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つぐないのakkimamaのレビュー・感想・評価

つぐない(2007年製作の映画)
3.8
イアン・マキューアンの小説「贖罪」の映画化。文学的な香り高い、美しくもとても悲しく切ない作品だった。思春期の少女ならではの嘘が、恋した相手と大切な姉の人生を狂わせ、取り返しのつかないことになってしまうという非常に重たいストーリー。前半のラブストーリー要素から一点、中盤からはしっかり戦争映画となって、どうにもならない悲しい時代背景と、主人公が一生背負い続けた罪の意識が、ズシンと心に残った。悲しい…
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