弘等合格俳優陣で安心感あり。前半は子供の救出、後半はヘリコプターの衝突回避を中心に据え、最後まで飽きさせない展開。原子力という重いテーマをエンター>>続きを読む

オオカミは嘘をつく(2013年製作の映画)

3.3

グロいシーンが満載なので、それが苦手な方は避けた方が良い作品。少女を殺した容疑者に執拗に迫る刑事と被害者の父親が狂気に走っていく。過激になる理由が全く語られていないので、違和感が満載なのであるが、過激>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.5

二人の私立探偵のコンビで事件を解決する良くあるパターンの作品。コメディーの要素も満載していてアクションもそれなり。可もなく不可もなく、楽しめるハリウッドの典型的な作品だと思う。他の作品と違いを出すため>>続きを読む

パラダイス・ナウ(2005年製作の映画)

3.2

イスラエル占領下にあるパレスチナ人が自爆テロを起こそうとする作品。作品は殺戮シーン等派手なシーンは一切出てこない。俳優の演技で心の葛藤を描いている作品。尺が短いせいか、二転三転する心境の変化に深みや説>>続きを読む

みかんの丘(2013年製作の映画)

4.0

アブハジア紛争中の物語。エストニア人が傷ついた二人の敵対する兵士を看病し、徐々に回復していく過程での出来事を描いた作品。地味で短めの作品だが内容は非常に濃い。人間同士が殺し合うバカバカしさを取り上げた>>続きを読む

セールスマン(2016年製作の映画)

3.0

イラン映画。奥さんが何者かに襲われて旦那さんが犯人探しをする作品。俳優の演技力で見せる映画であり、脚本他が優れているとは思えない。奥さんの犯人に対する感情や、犯人のキャラに全く納得感がなく、ラストも曖>>続きを読む

ルーム(2015年製作の映画)

4.0

監禁されていた親子の脱出劇、そして、その後を描いた作品。スリリングな展開で、飽きさせない。主人公の母親、そのボーイフレンドが暖かく、残酷な物語の救いとなっている。なによりも子役の演技が素晴らしく、作品>>続きを読む

バベル(2006年製作の映画)

3.0

アメリカ人夫婦が旅行中にアクシデントに見舞われ奥様が重症をおう。その家庭に雇われているベビーシッターの物語、そして、何も関係なさそうな日本人の聾学校の女子学生の物語が交差していく。全編を通し物語はスム>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

元ヤクザが出所後に、カタギの生活を送ろうとする物語。役所広司主演なんで安心して楽しめる。脇を固める俳優人も良い演技でキャラも良くできている。物語としても、主人公のキャラが活きて最初から最後まで飽きさせ>>続きを読む

わらの犬(1971年製作の映画)

3.5

イギリスの田舎町に越してきたアメリカ人の旦那さんと、その田舎町出身の奥さんをめぐり物語は展開する。ダスティンホフマンが旦那さん役で熱演している。主人公の家族、家を守るって覚悟を決めた後の豹変ぶりに違和>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.0

娘が誘拐された事により、信心深く家族思いの父が凶暴な素顔を見せていき、破滅的な行動に出る。娘の誘拐事件を解決する物語と並行して、その狂気が描かれている。ヒューマンドラマとしても、サスペンスとしても厚み>>続きを読む

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.7

ラスベガスに近い砂漠の中にある寂れたカフェに一人のドイツ人女性が現れることによる起こる物語。最初の数十分は展開がスローである事や、カメラワーク等でかなり退屈なんだが、徐々に引き込まれていく。最後には、>>続きを読む

超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

4.0

東北の小藩があらぬ嫌疑をかけられ参勤交代を強いられる物語。単純に面白い。笑いあり、涙ありの娯楽映画。役者たちの演技が素晴らしく作品を締めている、殺陣も迫力満点。邦画の娯楽作品としては、一級品。

クローズZERO(2007年製作の映画)

