昔の名作映画の前日譚や後日譚(特にホラー)は、単体の作品として良いものは皆無と思っていたけれど、これは70年代オカルトブーマーとしても大満足!
オカルトホラーの金字塔であるオリジナル「オーメン」への敬>>続きを読む
迫り来る映像と音、畳み掛けられるような緊迫感あふれる会話劇、ノーラン史上最高最大、圧巻の作品でした。オッペンハイマーという天才の頭の中のひらめきを映像化した場面が秀逸。彼の私生活におけるリアルな人間性>>続きを読む
スプリッターホラーの王道的展開、ダレさせず初っ端からいきなり始まる恐怖、長すぎない尺とシンプルなストーリー、なかなかいいなあと思って見ていたら、最後にもうビックリ!!ホラーやサスペンスを結構観てきたつ>>続きを読む
イアン・マキューアンの小説「贖罪」の映画化。文学的な香り高い、美しくもとても悲しく切ない作品だった。思春期の少女ならではの嘘が、恋した相手と大切な姉の人生を狂わせ、取り返しのつかないことになってしまう>>続きを読む
ランティモス史上最大最高傑作!これは凄い。映像の凝り様と美しさ、エマ・ストーンらの役者根性極まれる体当たり演技にビックリ仰天、コミカルでありながら、切なく壮大な女性のお話。
人間の肉体的成長発達の後に>>続きを読む
最後、そこにオチたか… 人間、欲に目が眩んで嘘を嘘で塗り固め始めるとこうなるんですよという、恐ろしい教訓バナシのデルトロ版・華麗で目を背けたくなるような極彩色紙芝居。日本の江戸〜大正期の見せ物小屋にも>>続きを読む
(いい意味で!)当初の想像を超えた、かなーーり嫌〜なハナシ(褒めてます笑)で面白かった!バリー・コーガンにこれほどピッタリな役もないなあと感心しきり。気持ち悪いなんてもんじゃないヤバさ、最後のオチから>>続きを読む
ようやく見れた!奇作?鬼作?もはやSFの域に達していると言っても過言ではない世界。
若き日のイザベル・アジャーニの美しさ!映像やブルーがかった街や部屋の色合いがまたキレイ。アジャーニの美しくあどけない>>続きを読む
題名は「Cold War」だが、冷戦化という時代背景のせいだけではない、恐らくどの時代に生きていても、どうやっても引き裂かれそうで引き裂けない、互いに離れられず絡みついて破滅に向かっていくしかない男女>>続きを読む
この手の映画の続編はだいたい1作目のサバイバーが前回の敵にまた狙われるとか、主人公を変えてまた同じような話が展開されるとか、そんな風になる気がするが、さすがはイーライ・ロス、1作目のあの怖い謎の世界を>>続きを読む
ひっさびさにホラー映画ファンを心底喜ばせてくれる素晴らしい作品を観ることができた!「ホステル」のイーライ・ロス監督が、タランティーノの「グラインドハウス」作中の実在しない映画のフェイク予告として昔作っ>>続きを読む
小さい頃、テレビで度々観た記憶があるけれど、今回改めてBlu-rayディスクで鑑賞して、よく半世紀も昔のCG技術のない時代に、こんな迫力ある映像を作り出せたものだとひたすら感嘆!巨大客船の転覆シーンは>>続きを読む
こんなに素晴らしい映画だと知らず、公開当時に映画館で観なかったことを心から後悔しながら、もう胸打たれすぎて嗚咽。
ラストシーンは切ないけど(泣かされた)これで良いのです。これって人生だなと思わせてくれ>>続きを読む
期待せずに観たのを申し訳なく思ったぐらい、久々に本当によく出来たホラー映画!個人的にかなりツボだった。クラシカルなボードゲームが並ぶ重厚なインテリアの豪邸から始まるオープニングが既にいい感じ。出だしが>>続きを読む
予告を見た時点で、ブラッドリー・クーパーがもうレナード・バーンスタインにソックリであることに仰天…そしてキャリー・マリガン演じる妻との会話場面や指揮をする場面の断片だけで何やら感動で胸がいっぱいになっ>>続きを読む
誰もが心温かく幸せな気持ちになる素敵な作品!映像もカラフルで夢のように美しく、やっぱり甘いものって人を幸せにするんだなあと心底納得した。ジョニー・デップの「チャーリーとチョコレート工場」とは少し設定が>>続きを読む
「X」で活躍?した老婆パールの若かりし日のお話。このあと、「X」で同じくミア・ゴスが演じていた、襲われる側のマキシーンを主役にした第三作目もあるというから楽しみ。
「X」のような70年代系ホラーとは時>>続きを読む
役所広司Xヴィム・ヴェンダースという夢のコラボ、地味なようでじわじわと余韻が広がってくる素晴らしい作品だった。人それぞれに人生あり、デジタルライフではなかなか感じることができないアナログ体験にある喜び>>続きを読む
誰から始まったのか分からないが、とにかくセックスした相手に移すことができる「付けてくる何か」の呪い話。うーむ、こんなアイディアがあったか!と感心!掴みもナイス!後半ちょっぴり怖さとテンションが失速する>>続きを読む
リドリー・スコット翁、依然ご健在!ヨーロッパ時代劇の戦闘シーンでここまですごい映像は見たことがない‼️壮大で迫力満点でありながら非常に緻密な数々のシーンにもう序盤から圧倒されまくった。ナポレオンという>>続きを読む
衝撃的なラスト1秒のシーンはもちろん、そこに至るまでの映像や雰囲気、全編通しての静かな不気味さなどもとても良かった。主演のモーフィッド・クラークが上手い!若いのか年老いているのか分からないような顔つき>>続きを読む