ako4uさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

希望の国(2012年製作の映画)

1.8

「一歩 二歩 三歩
そんな歩き方はおこがましい
これからの日本人は一歩 一歩 一歩って歩くんだ」

防護服で街を歩く女
傾いた家の前でのプロポーズ
雪原の盆踊り


いつもより 園子温節は控えめかと思
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ニシノユキヒコの恋と冒険(2014年製作の映画)

1.5

稀代のモテ男
なるほど 竹野内豊なら 演じうる

あんなオトコいたら そりゃハマるんじゃない?

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

1.3

昭和の北海道のロードムービー
車窓からの風景に けっこう癒される

武田鉄矢と桃井かおりの役は
現代の映画じゃ 登場し得ない人物像
そんなラストシーンかよと 笑った


掲げられたハンカチが 一枚じゃ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.6

知性があって
人情があって
色気があって
ユーモアがあって
矜持がある

粋 って、こういうことですよね
伝説のコンシェルジュ


ぐっときたシーンは
亡くなった夫人のマニキュアを褒めるところと
雪の
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Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

2.5

映画自体はどうということもないつくりなのですが
ダンスにね、圧倒されました
意味わかんないのに 見入ってしまう
なんだか毒々しい気もするのに、透明な気もする

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.3

原作アニメーションの世界を壊さないどころか
僕のなかでは、原作より こっちが勝っちゃいましたワ

エマ・ワトソンの ベルが 完璧以上
素晴らしい衣裳
素晴らしい美術
素晴らしいCG
素晴らしい音楽
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.1

聴こえない左耳に 少女が囁く「I love you.」
名前入り旅行鞄のプレゼント
次々とプールに飛び込む紳士淑女
お化け屋敷のガラスを割る 恋人達

キュートで愛しいシーンがたくさん

なにより忘れ
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

2.0

1部・2部と、丁寧にひろげてきた風呂敷を
突然 掴んで バッサバッサとぶん回しちまった感じ…
どうしちゃったの?!( ꒪Д꒪)

詰め込みすぎ 散らかりすぎ

ゴブリンにサンドマンに地球外生命体、ブ
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

2.6

鬱の人がどう感じるかは 鬱になったことないから 想像つかないですが
鬱を支える側になってしまった人たちには、一助となる映画なのでは

そういった人たちでも手に取りやすいんじゃないかと思う、暗くなく、柔
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セカンドバージン(2011年製作の映画)

1.0

創る必要あったんでしょうかねぇ、この映画(笑)
ドラマシリーズはべつに観てないのですが
もしドラマ観てた人が この映画観た場合、ガッカリしかしないんじゃないか…
始まってから終わるまで、えんえん 主役
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SHINOBI(2005年製作の映画)

1.0

役者陣 いい顔ぶれなのにね!
もったいないよね!
いろいろダサすぎて、終始 苦笑い…

東京物語(1953年製作の映画)

4.1

小津安二郎作品 ひとつくらい見とかにゃ
くらいの気持ちで見始めましたが
本当に良い映画でした

最近の映画じゃありえない 風雅な台詞まわしも
最初はちょっと笑っちゃった 人物をどーんと真ん中にとらえる
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風が強く吹いている(2009年製作の映画)

1.4

「長距離走者への一番の褒め言葉は、速い より 強い」
刺さりましたね
もしかしたら 長距離走者だけでなく、どんなスポーツ選手にとっても、そうかもしれない


小出恵介を 初めて 心から「イケメンだわ〜
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ウルトラミラクルラブストーリー(2009年製作の映画)

1.4

シュ、シュール…!!(⊙_⊙)

キャベツ畑
首なし男
農薬
熊…ฅʕ•̫͡•ʔฅ!!

でも、嫌いだとは思わなかったな、不思議と!

カナメに靴をもらうシーンや
緑のなかを2人で散歩するシーン

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御法度(1999年製作の映画)

1.1

モノローグて!漫画じゃないんだから!
説明台詞ばっかしゃべってるし
あまつさえ「そしてある日ーー」つって 場面転換が 文字で行われる始末

新撰組が 衆道でゴタゴタて、スケールちっさ!∑(゚Д゚)
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武士の献立(2013年製作の映画)

2.0

なんの役をやっても 全部同じ台詞まわしですって?
ハハン
そんなこと ちーっとも気にならないくらい、上戸彩の外見が 大好きです!

