えいくさんの映画レビュー・感想・評価

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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.6

とある施設から始まる物語。認知症の老女に物語を聞かせる男。彼女は物語に興味を惹かれる...。
"What do you want ?"非常に新鮮でかつシンプルな言葉。でも皆忘れてしまっているがいったい
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オールド(2021年製作の映画)

3.7

 プライベートビーチを舞台にそこで様々な不可解な事件が起こる。それは時間が異常に早く進むことを原因としていることが徐々にわかっていく。ビーチの映像は非常にきれいであり、しかもCGに頼らずにカメラ技術・>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.6

 運動会などのリレーでつなぐバトン、これを子どもになぞらえて描かれた作品だ。 この作品中でも、水戸と梨花のブラジルへ行く行かないの場面があるが、大人たちの欲求のため、父母のどちらかを選べという子どもに>>続きを読む

黒い家(1999年製作の映画)

2.9

 時間もなく、サクッと見れるということで邦画をチョイス。また貴志先生の”黒い家”が映画化されていたことを知らなくて、ちょうどいいやということで鑑賞。
 映画単体でみれば、全体が靄にかかったような辛気臭
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.7

タイトルから「黒い.....」って、差別助長してるって言われそう。
本作は黒人と白人の差別を根底にした弁護士の奮闘を描いたストーリー。
個人的な意見ですが、アメリカって自由な国である一方、人種差別は露
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8


 ディカプリオがとにかくかっこいい。個人的にディカプリオの一番の見せどころ “まくしたてて喋る” ところが好きなんだよなあ。かっこいいのが災いして本来の演技力とか正当な評価がされてない気がする。うま
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

 一言で言うと、命を懸けた女性のリベンジストーリー。でも現実にある話であり、最後の主人公の覚悟には様々な捉えがあるように思う。実際に情愛もなく性欲だけの人間もいるから罰は与えてもいいとも思うけれど、夜>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.7

 ロバートデニーロがサイコでもなく、マフィアでもなく、普通にいい人だった。少し拍子抜けしてしまうけれど、ベン(デニーロ)から色々な名ぜりふが発せられる「ハンカチは人に貸すためにある」とか「正しい行い>>続きを読む

カジノ(1995年製作の映画)

3.8

 久しぶりに観るとストーリー忘れてること多いが、本作はそれは無く概ね覚えていた。3時間と尺は長いが、飽きることはない。ラスベガスのカジノを舞台にしたストーリーでマフィア的な人物とそれに携わる人物それぞ>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

 何気に選んだ作品。ニートが家族内で行き場を失って一人暮らしを始めることになり、そこで紆余曲折の末、ボクシングデビューするというストーリー。前半部分はそこらにあるドラマみたいでしかも金も時間もかけてな>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.5

 昔、映画館で観て以来の超久々。ご存じの通り豪華俳優陣でジョージ・クルーニー、ブラピ、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツみんな若い!
 ストーリーはラスベガスにあるカジノホテルからの強盗ものでそこに
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.8

 ブラナー監督作品初めて見た。題材が結構好きな感じなのでスムーズに入っていけた。日本ではあまり意識しないけれど、やはり宗教に関しては生きる死ぬの問題であり、本作でもその辺りからのスタートになっている。>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.7

 JOKERを観たら、久しぶりに本作を観たくなった。バットマンシリーズはそれぞれでテイストが違う。本作では非常に人間的なエピソードを織り交ぜていて、例えばバットマンの執事との決して裏切らない信頼関係に>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

 見始めは噂どおりにキング・オブ・コメディと同じだと思ったが、キンコメは社会にうまく適応できない男の自己愛が歪み、増幅してその矛先が社会に向かう。しかし、本作ではアーサーの自己愛というよりも自分をなぞ>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.0

 生まれながらにして、老人から始まる人の一生なんてなかなか想像できない。ただ、人生が過去に遡っているわけではなく、容姿や体力的なものが老人から始まっているだけで、人生経験は普通の人と同じであり、経験を>>続きを読む

リスペクト(2021年製作の映画)

4.1

 アレサ・フランクリンの伝記ストーリー。本人のことは知らなくてもきっとどこかで彼女の歌は聞いているはず。興味があり観てみたら面白かった。というと失礼かもだが波乱万丈に満ちた生き様であり、ぐいぐい引き付>>続きを読む

スパイ・コード:CICADA 3301(2021年製作の映画)

2.4

 司書グウェンや親友アヴィなど人物はそれぞれ魅力的だとは思うけれど、そもそもCICADAなる秘密結社が何を目的として結果何をしたかったのかさっぱりわからずじまい。いつ面白くなるのだろうと見ていたら、盛>>続きを読む

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.5

 デニーロの役作りはすごい!ってことはわかる。そして怒りを暴力的に相手に仕向ける常軌を逸する雰囲気は見るものを恐怖に陥れる。ただ、それが長くて少し飽きてしまう感じだったし、中々感情移入できるようなとこ>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

 デニーロの怪演。現実と妄想をごちゃ混ぜにしてストーリーが展開される。最初は戸惑ったが慣れる。自分の目的のために都合よく物事を進めていくデニーロに吐き気を催したが不思議なことにだんだん慣れていく。人の>>続きを読む

お早よう ニューデジタルリマスター(1959年製作の映画)

4.2

 映像的には、長屋風な住宅の屋根に囲まれた画面の上に土手が映って、子どもたちが走っていく。これから何が始まるのかと期待が高まる。他には、テレビを買ってもらった後のテレビと子どもたちの構図は、まさにテレ>>続きを読む

ザ・イースト(2013年製作の映画)

2.9

環境テロリストに潜入する女捜査官。全体的には期待ほどでなかった。
と言うのも、主張することは理解できるが、力のない者が正しいと思うことを実践しようとするとき、手段を問わないという考え方は偽善だ。観てい
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アビエイター(2004年製作の映画)

3.8

ディカプリオ好きで長編でも飽きずに観られた。最後の公聴会の捲し立てる所はディカプリオの真骨頂だと思う。
映像の色使いとか好き嫌いが出ると思うが、自分は肯定的。

シャレード(1963年製作の映画)

4.0

サスペンス系ということだがヘップバーンの会話や所々での仕草が洒落てるわ。
この時代の映画俳優はまさにスターって雰囲気抜群。
ストーリーは少しドタバタ劇っぽい所もあるが十分楽しめる。

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

4.0

場面場面で“ショータイム“から始まるリズム感というかちょっとしたリセット感がまず良かった。
死と引換えに作品へ情熱を燃やし続ける中での高揚感、覚悟、恐怖心、諦めなど色々な感情を見せつけられつつ、ダンサ
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.8

前半と後半で視点が変わる映画。ブラピとマリオンコティヤールの感じがいい。ラストは何となく読めたけれどそれも良し。
前半の社交界でのファッションとか両方ともかっこいい。ゼメキスでここにこだわる感じは意外
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キリング・フィールズ 失踪地帯(2011年製作の映画)

2.5

ストーリーが全く入ってこない。
クロエがかわいらしい・・・。