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ディズニーの手書きアニメーションの中でも下書きの線が残ったままの映像は初めて観た。柔らかい映像とは裏腹に、アメリカの歴史を幼い子どもでも理解できるように描いている。
時折現れるデフォルメされないパッ>>続きを読む
相手の男の子が本当に素敵だ。
マジョリティの人間がマイノリティの人たちに対して、マジョリティのように生きろと迫るなんてめちゃくちゃナンセンスだよなあと改めて気づかされました。
個性に良いも悪いもない>>続きを読む
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もっと明るい話かと思って観てみたら、12歳の女の子が環境の変化で精神的に落ち込んでしまう話だったとは…。
カナシミもジョイもかなり自分勝手でライリーは大変な感性を飼っているな…と辛い気持ちになりまし>>続きを読む
あのとき大学の授業で教わらなければ永遠に観ることのない映画だったのでは…といまだに教授に感謝しています。たしか一般教養で仕方なく取っていた放浪芸の授業でした。
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隣の家族の喧嘩、本当に声がうるさいし何度も何度も似たような内容でしつこいなあと腹立たしく思いながらも観ていたら、大きな大きな伏線だったんですね。ラストの船のシーン、泣かされた。
笑いもせず怒りもせず>>続きを読む
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結末を通して無力さを痛感した。自分には何もできない。救えない。
人は、人をカテゴリーに分類したがる。その方が分かりやすいから。理解しやすいから。でもそうすることで大切なことを見落としてしまう。
社会>>続きを読む
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本作の結末を通して、2本の映画を思い出した。1つ目がクレヨンしんちゃんのロボとーちゃん。2つ目が八日目の蝉。
「偽物」であれば、存在そのものが悪なのか?「偽物」であれば、「本物」の記憶を植え付けられ>>続きを読む
ロスの伸び伸びとした自然豊かな雰囲気にぴったりなストーリー展開。
ララランドを観たことある人は冒頭のグリフィス天文台のシーンであっと思うかも。
明日からポジティブに生きよう!と元気をもらえる素敵な作>>続きを読む
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ラストのトンネルのシーン、泣けた。
暗闇の中で振り返るミス・ペクと、明るい光の下にいるジウンの対比がグッと来た。
2人とも、光の中で暮らせていると感じさせるラストが素敵だった。
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ヘイズ・コードのある時代にこんな作品が描けたなんて本当にすごい!今観てもめちゃくちゃ面白かった。
ストーリー展開がおおよそ読めてしまうとか登場人物が少ないとかそういう分かりやすい点に着目するのではな>>続きを読む
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ループ物の中ではかなり異色な作品!アクションシーンがめちゃくちゃ格好いい!ビビってた主人公が死ぬたびに成長していく姿は本当に応援したくなる!
「バタフライ・エフェクト」と同じで、主人公は彼女のあらゆ>>続きを読む
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出会わない方が幸せなのは何も知らない彼女だけ。主人公はこれから先の人生でずっと彼女を失ったままになってしまう。それでも主人公が本当に心から彼女を愛しているからこそ、彼女に幸せに生きていてほしいという気>>続きを読む
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時代を越えて出会う家族の物語。山奥の小屋とその周辺が全てタイムトラベルの装置になっている。「マザーハウス」「ハウンター」と似ている点がある作品。
あの少し寂れたコンビニの店長が恐らく何かの能力を持っ>>続きを読む
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「マザーハウス」と同じく、家そのものにタイムトラベルの機能が備わっています。でも、主人公含め家族全員がすでに亡霊になっているという観点で見ると「私はゴースト」の方が共通点があるのかな。
自らの誕生日>>続きを読む
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家族への思いがぎゅっと詰まった素敵なお家のお話しでした。息子さんには幸せに暮らしてほしい。
ループ物かと思いながら観始めたけど、この作品はタイムトラベルに分類されるのかな。家そのものがタイムトラベル>>続きを読む
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笑えたし泣けた!個人的にはゾンビ映画ではなく爽やかな恋愛映画モノに分類されると思います。
終盤、主人公が銃で撃たれるシーンが本当にすごい!脚本と演出に感動しました!
