ごとうさんの映画レビュー・感想・評価

ごとう

ごとう

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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.0

塚っちゃんの「燃えねーやつ」が面白かった。
色々あって、でも劇的に何かが変わるわけでもない。
ウチの近所は支援学校とか、障がい者のグループホームとか何十年も前からあるんだよね。
昔からあるから誰も何も
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愛は静けさの中に(1986年製作の映画)

2.0

恋愛映画としても微妙だし、聴者が無理矢理ろう者に喋らせようとするのも嫌だった。
発話すれば世界が広がるってのは、聴者の都合だよね。
以前、母親の方針で手話を禁じられていたけれど、手話に出会って「こんな
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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

3.0

番組表見てたらゾンビ映画って事に気付いたから、とりあえず録画。
まさか+ミュージカルとは思わず斬新だったわ。
音楽が高校生達の気持ちを表していて、良い感じにストーリーを盛り上げている。
悪くないよ、っ
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.5

第一印象悪いけど、気付けばお互いが欠けている部分を補える存在。
良いねぇ、こういうの好きだわ(笑)
フランス語って響きが良いし、色々な匂いを表現するアンヌの表現力も素敵。ソムリエみたい。
尺といい、内
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愛は霧のかなたに(1988年製作の映画)

3.0

ジャケ買いならぬ「なぜゴリラ?」と気になって軽い気持ちで手を出した。
自然界のゴリラを守るため、まさに命懸けで戦った人がいたんだと、また映画から学びました。
どこまで本物のゴリラ?とか色々気になって調
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マンハッタン(1979年製作の映画)

3.5

ブレブレの大人たちと、芯の通った17才の少女。
17才にしてあんなおっさんを選んでる時点で、トレーシー相当な大人。
メアリーの芸術評がさっぱり意味分からなくて面白かった。

コンビニエンス・ストーリー(2022年製作の映画)

3.0

夜中の12時位から見始めたら、夢か現実か分からないくらい、寝たり起きたり、巻き戻したりを繰り返した。
もう無理だ!と諦めて一度寝たけど、どうしても気になって起きて再チャレンジ。
正直、ストーリーは良く
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

イタリアの避暑地。素敵なお庭で果樹を育てたり、近くの川で思いのまま泳いだり憧れの世界(笑)
美しい風景と共に流れる音楽も美しいと思っていたら教授の曲も!サントラ教授なのかなと思ったらそれは違うみたいね
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市子(2023年製作の映画)

2.5

こういう、親とか生まれ持った環境って変えられないという現実を突きつける感じ、苦しい。
そして、その苦しさと夏の暑さ、じっとり汗をかく感じがリンクしてる。
人を殺すのはだめだけど、終わりにしたいと思う気
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私の男(2013年製作の映画)

2.5

率直な感想は、気持ち悪い…なんだけど、同じような意見がちらほらあってちょっと安心(笑)
愛し合うのはそりゃ個人の自由だけど、親子と分かってなおって異常。
その異常な愛、歪んだ愛がこの作品のテーマなんだ
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二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

5.0

Amazonにおすすめされた。何で私がこう言うの好きって分かっちゃうの?怖いよ〜(笑)

もうね、出てくる人全員抜群にカッコいい。
二郎さんは勿論、息子さん、お弟子さんみんな真剣。
あと、やっぱり一流
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.5

最初は奥さんに浮気を知られたくないから今ヶ瀬と始まっちゃう、っていう大伴の流されっぷりがすごい。
そこまでして守りたかった結婚だけど、奥さんの方が終わらせたかったってオチに自業自得だなと思う。
なんで
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

2.0

冒頭の月明かりが綺麗だなと思ったところで「A Mika Ninagawa Film」って出たから、あ、これ蜷川実花だったかと思い出す。
蜷川実花って映像は綺麗なんだけど、映画になると、どうもとっちらか
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

2.5

ブラピが随分イカついワンちゃん飼ってるなって思ってたら、ラスト大活躍!
ブラピ&ディカプリオが同じ作品に出てるってだけでワクワクしちゃうけど、途中飽きちゃった…
映画に詳しかったら「あのシーン!」みた
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.0

アメリカってやっぱり広いなー。
日本じゃ地平線にお目にかかる機会そうそうないけど、車で走る風景には広大な土地が広がってる。

ホームレスじゃなくて、ハウスレス。自分で選んだ暮らしだから。あれ?でもホー
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ジョーカー(2019年製作の映画)

2.5

ホアキン・フェニックスが最初から不気味な雰囲気醸し出してて、いつ狂気を爆発させるのか、もう常にドキドキ。
ジョーカーを演じる俳優ってちょっと格が違う領域の人ばっかりだな。
音楽がカッコ良かった。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

前科者の更生って大変だ。
アツい性格だからカッとなって色々しでかすけど、三上の周りには支えてくれる人がいたから。
でも無事更生した話しで終わる事なく、障害者いじめを止められず、同調する三上の姿をラスト
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

2.7

みんなそれぞれ家庭環境に問題があるから、ウソンにかける思いと期待が大きすぎる。
赤ちゃんとあんな時を過ごしたら情が移るわ。
何かと話題になっていた作品だと思うけど、是枝監督だったんだ!納得。という感じ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

