あんずさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

RRR(2022年製作の映画)

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全力でエンタメだった

「立場を違う2人が友情を育むもやがて道を違え、拳を交える」という切ない題材めありながらも、力技すぎるアクションや突然のダンス、誤解したままではなくしっかりと誤解が解けて共闘する
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最高が止まらねえ!と言いたくなるくらいテンポ良く次々と展開が襲ってくる最高のエンターテイメント映画!
ちょっとした運命(Fate)が絡まった個性豊かなキャラクターたちが架空の日本の新幹線の中で戦い、騙
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ゲットアウトのジョーダンピール監督ということで、また黒人を主軸に添えることによって起きるホラーなのかな?という偏見をもとに映画館へ。
不気味さたっぷりの猿による凄惨なシーンから始まり、父親が飛行物体の
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

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生まれつき障害を持つ少年、オギーを中心に周囲の人間が関わっていくことで成長していく、という群像劇。
個人的にはオギーについてだけではなく、取り巻く人間側の事情も描いていた部分が良かった。差別や理不尽な
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

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演者が不快な思いをして撮られた映画を心の底から楽しむことはできないけれど、演者と情景の美しさ、3時間という長尺の中で全てを言葉では語らない愛と人生についての物語は一見の価値があった。
どうしても性描写
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オールド(2021年製作の映画)

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時間の経過がもたらすものは不幸なことがありつつも、幸せなこともある、極限状態に追い詰められた人間が起こす行動、老いと共に引き起こること…など色々興味深くて面白かった。

割とご都合主義だし人はほとんど
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

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一見冴えないおじさんが、実は血を見ないと気が済まない無敵の殺し屋だった…というシンプルだけどみんな大好きな爽快アクション!シュールでご都合主義な部分もありつつ、結局はそういうのが大好きなのでサクッと観>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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明るい未来が約束された女性、というタイトルに、寒々しいほどポップな色合い、いくらしても終わらない世間への復讐。明るい色彩だけれどどうしても暗い色合いが拭えない映画でした。

被害に遭ったのがどういう女
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

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ウヨンウ弁護士は天才肌にハマり、同じ脚本家かつ作中で名前の出ていたこちらを鑑賞。
自閉症だが弁護士に憧れる天才少女、ドラマにも出てくる裁判長などところどころリンクを感じさせてドラマファンは楽しめるし、
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呪詛(2022年製作の映画)

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配信日に視聴。
散々評価されていたため期待しながら観たけれど、そこまでの怖さは感じなかった。
けれどアイディアや因習の細かい設定、演者の演技などはかなり興味深く面白かった。
蓮コラ苦手な人には厳しい部
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トップガン(1986年製作の映画)

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名作。若き日のトムクルーズは全ての人間を狂わす魅力がある。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

血は繋がらなくても家族は作れる。生まれて来なければよかった人間なんていない。子供を捨てること、買うことは罪でも、そこにどんな背景があり、どんな救済が必要なのかを問いかけてくるような映画だと思いました。>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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マッドリーヴスの「俺が1番ロバートパティンソンを美しく撮れる」の気概をヒシヒシと感じ、思惑通り神のように圧倒し悪魔のように恐ろしい、でも頼りなくて消えてしまいそうなブルースウェインに劇場で震えが止まり>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

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冒頭の逃走シーンのイメージが強く、音楽を使ったノリノリの楽しい犯罪映画かな!?と思っていたら育ち故に後戻り出来なくなってしまった哀しい男の話でした
でも、従来の優しい性格と今の時代の映画っぽさのおかげ
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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美しい絵画の図鑑を捲っているようでもあり、声付きの愉快な紙芝居を観ているようでもあり、精巧な人形が並べられた箱庭を覗いているようでもある作品。
おしゃれで、美しくて、目眩くような楽しい映画でした。
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

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海賊、まだ見ぬ秘宝、古代の謎解き、消えた兄を追うワクワクの冒険!って感じの深く考えずに観れる楽しい映画。
冒頭にもあった飛行機落ちていく貨物にしがみついているシーン、現実には無理な気がするけどゲーム原
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


いかに危険な旅でも冒険はやめられず、人間の欲望はアビスの底より深いらしい

ワクワク冒険もの!って言うには絵柄で誤魔化せないエグさがあるけどでも観てしまう魅力がある

プルシュカが可愛いので出てきた
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ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

韓国映画における「父」という存在の大きさがすごいのか、パクソジュンが父親を喪いすぎなのか

師弟ものって大好きなんだけど、どうしても弟子が大きく成長するのは師を失う時なんだよね………悲しいけど…………
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


殺人鬼に超人能力が渡り、その悲劇の花嫁と最凶カップルとして敵に君臨する今作。

そのカップルと対照的に、前回で築いた絆への試練がエディとヴェノムの間で巻き起こる。

エディを貶されたから怒ったのに、
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ヴェノム(2018年製作の映画)

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最も残虐な悪と謳われているけれどヴェノムはエイリアンの割に聞き分けが良いしチョロいしなんか可愛らしくてマスコットみたい。だから一族の中で落ちこぼれみたいな扱いだったのかもしれないけど…

地球に来てダ
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ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

殺人お化け屋敷を通じて主人公が過去のトラウマを克服し、復讐の鬼女子大生になる──!!!

意味深に見えてあんまり深い意味はないので難しいこと考えずに観たい映画。親の確執とか言うて関係ない。敵側も深い意
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

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単体の映画としては普通に面白いけど、キングスマン無印を観た時の衝撃には及ばないかなという一作。
そこの恋愛描写いる?とか、息子の死に方切なすぎない?とか色々言いたいことはあれど気持ち悪すぎるラスプーチ
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エターナルズ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最高に2021年してる映画だった…!

好きな部分はありすぎて語り尽くせないけど、この映画が流行るような世界なら未来に希望を持てると思う。
多様性という点に目を当てれば、確かに多様だけれど全く説教臭さ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

砂の惑星、デューンとティモシーシャラメ演じるポールが出会う事によって始まる物語……

を3時間かけてじっくり撮られた映画。始まりの物語というと間違いではないけど、エピソードゼロのような意味合いが強い一
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「これは正義なのか」を問う映画というよりは「主人公の正義を淡々と遂行する映画」だった。

ガイリッチー監督の巧みな時間軸を移す画面転換によって、徐々に明かされていく真実は冒頭の事件へと繋がる。
警備員
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