『少女は卒業しない』(2023)
監督:中川駿
同監督の中編『カランコエの花』が好きだったので大いに期待して鑑賞したが、『カランコエの花』と同様、見る者を青臭い青春時代に戻してくれるような、心に真っ>>続きを読む
『ある用務員』(2020)
監督:阪元裕吾
阪元裕吾監督らしい作品。
ストーリーは単純だけれど、殺し屋たちのキャラは立っているし、登場人物たちのキレキレのアクションには目を奪われる。
ただ、『ベイ>>続きを読む
『トゥルーノース』(2020)
監督:清水ハン栄治
北朝鮮の強制収容所の真実を描く作品。
荒いCGアニメで描かれているが、そうでなければ直視できないほどの衝撃的な内容。
ある程度は予想していたも>>続きを読む
『ホーリー・トイレット』(2021)
監督:ルーカス・リンカー
オンライン試写会にて鑑賞。
目覚めたら仮設トイレに閉じ込められ、左手には鉄筋が突き刺さり身動きがとれない。
しかも、34分後には大量>>続きを読む
『春夏秋冬そして春』(2003)
監督:キム・ギドク
悪名高く、波瀾万丈の人生を歩んだキム・ギドクにとって、最も重要で意義深い作品。
人里離れた深い山間の湖に浮かぶ小さな寺を舞台に、めぐりゆく季節>>続きを読む
『パージ:エクスペリメント』(2018)
原題:The First Purge
監督:ジェラード・マクマリー
★★
原題通り、パージの原点を描く作品。
比較的面白く見てきたこのシリーズだが、個人的>>続きを読む
『サンダカン八番娼館 望郷』(1974)
監督:熊井啓
日本人として見ておくべき作品の1つ。
外貨獲得のためイギリス領北ボルネオのサンダカンの娼館に売られた少女たちの悲劇を描く。
「からゆきさん>>続きを読む
『ホワイトハウス・ダウン』(2013)
原題:White House Down
監督:ローランド・エメリッヒ
『ダイ・ハード』のような1990年代アクション的な派手すぎるハリウッド娯楽大作。
これで>>続きを読む
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023)
原題:Ant-Man and the Wasp: Quantumania
監督:ペイトン・リード
アントマンの3作目は量子世界での征服者カーンとの>>続きを読む
『パージ:大統領令』(2016)
原題:The Purge: Election Year
監督:ジェームズ・デモナコ
前2作より面白かった。
パージ制度の廃止を訴える大統領候補を守り抜くという目的>>続きを読む
『崖上のスパイ』(2021)
監督:チャン・イーモウ
1934年の満州を舞台にしたスパイもの。
見る前から制作過程に政治的な匂いを感じてはいたものの、チャン・イーモウ作品ということで期待していた。>>続きを読む
『スケッチ・オブ・ミャーク』(2011)
監督:大西功一
宮古島土着の宗教と音楽にスポットを当てた力強いドキュメンタリー。
宮古島には旅行で行ったことがあるが、こんな独特の文化が存在するとは知らな>>続きを読む
『ペイン・アンド・グローリー』(2019)
監督:ペドロ・アルモドバル
ペドロ・アルモドバル監督の自伝的作品。
一世を風靡した初老の映画監督が精神的・肉体的な不調から長く創作意欲を失うものの、苦しみ>>続きを読む
『佐々木、イン、マイマイン』(2020)
監督:内山拓也
胸に刺さる青春映画の傑作。
自分の中高時代を思い出しながら鑑賞した。
ホモソーシャルな世界の話だが、昔の友人を思い出し、前を向いて進んでい>>続きを読む
『犬も食わねどチャーリーは笑う』(2022)
監督:市川昌秀
岸井ゆきの目当てで鑑賞。
前半はコメディとして面白い部分もあるにはあるが、特に後半はリアリティがなく、個人的に全く合わなかった。
旦那>>続きを読む
『パージ:アナーキー』(2014)
原題:The Purge: Anarchy
監督:ジェームズ・デモナコ
パージシリーズ第2弾。
前回の舞台は家だったが今回は街に舞台を拡張。
それによってやれるこ>>続きを読む
『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』(2020)
原題:Stuntwoman the Untold Hollywood Story
監督:エイプリル・ライト
ハリウッドで活躍する>>続きを読む
『ラスト・ムービースター』(2017)
原題:The Last Movie Star
監督:アダム・リフキン
予想以上に面白かった。
コメディ的な要素もありながら、そこら中に心揺さぶるシーンがあり鑑>>続きを読む
