瑚海みどりさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

瑚海みどり

瑚海みどり

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たまつきの夢(2022年製作の映画)

3.5

たまつきとはビリヤード🎱のこと
戦場で弟を失う残された姉、きし乃の話

4:3の画角に収められた画は均衡を保ってて、きし乃役の辻千恵ちゃんが画面を支配してて美しく軽やかで心地良かった

ひとよ(2019年製作の映画)

3.5

家族を守ろうとしたとしても
犯罪を犯すと犯罪人になってしまう日本
もちろんそのツケは家族に及ぶ
そのことは、十分に胸に刻んどこ

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.7

前日にXを観たから
良い感じに連日世界観に浸れた

愛なんだよ愛!
どのkillerも愛されたかったんさ!

別に特別な話じゃないのよ
他人事みたいに観てる自分たちの中にも
ある要素なのよ

それが言
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X エックス(2022年製作の映画)

3.4

妬みがヒドイ!酷すぎる!

お爺ちゃんの心臓発作はそっちなの?

オルテガがこんなとこに!

アシスタント(2019年製作の映画)

3.6

ハリウッド映画みたいな話は実際は無いんだよ
て、くらい映画製作会社に居る人間のリアルを見せつけて

ああ、どこも同じか、、
何がコンプライアンスだよ
夢を見たいのは誰もみんな一緒だぜ
て、親近感を覚え
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それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.6

劇的な描かれ方はしないのだが
生きていけば
誰かと触れ合い離れ難くなり
長く生きたものは、知らない人になっていき
そんなに簡単に自分の思う通りにはならず
ね、そうなんですよ

って

この監督はいつも
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.7

本当にずーっとウーマンがトーキングしていた。
これから自分たちはどの選択をしていけば良いのかを。

しかも男たちの話をしているのに、ベンウィショー以外の成人男性が一切出てこない。遠くにボケた人影は映り
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

生爪剥がすのは見せてくれんでも、、
結局、お父さんは息子に助けを求めたの?

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.8

親子でもなくて
ちょっと距離があるのがいい
近くて遠いところから始まる関係

親子だってパーソナルスペースに入らせないこともある、多感な時期を
お互い、近寄りたいのに人間て厄介なもんで
変な行動しちゃ
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ面白かった

スゴい
情緒に訴えませんよ、的な作りに見せかけて
彼女の人間らしさもきちんと見せて行く

んでもって、演奏シーンもバッチリ見せて行く
フラフラしたキャラクターだったら
ここま
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母性(2022年製作の映画)

3.5

なんだろーか。
ドールハウスを見てるみたい。

セリフとか、演出とか。

怪物(2023年製作の映画)

3.7

構成は真新しいものではないが話の中身が面白い。

ただこの脚本をそのまま映像化したように思えて、他のやり方だったらもっとノれたかなぁなどと要らんことを思ってしまう。
何回も回さないで最初からあっちこっ
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ピストルライターの撃ち方(2022年製作の映画)

3.6

再度、原発事故が起きたと言う世界。

いや、これリアルにある世界なんじゃないかと嫌気がさした。
自分も下手するとこんなとこに身を置かねばならない状況になるんじゃないかとゲッソリした。

底辺はいくら掘
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.7

当時の流行りの音楽、映像とともに
NIKEが歩んできた流れが中年には響く。

DREAMS COME TRUEな話ではあるが
闘っている時は誰もが苦しいことは同じで
それは誰にとっても勇気づけられるも
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.7

きっとサリンジャーだけじゃないんだ
何かを生む人はずっと闘ってる
いわゆる普通の生活と引き換えに

ライ麦畑でつかまえては
すっかり内容を忘れてしまったけど
こんなに長く愛される作品であることの
何か
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

3.7

誰も彼もが自分の理想とは異なる人生を歩む
それでも、ふとした曲がり角に幸せはある

いくつになってもまだまだ色々あるわ

ってシャルロットが体現してくれた

パリの景色を一望できる部屋が
じっと、ずっ
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ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.1

話の内容、セリフ、演出
何もかも様子がおかしい

役者は真面目にやってるが
やはり、様子がおかしい

でもマリッジストーリーの監督だかんね

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.7

映画の作りとしては穏やかに進んでいく
だが内容は、まさに現代に於いて
昔から続いていた男女不平等
男尊女卑
女性は子供を産むべき
などなどの考え方に一石を投じたものになっている

何も疑問を持たずずー
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J005311(2022年製作の映画)

3.8

色々な素材が削ぎ落とされまくっているからこそ、観る者の想像が膨らみまくっていき
とてつもなく寂しさが襲ってきた

舞台挨拶も拝見したが
アドリブでパッと勢いで作ったものではない
ことを聞かされ、ますま
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.8

チャーリーが理解できるだけあって
彼が解放されるには、それしかないんだろ
て逆算して見ていってる感じだった

ブレンダンフレイザーが素晴らしいため
ちょっと周囲とのバランスが気になってしまった

最後
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

ベルファストで赤ちゃんから知り合ってた
母さんと父さんから生まれた子供は
ベルファストから出ていくことを嫌がった

どんなに街の闘争に巻き込まれたとしても
全てはここから始まり
人生の全てがこの土地に
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.6

事件は事件な訳だが
執念の深みの描きがもっと見たい

どの人物においても

Winny(2023年製作の映画)

3.6

内容を全く知らずに時間が合うから見てみて
え?こんな事件あったの?となる。

金子氏の言うことはとてもまとも。
でも世間はそんなことお構いなしに
悪用していく。
他人とはそう言うもの。

金子氏が夢中
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.7

若い頃のオーヴェに比べると
偏屈度は急上昇してるけど
真面目に💩が付きすぎちゃったのね

人は誰しも光を失ったら前に進みにくい

オッさんになったオーヴェが
犬やらなんやらモノマネするとこ好きやわ

消せない記憶(2023年製作の映画)

-

認知症が自分の身に
大事な人の身に、、
忘れてしまう
忘れられてしまう

ホントに起きたらやはり怖いと思うだろう

後妻業の女(2016年製作の映画)

3.5

ようけこれだけ悪党が集まったなと
類友?

ちょっといちびった芝居が気になる

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.6

彼が映画を選択したのは両親の影響が大きかったことは分かった。

でも、なんだろ
役者の芝居がリアルに感じられないからか
気持ちのやり場に困った。

最後にデビッドリンチが出てくるが
コレが全てなんでは
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オマージュ(2021年製作の映画)

3.3

モチーフは興味深いのだが。
作りがもうちょっと、人の手が入った方が良かった。
テンポ、芝居、などなど。

見る人を意識していない感じで置いてけぼりされた。

有り、触れた、未来(2023年製作の映画)

-

人は生まれたら必ず死ぬ。
それは誰もが避けられない。
仕方なく死を迎える場合もあれば
自ら死を選択する場合もある。

本作は、コロナ禍になって
自ら命を絶つ人たちが増え、
自死する人を食い止めようと監
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

人間が考え得る世界が
こんなに具体的にヴィジュアル化されるなんて、まあ作り手のパワーがすんごい

いや、そうかもしれんけどさあ的なことを
バンバン見せられた😝

何よりキーホイクァンに拍手👏を!