あと西田さんのお父さん役が 微笑ましかったですねぇ

おくりびと(2008年製作の映画)

4.9

考えてみると、大多数の映画に、なんらかの形で“死”って 描かれてますが
逆に、“死”そのものが 真っ正面からテーマな作品は、少ないのかも

とはいえ、たくさんの映画監督が 様々に表現してきた“死”を
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0



リチャード・カーティス監督、大好き!
『ラブアクチュアリー』ほど号泣はしませんでしたが
僕にとっては 文句のない映画です!

愛おしくなる断片が ぎっしりと詰まっている

風光明媚なコーンウォール
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サンドラの週末(2014年製作の映画)

3.0

ファーストシーンの、タンクトップのターコイズ色が綺麗で
その後も、乾いた映像のなか、女性たちの服の色だけが 妙に鮮やかに映る

歩行や会話が、凝った演出 や 省略のない、リアルスピードなもんだから
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ひまわりと子犬の7日間(2013年製作の映画)

1.1

保健所や殺処分のことよく知らなかったので、勉強になりましたが…

ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

1.1

窪田正孝 うまいなぁ
残り少ない米櫃
廃棄弁当捨てて チロルチョコを買う
水浸しの床を拭く
ビラを校庭にまく
逃げず 静かに人生と闘う姿に
胸が痛んだ

彼に 勉強しろといった先輩の役の人もよかった
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

2.5

子どもの頃もっていた オルゴールの曲だ!

良い映画だなぁ

そして、現代に創られた 子どもが主役の映画とは、ずいぶん違うな、と

「近代以前の子どもは、子どもではなく小さい大人として扱われてた、子ど
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

1.1

井上真央さん、あんなにちゃんと美人さんなのに
オーラ消せてる! リアルにイモ〜なお姉ちゃんに見える
いい女優さんなんだなぁ

そんな井上真央さんや綾野剛氏をつかってるのに
中身は てんで三文サスペンス
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自虐の詩(2007年製作の映画)

1.2

卓袱台ひっくり返すシーンと
その数をオバチャンが数えてるのは面白かったけど…

あとエンディングテーマは 悪くなかったです

まほろ駅前狂騒曲(2014年製作の映画)

2.2

瑛太と龍平の 緩〜い会話が聴きたいのであって
新興宗教とかバスジャックとか、そんないかにもっぽい事件は いらなかったのにな〜、会話が減っちゃったな〜

ところで今時、こんなに煙草を小道具として使う映
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

2.9

ヨーロッパ企画の舞台を先に観ており
そっちのほうが スッキリして わかりやすかったかな

でも あの“夏”の感じは 映画じゃないとみせられないし
学校や商店街のロケーションもよくて

また、ヨーロッパ
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.0

優しい音楽が流れだし
こんな秀逸なラストカット、見たことない
笑いましたよ

画面に映し出されるものすべて、寸分の隙なく 作りこまれてる ガイ・リッチーらしく
彼の書いた脚本も 計算しつくされ、なんと
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8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

2.4

タイトルが もうオチを言っちゃってるわけで、あまり期待しないで観たのですが
実話って強いですね
人って こんなふうに誰かを大切にできるものなんだって 感動してしまいました
観てよかったです

ヒロイン
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危険なメソッド(2011年製作の映画)

1.5

あそこまで演じてみせる キーラ・ナイトレイが 素晴らしかったー
女優さんとして尊敬

彼女の衣装も綺麗だった、いつも白のドレス

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

2.7

映画総体としては、どこかで観たような断片の連続で
さして心打たれたりしなかったのですが

瑛太ならびに龍平および他の役者陣の演技が、どうにも素晴らしく
それだけのために、続編も観てみよかなーとなりまし
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.4

仄暗さと仄明るさが同居したまま 淡々と進んでいくなー
と、淡々と観ていたら
最後数分間の追い上げ

目の前でそれが本当に起こったかのよう
胸が痛かった 本気で

軽い気持ちで観ていましたが
人間とい
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.8

プール水中から見上げる死体
の絵面をきっかけに
一気にひきこまれた

サイレント時代のスターで、今は落ち目
自身とリンクするこの役を引き受けてみせた
そして歴史にのこる映画にしてみせた
グロリア・スワ
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誰が為に鐘は鳴る(1943年製作の映画)

1.0

銃撃戦か 同じメンツでなにかもめてるか ばかりなんで
僕はそういうのあんまし求めてないため、退屈になってしまった

あと、色彩と絵面の 泥臭さが苦手でした…

女傑のおばさまは好きでした