『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』(2019)
監督:平山秀幸
前半は良作、後半は個人的にはしっくりこなかった。
笑福亭鶴瓶、綾野剛、小松菜奈の主演3人はもちろん、患者役の脇役陣がとても素晴らしく、脚本>>続きを読む
『パージ』(2013)
原題:The Purge
監督:ジェームズ・デモナコ
悪趣味極まりないけれど刺激的な設定で、最後まで緊張感を持って見ることができた。
両親が家族を守るために必死なのにそれに>>続きを読む
『映像研には手を出すな!』(2020)
監督:英勉
意外と言っては失礼だけど、2時間全く飽きずに面白く見ることができた。
特殊な舞台設定と主役3人のキャラクターを受け入れることができるかどうかがポ>>続きを読む
『永遠の0』(2013)
監督:山崎貴
ベストセラー小説の映画化ということでかなり有名な作品だが、今更ながら初鑑賞。
戦争の悲惨さを雄弁に語るストーリーは良くできてるとは思うし、岡田准一と染谷将太>>続きを読む
『ミナリ』(2020)
原題:MINARI
監督:リー・アイザック・チョン
韓国系移民の一家がアメリカの地に根を張って生きていく様を淡々と、でも優しく丁寧に描く良作。
タイトルのミナリはセリのことで>>続きを読む
『見えない目撃者』(2019)
監督:森淳一
韓国映画のリメイク。
目の不自由な元警察官が高校生とタッグを組んで連続殺人を解決していくという設定は面白いけど、あまりにも不自然な点やつっこみどころが>>続きを読む
『イニシェリン島の精霊』(2022)
原題:The Banshees of Inisherin
監督:マーティン・マクドナー
同監督の『スリー・ビルボード』も素晴らしく大好きな作品だが、こちらも引け>>続きを読む
『前科者』(2021)
監督:岸善幸
ドラマに引き続き、映画も鑑賞。
本作はドラマから見た方が有村架純演じる保護司の成長が理解できてより深みも増す。
保護司の職務権限をあまりよく知らないけれど、明>>続きを読む
『渚のシンドバッド』(1995)
監督:橋口亮輔
今よりもまだまだ同性愛に理解がなかった時代に、LGBTについて真っ向から描いた作品。
愛に性別は関係あるのかといった大きなテーマを扱ってはいるものの>>続きを読む
『ケイコ 目を澄ませて』(2022)
監督:三宅唱
オールタイムベスト級の傑作。
ケイコの生き様、そして会長たちの生き様に心が揺さぶられ、分かりやすい感動シーンがあるわけではないのに鑑賞中はなぜか>>続きを読む
『旅のおわり世界のはじまり』(2019)
監督:黒沢清
掴みどころのない不思議な映画。
ウズベキスタンという国のことをほとんど知らないが、バザールの熱気や雄大な自然などその魅力は十分に伝わった。>>続きを読む
『燃えよ剣』(2020)
監督:原田眞人
幕末史が大好きで小説、ドラマ、映画と色々と触れてきているが、正直これは厳しい。
司馬遼太郎の国民的な代表作をわずか2時間の映画にできるとなぜ思ったのだろう>>続きを読む
『黒い司法 0%からの奇跡』(2020)
原題:Just Mercy
監督:デスティン・ダニエル・クレットン
傑作。
作中でも登場する『アラバマ物語』など同じようなテーマの作品はこれまでも見たことが>>続きを読む
『Mr.ノーバディ』(2020)
原題:NOBODY
監督:イリヤ・ナイシュラー
★★★★
普段は平凡な人物が実はキレたらめちゃくちゃ強い。
ありきたりの設定だけど、本作はその強さが突き抜けていて、>>続きを読む
『おばあちゃんの家』(2002)
監督:イ・ジョンヒャン
都会から極度の田舎に来た少年が、耳も聞こえず、口もきけない祖母と2人きりで生活する。
テレビなどの暇つぶしもなく、食事も子供の舌には合わな>>続きを読む
『マスカレード・ナイト』(2022)
監督:鈴木雅之
どうせなら続編も、ということでこちらも鑑賞。
派手で見栄えはするけど、ミステリーとしては今ひとつのエンタメ作品という前作と同じような感想を持った>>続きを読む
『マスカレード・ホテル』(2019)
監督:鈴木雅之
緊張感は皆無で、気楽に見ることのできるエンタメミステリー。
テレビドラマをちょっと豪華にした程度の作品。というのが率直な感想。
東野圭吾原作だ>>続きを読む
『ドリームプラン』(2021)
原題:King Richard
監督:レイナルド・マーカス・グリーン
ビーナス・ウィリアムズとセリーナ・ウィリアムズの父、リチャードの奮闘を描く実話。
ウィル・スミ>>続きを読む