3.5

小栗旬他、豪華キャストのヤンキー物語。乱闘シーンは、かなり迫力ありだし、物語としても面白い。チンピラとの絡みで単なるヤンキー物とは一線を画そうとしたのかもだが、逆に作品の質を落としているので、少し残念>>続きを読む

新少林寺/SHAOLIN(2011年製作の映画)

3.5

アンディラウとジャッキーチェンのカンフー映画。カンフー映画好きでなくても楽しめる。アクションシーンが素晴らしいのはもちろん、ストーリーも最初から最後まで予定調和だが楽しめる。

ネイビーシールズ(2012年製作の映画)

3.3

アメリカの小隊がテロを防ぐ為に奮闘する作品。テロに殉じた方々への追悼作品になっている。個人的には、戦闘シーンが見辛く、キャラクターの掘り下げが足りないのが欠点と感じた。物語としては普通に楽しめるが、ド>>続きを読む

約三十の嘘(2004年製作の映画)

2.5

詐欺師集団がお互いに騙し合うストーリー。詐欺師のはずが、皆抜けていて全く共感できないし、コメディーとして見てもつまらない。結末までのもっていき方が軽すぎる。椎名桔平と中谷美樹の絡みも不自然極まりない。>>続きを読む

新しき世界(2013年製作の映画)

3.8

韓国ヤクザ映画。頭の中で、辻褄が合わないシーンが何ヵ所かあるが、登場人物の名前が区別できないからなのかもしれない。殺し屋3人組が若干作品に違和感を与えているが韓国人なら理解できるのかな。演技の質が非常>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.0

俳優人は豪華だし福田監督だからなあって期待して見ると外してしまう。相変わらずの馬鹿馬鹿しさ全開のコメディーであるが、役者の演技においすぎる感があり、間延び感が否めない。つまらなくはないが、爆笑できるシ>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

鬼滅の刃のテレビアニメの続編であり、単体で楽しめる作品ではない。鬼滅の刃ファンなら、楽しめる仕上がりである。物語としては、ある程度ラストまで推測ができてしまうし、辻褄が合わない部分もあるが、家族や仲間>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.0

アメリカの黒人の少年の成長物語にゲイの恋愛を絡めた物語。ストーリーは、淡々と流れていくが、ところどころで山があり、見るものを飽きさせない。あと、底辺の生活を描きながら、変にグロいシーンがないのが特徴と>>続きを読む

OUTRAGE 全員標的(2009年製作の映画)

1.0

全部ひどい 笑  何かひとつくらい良いところがないかなあって探しているけど、答えが見つからない。キャストもミスキャストだし、脚本もダメ、演出も最低。時間潰しにもならない。

ブリングリング(2013年製作の映画)

3.0

物語は単純だが、退屈な話しではない。若さゆえの無軌道ぶりが描かれていて、出演者も魅力的。ただし、キャラの掘り下げができていないので、物語に深みがない。暇潰しには、ちょうどよい映画。

異端の鳥(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から暴力的でグロいシーンが続出する。グロが苦手な人には全くおすすめできない。人間の残酷さや生きていくうえで避けられない性を良く描写していて三時間の長さを感じさせないのはお見事。全編に漂う悲壮感をラ>>続きを読む

バトル・ロワイアル 特別篇(2001年製作の映画)

2.8

良い意味でも悪い意味でも原作通りの作品。原作は着想が素晴らしいのだが、物語としては雑。映画も原作を越えない。藤原竜也とか北野武とか演技が冴えないと思ってしまった。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

ビートルズの楽曲をあらためて素敵だなぁと感じる映画。物語は、あり得ない設定ながら、すんなり感情移入でき、最後は泣ける。オブラディオブラダの締めも良い。この作品を普通のラブコメ映画と決定的に分けているの>>続きを読む

残酷で異常(2014年製作の映画)

3.5

あまり無いタイプの地味なサスペンスドラマ。
普通の男が自分が犯していないと思っている殺人である施設に入り、そこと現実世界を行ったり来たりするうちに、真実が明らかになっていく。タイトルからイメージする映
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