瑚海みどりさんの映画レビュー・感想・評価

瑚海みどり

瑚海みどり

映画(681)
ドラマ(0)

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.7

終戦記念日に戦争映画をセレクト。

どこの誰だかも分からず進んでいく。
だから、知り合う者同士も隣り合えば助け合う。
生き残るために、生きる。
みな祖国に戻りたい。
どこの誰でも同じこと。
生きて帰り
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

運命だったの?
始めから狙われてたの?

白人の黒人への差別からの憧れ?
身体を乗っ取られる?
GET OUT!

スリラーへのオマージュとも取れるような
演出がたまらない。
ジワリジワリ。
ダメダメ
>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.3

嫌悪の連続。
なんでコレを創ろうと思ったのか。
シニカルなブラックコメディと受け取ればいいか。

RAWって、付けたかったわけがわかる。

なんなんすか。

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.2

人里離れて山奥に居を構え、
世間から距離を置き、
子供たちに沢山の本を与え、ナイフを与え、
訓練、考察の繰り返し。
常に自分の力で生きることを学ぶ生活。
何故、彼らは一種異様とも取れる暮らしを
余儀な
>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.9

相変わらず、
ミヒャエルハネケはチクチクする。

自分のやってることが
誰にも見られてないって思ったら
大間違い。
実は知ってるよ。
見てるよ。
特に家族なら、分かっちゃうし、
見てる、見張ってる。
>>続きを読む

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

3.9

淡々とドキュメンタリーの様に進んでいく。

が、しかし、自分があの子だったら・・
と、何度も思い、
ツラい、ツラい、と
心の臓あたりが苦しくなった。

誰かが悪いわけじゃない。
どうしようもないことな
>>続きを読む

エヴァ(2018年製作の映画)

3.5

エヴァの匂いを観た後だから、
正直、衝撃が小さかった。

ユペールも、ウリエルもカッコイイのだが。
ウリエルなんか、イケメンすぎて、
貴方何やってんの?と言いたくなるくらい。

ユペールさんは、ピアニ
>>続きを読む

エヴァの匂い(1962年製作の映画)

3.8

エヴァにハマってしまったばっかりに
自滅していく小説家ティヴィアン。
オンナ好きがここまで振り回されれば本望ってものか。

とにかく、オトコとオンナが
オトナの色香ムンムンであった。

ジャンヌモロー
>>続きを読む

50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.9

27歳で突然ガンだって言われて
平静でいられる?
そんなことはないね。

やっぱり時間が経つにつれ、
まだやってないことへの焦りが出てくる。
女に愛を告げたことが無い!
って言ってたのが若者らしくてい
>>続きを読む

プレシャス(2009年製作の映画)

4.1

再見。

劣悪な家庭環境で育ったプレシャス。
まだ中学生だと言うのに子供を二人も産んだプレシャス。
彼女の得意は、妄想。
妄想をして、何とか苦しみを堪えている。

愛なんかヘドが出ると言い放つプレシャ
>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.5

人は愛し、愛されたい。
見た目に惑わされるな。
愛があれば変われる。
そんなことが描かれていた。

意外だったのは、
このお話はシェークスピアの時代より
後のこと。

もっとこぼれ出てしまうもの
あふ
>>続きを読む

ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.8

自分の周りの人がどんどんいなくなり、
心を閉じてしまったミコの成長物語。

ミコが心を許したのは
生きている人達だけではなかったが、
そんな人達も、また悩んだまま。
お互い、必要な出逢いだったわけで。
>>続きを読む

ゲッベルスと私(2016年製作の映画)

3.7

そう、現場に居なかった現代人は、
勝手に批判する。
自分が当事者だったら?
戦争に関わっていたら?
自分の意思を持って、国を敵にまわせた?
現代においてだって、ろくに意見をもたず
流されて生きているの
>>続きを読む

2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.7

恐るべしフランソワオゾン!

何が本当かわけわからなくなり、ドカン!
人って、一度ハマると抜け出せなくなる。
どこまでも、どこまでも・・

フランソワオゾン、パンク!

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.9

珍しいくらい意地悪な人も敵も居ない作品だった。
古いパパ、ママだって決して悪者でもない。
みんないいヤツで、優しい。

グリズビーのTシャツ欲しくなってしまった。

ジェームスに頼んだら、くれそう。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.6

腑に落ちない造り方。
狙い通り。
全く消化しない。

役所広司がイイ男だから、
なんかもっと違うオチがあるんじゃないかと
勝手に思ってしまうのは、
欲目のせい。笑

そして父になる(2013年製作の映画)

4.0

病院で子を取り違えられたら。

大人も子供もツラい。
どうしたら良いかわからない。
どちらのせいでもない。

血って何?
血が繋がってたら、自分の子供?
血が繋がってなかったら、自分の子供じゃない?
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

レディバードと言うタイトルなんだが、
彼女の成長物語と言うより、
レディバードとママの母娘物語であった。

レディバードが言う。
褒めてくれないの?
いつも、とやかく言う母親は
自分を嫌いなんだと言う
>>続きを読む

トゥー・リブ・アゲイン(1998年製作の映画)

