テンポがいい映画だ。
頭悪そうなレビューの出だしで非常に申し訳ないが、許してほしい。
序盤から、静かな変哲もないトーンで、いつの間にか登場人物の輪郭が描かれ、次々と印象的なエピソードが流れ、何度も胸を>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
私はコーヒーショップの彼が好きで、ジョーが好きになれなかったけど、
最後、愛と生を知ってビルと共にこの世を去る瞬間と、スーザンにコーヒーショップの彼を贈るジョーは、素敵だった。
ただ、愛するジョーと父>>続きを読む
人の情熱と、愚かさと、温かさが語られていた。誰かを大切に想うことが、人生を豊かにする気がする。
冒頭のオマール・シーの演技で、演じるドリスの背景にある人生や粗暴さが生々しく伝わってきて、胸を打たれる。
フィリップの傷や繊細さが、彼と触れ合うことで寛解する様も素晴らしいが、やはり個人的にはオマール>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
シナリオの意外性に引き込まれた後、ラストシーンで、自分の中でも何かが壊れ、美しい瞬間と感じたことのない解放感に支配される。言葉では説明できない。