amelieさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ピースオブケイク(2015年製作の映画)

2.9


恋愛真っ最中女子のあるある
恋愛真っ最中女子と付き合う男子あるある

若いってそれだけで価値がある
謳歌しなければならない

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.5


「力はみせびらかすためではなく
優しさのためにある」

誇示する道具でなく、
誰かのために使う手段

そして「強さ」とは、自分の弱さを
知ること、そして受け止めること

誰かの力を借りてもいい
久太
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シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

3.0


美味しそうなお料理と
くすっと笑える演出と
貫禄がでてきたジャンレノ

日本人の印象…
日本人にとっては苦笑かも

ヤコブへの手紙(2009年製作の映画)

3.8


届けるのは字の羅列にのせた
祈りを込めた想い

穏やかに流れる時と
綴られる想いが
過ちを犯し、殻に閉じこもった
女の心を溶かしていく

誰もが何かに生かされている
ということに気づかされる

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.5


絵に描いたようなダメじいさん
いじめられっ子の小学生

良いことも、悪いことも教わって
人の本質を見ることができた
人の痛みを感じることができた
この子はきっと
大人になっても大丈夫

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.2


誰もが正解などないと
わかっているのに
社会というものは
思うようにさせてくれないもので

でも、その中で少しの優しさが
連鎖するのも、社会の良さなんだと
サムを通して気づかされる

彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

3.2


あらすじだけ読んだら
少しゾッとするが
作る人が作ると
アーティスティックになる

エキゾチックな雰囲気と音楽
流れていくようなフランス語

この感性や世界観は
圧倒される

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.6


風習や慣習が変わっても
娘を嫁に送る親の気持ちは
時代が移り変わろうとも
不変であって

父親のがっくりする姿
育て甲斐がないよなぁと嘆く姿が
なんともチャーミング

じわじわやってくるこの幸福感が
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追憶と、踊りながら(2014年製作の映画)

3.4


86分で綴る繊細な人間の哀しみは
優しくて、少しもどかしい


追憶と、踊り続ける


それが残された者の
生きている証

エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.4

グザヴィエドラン

演技のセンスも素晴らしい

ふと見せる、
むなしく空を切るような目線が
印象的

ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.8


逃げても逃げても
追いかけてきてくれる安心感

ただ隣にいてくれること
それだけでよかったこと

傷つくときは
一人のときじゃなくていい

アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生(2014年製作の映画)

3.5


ファッションを通じて
女性たちの生き方を映し出す

一瞬一瞬を存分に楽しむこと
それが人の顔を穏やかにさせる

わたしもいつか歳をとって
人に歳を聞かれたら
50から死ぬまでの間よ
ってさらっと言い
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テッド 2(2015年製作の映画)

3.0


前回同様
実にくだらない

下ネタ満載で
かなり下品だけど

声に出して笑っちゃう

たまには
くだらないものを
だらだらみるのも
悪くない

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.8

出会わなかったら
知り得なかった
この上ない煌めいた
大冒険の毎日

出会わなかったら
経験しなくてよかった
この上なく辛い
張り裂けそうな胸の痛み


0と1の間の無限

この無限に最大限の幸せを
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.6


恋愛はある種、催眠術のようで
「絶対」などないと
目が覚める時が訪れる

イニシエーション…通過儀礼

思い込みは人間の性
恋愛で目が覚めるのと同じように
最後、自分の思い込みに気づかされ
思わず声
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バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

3.4


ペンギン男、キャットウーマンなど
濃いキャラクターにダークな世界観

音楽や演出は
やっぱりお洒落なティムバートン


毎度お決まりの展開で
アメコミものを敬遠していたけれど
昔のものから少しずつ
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バットマン(1989年製作の映画)

3.3


ジャックニコルソンといえば
一筋縄ではいかない頑固じいさんの
イメージでしかなかった

ジョーカーはヒースレジャーの
イメージでしかなかった

映像や画質は時代を感じるが
ティムバートンの世界観は
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.7


「あ、、そういうこと…か…」

なんの情報も入れずに
手に取って鑑賞

見たいものしか見ようとしない
人間の現象を逆手にとって
繰り返すハッカー行為

頭脳明晰者達のネット上での
心理戦、頭脳戦
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ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