3.5

娘を失って、自分を責めている女と
母親に青春時代監禁されて16年間人生を失った女の話。

お互い、自分が失ったものを
相手に見出して行く様は、納得。

が、娘のトラウマやらが、
さほど描かれておらず、
>>続きを読む

ミルク(2008年製作の映画)

3.9

自分と違う人を理解する。
お互い様である。

異常とは何か。
正常とは何か。

マイノリティであったら、
それは認められないことなのか。

存在するものは
存在する限りの形があるはず。

ハーヴィミル
>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

母の大きな愛が主軸となった家族に育てられたオギー。
家族がこんなに愛してくれているんだもの、
姿形がどうであったって、
オギーは皆んなの大事なオギーに変わりはない。

でも、本人を思うと複雑。
でも、
>>続きを読む

ガチ星(2018年製作の映画)

3.9

アソコまで転落してしまう人生を
自分で選んでしまったわけで。
わかっていながら、変われない自分がいて。
何をやっても、クソな自分が顔を出し
アホまっしぐら。
救いようがない。

自分だけでは変われなか
>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.9

終始バイオリン、ピアノ曲が鳴っていて、
ドレスに囲まれた舞台を描いているため、
エレガントな雰囲気を醸し出しているが、
とんでもない。

非常に気難しく、才能ある、
マザコンで、シスコンで、
恐ろしく
>>続きを読む

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.7

そうだね、ずっと好きでいる自信もないし、
好きでいてもらえる自信もないかも。
でもそんなこと言ってたら、始まるものも始まらないし。
始まらない人生もあるんだろうか。
片思いでいた方が長持ちするんだろう
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

家族。
血が繋がってることだけが絆じゃないことは
既に承知のこと。
じゃ、一緒に住んで距離が近くて
互いを認識し合うことだけでもなかったり。
ただし、近ければ顔を見りゃ何かあったことは わかる。見てい
>>続きを読む

読書する女(1988年製作の映画)

3.6

個人宅に行って読書をすることを生業にしてる女を取り巻く話。
一見なんでもなさそうで、
よく考えたら奇天烈な設定。

ヒトを自宅に呼んで本を読ませる人物たちだけあって、
それぞれ事情が、まあ、それぞれ。
>>続きを読む

モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.7

とにかく山崎努氏を拝見したかった。
そして冒頭からノックダウン。
熊谷守一さんが実際にはどうだったのかは
さておき、クスッとしてしまう佇まい。

生きているのが楽しい。
楽しいどうかは本人が思えばいい
>>続きを読む

名もなき野良犬の輪舞(2017年製作の映画)

3.9

非常によく計算され無駄なシーンが
一つもない。
エンターテイメント性が高い作りなのに
大仰な表現もなく。

前半のリズミカルな演出から、
ふうん、そういう感じかと思っていたら、
すみませんでした!
>>続きを読む

(2017年製作の映画)

3.5

目が見えなくなりつつある男と
目が見えない人へガイドする女。

本音で叩けば、相手も響く。

相手を思いやるとは、なんなのか。
自分のできる限りをやるだけではただのエゴイズム。
相手の可能性まで奪いか
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.3

脚本家ジェームズアイヴォリーの世界観が
押し出された、美しくエレガント、
なおかつ官能的なつくり。

溌剌とした誰にでも好かれる青年と、
繊細な悩める少年。
正反対のキャラクターだが、
知性あるもの同
>>続きを読む

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.4

シリーズを一つも観ないで
なんの前知識もなく突然観たら、
案の定訳がわからなかった。

しかし、父子の闘いが呆気なく、
その後の周囲の人もあっさりしてるのがううん・・そんなもの?と。

3POとかBB
>>続きを読む

ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「エンジェルス・イン・アメリカ 第二部 ペレストロイカ」(2017年製作の映画)

4.2

エイズになったことで、愛し合っていたパートナーは恐がって去っていった。
そしてそのパートナーは、寂しくて誰かを求めてしまった。
エイズになった彼は、エイズになった人たちは愛する家族やパートナーが看病し
>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.0

久しぶりに再見。
千尋の冒険物語。

意味を見出そうとすればするほど、
モチーフ、設定が細かい。

出てくる者たちはよく働くし。
生きるためには働かなくてはならない。
これは、宮崎さんのメッセージとも
>>続きを読む

昼顔(2017年製作の映画)

3.3

出会ってしまったものは仕方ない。
ただし、陰で泣くものがいることを忘れてはならない。
でも嘘の生活は続かない。
引き離されても縁があるものは、また戻る。

今度こそちゃんとする。
待たせてごめん。
>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

4.3

同じ職場、屠殺場で働くコミュニケーションがうまく取れない若い女と、左手が不自由な齢を重ねた男。
二人はお互い同じ鹿の夢を見ていることがわかり、距離を縮めていく。
が、恐らくアスペルガーであろう彼女との
>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

ひたすら優しかった。
全てのシーンが愛に溢れていた。
現実起きていることは厳しいことばかりでも。

誰とも血の繋がらないお母ちゃんは、
どうしてここまで人のためになれるのか。

お父ちゃん、たくみくん
>>続きを読む

>|