「ゾンビは銃で撃たれても死なない>>続きを読む
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ループ物の中でもなかなかクセが強め。ループの世界に入れば普通その時々の自らの思い通りに行動が取れることが多い=未来を変えられることが多いと思うけど、この映画は時間軸に合わせて他の行動を取りたくても同じ>>続きを読む
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Twitterで話題だったので鑑賞。
「彼」は主人公の心の中で概念として存在しているのみで実在していないと思い込んでいたので、ラストに思いっきり実体として登場して主人公を追いかけ回していて意外な展開に>>続きを読む
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冒頭、砂漠をひたすら歩く少年少女たちに胸が痛んだ。仲間がどんどん亡くなる焦燥感と絶望感、それでも生きようとする姿に心打たれた。
後半はなんとか異国の地で働こうとする彼らをとても応援したくなったし、な>>続きを読む
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この映画を観て初めてサーミという少数民族について知りました。
少数民族への好奇心を孕んだようなあらゆる人たちの差別的な眼差しが脳裏に焼き付いて離れない。
主人公は老いてもサーミ人であることをコンプレ>>続きを読む
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女であること、友達であること、人間であること、社会人であること、母であること、娘であること、どんな自分もすべて愛すべき自分なんだと気付かせてくれた映画。
船でなかなか電波が入らないシーンがお気に入り。>>続きを読む
姿形は変われどその人自身を愛するということができるということに気づけた主人公は強いね。
主人公の女の子の心の美しさを描き出したかのように綺麗な映像が映画にマッチしていて、本当に清々しい。
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こんなにお洒落で美しい青春過ごしたことないな〜素敵だな〜と微笑ましく観てたら、最後に大トラウマ植え付けられて引くほど号泣した…。
10代の頃に抱く「好き」という感情の強さ、重さ、痛々しさ、綺麗さ、大>>続きを読む
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騙した製作者も演者もエキストラももちろん全員最低だけど、いちばん恐ろしいと感じたのは何も考えずに「トゥルーマン・ショー」をひとつの娯楽として楽しむ観客。
あんなに展開に文句付けたり賭けしたりしていたの>>続きを読む
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タイムループにハマるきっかけになった映画!
ホラー映画かと思いきや、タイムループ系のラブコメ?と見せかけて、気付くと素敵な親子の愛情を目の当たりにして泣いてしまう。
なかなかひとつのジャンルでは括るこ>>続きを読む
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八坂が白いシャツの下に赤いTシャツを着ていたことにひどく驚いてしまった。
私たちは普段、白いシャツばかりを見て生活している。中に潜んだ赤いTシャツには
気づかないのだ。いや気づかないふりをしているのだ>>続きを読む
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cheek to cheekが耳に残る。
”I'm in heaven.”
天国にいるようだ
ここは天国だ
美しいメロディとともに繰り返される。
ジョンは死ぬことが天国だと言った。
ポールは生>>続きを読む
面白かった、で済ませたらこの映画のような結末に陥るんだろうな。
狂ってるのは世界か、人か?
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この映画の全てが二度の「忘れてたわ」に集約されている気がする。
一度目は、故郷への愛着。
二度目は、故郷への嫌悪。
人生を切り開く女性の姿ってなんて美しいんだろう。
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痛々しいほど愛おしい。
ジャックが亡くなったことで、彼への愛情をやっと真正面から受け止めることの出来たイニス。
シャツに向かって囁く愛の言葉ほど美しい台詞を聞いたことがない。
こんなにもあたたかい涙>>続きを読む
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まるで和製ララランド!
ただしこちらは、夢が叶わなくて救いようが全くない。
人に迷惑かけたくないけど、人に迷惑かけないと生きていけない。
みんな孤独だけど、1人じゃ生きていけない。
人間ってそういう生>>続きを読む
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愛して止まない「カイロの紫のバラ」のオマージュがあまりにも美しく優雅だった。
ショービジネスと夢と少しの切なさ。
ハリウッド映画はいくら批判されようと、いつも幸せを運んでくれる。
ラストの15分間、>>続きを読む
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賛否両論ある映画だ。
非常につまらなかったという人もいれば、とても面白かったという人もいるだろう。
それでいいのだと思う。
この映画が万人受けしてしまうような世界なんて、恐ろしくて居ても立っても居ら>>続きを読む