照生の誕生日毎に1年ずつちょっと思い出す構成。
二人の出会いまで遡った時、「あれ、この二人何で別れたんだっけ?」って事が気になった。
でもそういう事じゃないんだよね。
葉ちゃんの年齢が分からないけど、
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

2.5

原作が岡崎京子先生って知ってたけど、いつ描かれた作品なんだろうって気になって調べたら1993年ですって。約30年前じゃない!
携帯じゃなく家電や公衆電話が出てくるのはそういう事?
原作にどこまで忠実に
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

分かっちゃいたけど、重い。
どちらかと言うと自分もPlan75側に近づいているため、複雑な心境。
おばあちゃん達がパートで稼いで、仕事帰りにカラオケしたり、奮発してお惣菜買ったりという小さな楽しみを持
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.0

お互いの事を思って歯車が狂い出す二人。

それにしてもサダヲが女を落とすのがうますぎるw
何だろうね、サダヲってイケメンって訳でもないのに、なんか魅力あるんだよね。
この役にサダヲを抜擢した人すごい。
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.0

のほほん社長なのかと思ったら、「ろくでもないのってうつるのかな」と言った松ケンに緒方直人社長が「そんなもの遺伝する訳がない」と力強く言い切るシーンが良かった。
ユルイ感じだけど、そもそもムコリッタって
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.0

出てると分かるとついつい観ちゃう東出くん。
これは、昔の恋人が忘れられなくて「私にはあの人しかいなかったんだ」と思いながら新しい人と中途半端な気持ちで付き合っていたけど、新しい人も十分大切な人になって
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今日子と修一の場合(2013年製作の映画)

1.5

何も知らなかったので「佑とサクラ夫婦共演作あるんだ」と軽い気持ちで見始めたが、共演ではない。
それぞれのストーリーが、全く刺さらず久々に注意力散漫視聴になった。
でもさ、これ東日本大震災が絡んでくるん
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ある男(2022年製作の映画)

3.0

ふてほどのキヨシ!と思ったら純子まで!ってテンション上がったけど、いやいやラストホラーですやん。(小藪が出てるから関西弁の印象強すぎ)
ブッキー何の話してるの?ってゾクっとしたわ。

親から引き継ぐ境
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

ドラマの時から大好き。
ケンジみたいに「美味し〜い」「ありがとう〜」を連発してくれる人のためなら料理頑張れるね、って思う。
他人同士が一緒に暮らして行くと、色々あるよねって事をちゃんと話し合って進めて
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

間違ってアマプラ会員になってしまったので、この機会に気になってた作品に手を出していこうと思い、栄えある第1作目がこちら(笑)
私が20代の頃なら早々に挫折したであろう、文学、演劇要素がふんだんに取り入
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ホワイトナイツ/白夜(1985年製作の映画)

3.5

冒頭のバレエシーンのキメポーズがどうしたらあんな体勢出来る?って位ミハイル・バリシニコフの体幹すごい。
時代背景がよく分からず、また色々調べてみたんだけど、バリシニコフって日本人ウケよかったみたいね。
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許されざる者(1992年製作の映画)

2.5

元極悪人なのに、立場の弱い人には優しいというヒーローの鏡。
でもさ、クリント・イーストウッドが美味しい所を全部持っていく展開は薄々読める。
ジーン・ハックマンってああいう冷酷っぷり似合うわ〜。保安官な
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私の中のあなた(2009年製作の映画)

3.5

小児がんの娘を生き延べさせるために、あらゆる手段を尽くす母親。
やりすぎって思っちゃうけど、我が子の事となったら、ああなるんだろうな。
親が病気の子にかかりきりになるから、兄弟は我慢を強いられるって聞
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ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

2.0

高良健吾くんみたいな人でてるな、って思ったけど、画質落として録画してたからはっきり分からんな〜ってなってたんだけど、エンドクレジットに名前がでてたからスッキリした。
ちゃんと観たらユルさの中にもメッセ
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.0

あややのアイドルとしての完成度って今見てもすごいなぁ。
あと、ハロプロ以前ってオタクは別世界の人みたいな感じだったけど、広く一般化させたのもハロプロだよねって思う。
今じゃすっかり「推し活」なんて言葉
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

3.5

洋画の邦題って大体残念な感じになるけど、これなかなかいいセンスしてんじゃんね。
そして、こういうやつに出てくる息子って正義感があだとなる率高いけど、いい仕事した。
ベンとダンの友情って言うか、ベンがダ
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座頭市物語(1962年製作の映画)

3.5

勝新と言えば座頭市でしょうと思ってはいたけど、初めてトライ。
本当に強い人は「ここぞ!」の場面で発揮するよね、のお手本(笑)
シリーズ化される位人気あったのも分かるし、勝新の当たり役。
つくづく思うの
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.5

チャーチルって名前しか知らず、何を成し遂げた人なのかわかっていなかったけど、またしても映画から学びました。
だれもなりたくないような時期に首相になり、あんな短期間で重要な決断をしたのがすごい。(私的に
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