えいく

プロミシング・ヤング・ウーマンのえいくのレビュー・感想・評価

3.5
 一言で言うと、命を懸けた女性のリベンジストーリー。でも現実にある話であり、最後の主人公の覚悟には様々な捉えがあるように思う。実際に情愛もなく性欲だけの人間もいるから罰は与えてもいいとも思うけれど、夜な夜なのお仕置きだけでは足りずに・・・・。個人的には、なんか悲しくて拍手喝采とまではいかなかった。ある種の希死願望の延長線上にあるのかと思ってしまう。自分の命をどうするかは自分が決めればいいのだが、それは自分のために決めるべきで人の死の代償ではあまりにも辛い。
 映像展開やストーリー構成は今風で斬新。どこか他人行儀な映像展開でも、時折急に心情に迫ってくる感じ。うまく表現できないけど。
キャッシーの感情起伏に対してうまく同化できると感じられれば、この映画の評価は高くなる気がする。
 確認してないので間違っているかもしれないけれど、キャッシーって華麗なるギャッツビーでディカプリオが好きになった女性だよね。ギャッツビーの時もかわいい感じがあったし、今回も年齢は重ねているけれど、ファッション的にはガーリーな感じがとても似合ってた。
トータルで自分には評価が難しいと感じる映画だった。
えいく

えいく