3.2


今日も映画でも見ようかと
ふら〜っと見にいったけれど
エンドロールで実話とわかり
はっとする

ジョニーデップの目の奥の闇
何しだすかわからない恐怖は
いい意味でこちらを落ち着かせない

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.7

ジャンゴぶりのタランティーノ

3時間弱大丈夫かな…と思いつつ
挑んだが問題なし

真っ白な雪と真っ赤な血で
終始埋め尽くされる大画面

やりたい放題の中にも
惹きつけるストーリー

いつ鳴ってもおか
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わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

4.1


自分の行動が何を導き
何の花を咲かせるか
それは自分でもわからない

わかるのは今日も息をして
動く足で進んだ一歩

変わらない事実は
その一歩を重ねてきた
長い長い道のり

実感したのは絶対に
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.5

マスコミに焦点をあて
他人の破壊をえさに
生計を立てていく男

ジェイクギレンホールの
怪演を鑑賞する

不敵な笑みが背筋を凍らせる

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0


さぷら〜いず

火星にて人1人
この絶望的状況

強靭すぎる精神力は
はなはだ現実的ではないが
悲観的になりすぎず
ときにコミカルに描く様は
終始我々を飽きさせない


船長
音楽センスは抜群です

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.1


いつも何かしたいときは
ちょっと間に合わない

親になってからわかるきもち
親になってもわからないきもち

こどもが見る親
親が見るこども

幸せと不幸を円卓で共有
エンドロールで胸がじんわり

人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.7

最初の話から
ひきこまれる

こわいこわいこわい
みんながみんなクレイジー
怒りのスイッチ恐ろし

結構笑ってしまった私は
不謹慎なのかと思いつつ
ブラックユーモアを存分に堪能

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.9

一触即発の米ソ冷戦下
交渉により一国を救う
弁護士の壮大な物語

出てくるどの男も
それぞれの揺るぎない信念を
闘志を燃やし守り抜こうとする

正義感と責任感を身に纏った
渋い男たちに心酔する

キャロル(2015年製作の映画)

3.4


妖艶で上質な一つ一つの仕草
美しさをたっぷり味わう

赤い唇ででたばこを燻らし
マティーニを飲みながら
オリーブを囓る

少し大人なガールズナイト
レディースデイにぴったりな逸品

菊次郎の夏(1999年製作の映画)

3.8

色褪せても一生忘れることはない
不器用で破天荒なおじさんと過ごした夏

色々な人と出会って笑いあった
悲しいことも忘れられた夏

満点夜空、そよぐ夜風
みんなで囲んだすいかの味
少年の心に刻まれる
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くちづけ(2013年製作の映画)

3.6


舞台は知的障害のグループホーム
父と一人娘
2人をとりまく人々

父の決断を議論するには
難しすぎるから

暖かい言葉と
何気ない日常と
父と子の軌跡に
目を向けて

忘れかけていた
人間の純粋さ
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.8

オープニングの字幕
目を離さない展開
終始、鳥肌!!

口を揃え皆が言った意味が
わかってしまった

DVDでしかみたことなかった
スターウォーズ

瞬き忘れて危うく
コンタクトが落ちそうに

はやく
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ザ・トライブ(2014年製作の映画)

3.2


感情を映し出すことなく
ただただ過ぎていく映像

しきりに動くたくさんの手
わかりそうで読みきれない表情

暴力や買春、それから死
非日常すぎる日常

監督のメッセージを考えるも
答えが出せずに今に
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トイレのピエタ(2015年製作の映画)

3.7


ぶっきらぼうにいう
こぼれ落ちるような言葉

明日も続くと思っていた今日が
突然疑わしくなった戸惑いを
隠すため

明日も続くと思うと今日が
絶望感で溢れるから
やり場のない想いを
ぶつけるため
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.0

ドラン、詰め込んだ

もういい、
好きなようにやればいい

画面上の絵画のような映像と
慣れない設定で
追いかけて捕まえても
じっくり咀嚼できず
飲み込みつづける3時間

なのに自然とその異世界に
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.1

相変わらずの独特の雰囲気

ドランの頭の中を覗いてみたい

タバコを吸う仕草をも
何かを想う表情も
まるで美術館の絵画のよう

片想いの作品をドランが描くと
こうなるのかと

あの歌も
妖艶な空気を助
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.7

未来はどうであれ、
2人で創り上げてきたものは
確かにそこにある


エディレットメイン

この演技、凄まじい。