あおさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.6

あんまり感動しなくて、ちょっと
がっかりしてる自分がいる。

なんだろう。

彼が、彼女との未来を選ばずに、
不特定多数の他人を救った、その理由が、
強く伝わってこなかったからなのか。

それとも、彼
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君が最後の初恋(2021年製作の映画)

4.2

コメディーかと思っていたら、後半は涙がこぼれっぱなし。

「先に愛した人」で知ったロイ・チウ。
彼が、心優しいチンピラを演じる。

こういう役、本当に上手い。

前半と後半では、全く違う表情を見せるけ
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小さな恋のうた(2019年製作の映画)

4.0

想像してたより、ずっとずっと
よかった。

バンドの再生物語、だけじゃなくて、
沖縄の基地の問題も大きく関わっていて。

また逢いにくるね、と言った
リサの想いに涙がこぼれる。
そう、いつか、
フェン
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.2

血の繋がっていない他人を
息子として迎え入れて、
あれほど愛せるなんて、すごい。

母親だけじゃなく、
家族みんなが彼のことを
受け入れてた。

彼を助けてるだけじゃない。
彼の人間性に触れて、惹きつ
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

広場の建物の壁に映画を写し出す
シーンが好きだった。

ラストシーンが印象的。
あの繋がれたフィルムは、愛だ。
アルフレードからトトへの。
そして、あの映画館を、映画を、
生きることを愛した全ての人々
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.8

面白かった〜!
いろんなシーンで笑ってしまった。

刑事5人を演じる役者が
みな芸達者。

チキン、美味しそうだったなぁ。

いつも思うけど、韓国の料理って、
本当に美味しそう。

いつか、韓国に行き
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未知との遭遇(1977年製作の映画)

4.0

久しぶりに鑑賞。
ラストの山でのシーン以外は全然覚えていなくて、新鮮だった。

やっぱりスピルバーグは素晴らしいなぁ。
名画だと思う。

UFOの描写も、今見ても古くさいとは
感じられない。

主演の
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ホットロード(2014年製作の映画)

3.8

のんが、もうどうしようっていうくらい
可愛い。
ずいぶん前の作品だけど、
この存在感はすごい。

私は、ほとんど漫画を読んで育ってこなかったんだけど、
この原作は、学生の頃、誰かに貸してもらって、教室
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キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

3.9

顔を出さずに音楽だけで勝負して、
あれだけ売れたGReeeeNって、
本当にすごいと思う。

お兄さんが、こんなふうに関わっていたなんて、全然知らなかった。

松坂桃李の熱演が、光ってた。

ときめき♡プリンセス婚活記(2018年製作の映画)

3.2

完璧に邦題のつけ方間違ってる。

というか、むしろ、
邦題に似合うほどの、
コメディーであって欲しかった。

テーマは面白いんだから、こんなに
重苦しい話にしないで、
楽しい作品にすれば良かったんじゃ
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愛唄 ―約束のナクヒト―(2019年製作の映画)

3.6

「君の瞳が問いかけている」に続いて2作目だったけれど、
横浜流星って、いい役者だなぁと思えた。

清原果耶も。
彼女はまだ19歳なんだね。

2人がとても良かった。

愛唄、とのつながりは、
私にはあ
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.8

美しく聡明で、キラキラと輝いていた
あの少女が、なぜ、そんなにも
不幸にならなければいけなかったのか。

彼女が書いた答辞が、胸に沁みる。

つらくなった時、私たちは思い出す。
自分の夢や可能性がまだ
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.0

音楽とダンス。

それは人間の奥底を揺さぶる。

心のずっとずっと奥の方、
本当のことを全部知っている
光あふれる場所。
その場所をもっともっと光らせていく。

戦争下でなければ、楽しくて幸せな
スト
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.8

いじめられている彼女を救った。
そこまではわかる。

でも、命がけで川に溺れた人を救った
あの行為が、2つ目のUFOを撃ち落とすことだった、というところを、
理解するのが難しい。

でも、あの行為がな
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スキマスキ(2015年製作の映画)

3.5

町田くん、いいねー。
ちょっとおバカな大学生役、
似合ってました。

スマートな役も似合うけど、
こういうコミカルな役が
本当に上手いと思う。

童貞を卒業するシーンも、
なんか可愛かった。

この作
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OVER DRIVE(2018年製作の映画)

3.0

公道を走るこんなラリーがあるんですね。
首都高封鎖して、とかすごい。

確かにストーリーはありがち。
もう少し深く何かが描かれていたら、としか思えないけど、
真剣佑も東出昌大も、キャスト的にピッタリだ
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.0

たしかに、ツッコミどころ満載の作品。

でも、海外で知った戦争の悲惨さと、
あまりにも対照的な日本の光景。

その中で深い絶望と悲しみを抱える
犯人たちの思いには、胸を締め付けられる気がした。

戦争
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.0

昨年は「この世界の片隅に」を、
そして今年は、こちらを。

広島と呉の風景の美しさと、
そこに暮らす人々の優しさが心に染みる。

だからこそ、戦争の恐ろしさ、愚かさが
より伝わってくる。

遊郭の女の
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

キム・ハヌルとユ・スンホが主演した
韓国映画「ブラインド」のリメイク。

韓国版も面白かったけれど、
こちらも見応えある作品に仕上がって
いた。

吉岡里帆はドラマでしか見たことがなく、あまり作品に恵
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

ひと夏の恋と別れ。
切なさが胸に迫る。

2人が結ばれる時、
「本当に望んでる?」って、
エリオを思いやるオリヴァーの優しさが
好きだった。

息子の恋を知った父親の言葉。

あんなに真っ直ぐな美しい
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

3.5

松山ケンイチ、若くて細ーい。
背が高いんだなって、初めて知った。

みるめがユリと恋に落ちるまでが、
すごくいい。
モデルに呼ばれたシーンとかね。

2人のセリフがすごく自然で、
本当に台本通りなのか
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僕らの先にある道(2018年製作の映画)

3.8

「ごめんの一言は大切な人を失う前に」
「愛してるの一言はまだ間に合ううちに」

最後の最後に活字で表示されるこの2つが
この映画の描きたかったこと。

でも、本編がそれを十分に描き切っていたかといえば
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詩人の恋(2017年製作の映画)

4.0

詩人の先生と、歳の離れた青年との
切ない恋。

理由なんてわからないけど、気になる。
会いたくなる。
そして恋に落ちたことを知る。

「同情してるんですよね?」と青年が
何度も聞くのは、確かめたいから
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.6

なんか、想像していたのと全然違って
びっくりした。

同窓会の感じがリアル。

最後、アパートに訪ねてきたニが、
「ん?」って言うとこが可愛かった。

渡辺大知の作品、他のも見てみたい。

Long time no see(2017年製作の映画)

3.8

再視聴。

酷評してる人が多いけど、
私は好き。

たしかにWEB小説家である設定は
全くいらないし、
最初のラブシーンもおままごとレベルで、はっきり言って前半はイマイチ。

でも、この作品の醍醐味は
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.0

こんな女の子と、
一瞬でもこんなふうに一緒に過ごしたら、
そのあと、どうやって生きていけばいいか
わからなくなってしまうかもしれない。

でも、彼女が最後まで輝けたのは、
隣に彼がいたからだったんだ。
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忘れないと誓ったぼくがいた(2015年製作の映画)

3.3

村上虹郎を見たくて観賞。
すごく若い。
18歳くらい?
デビューして少し経ったくらいの作品だろうか。

村上くんの、今のところの代表作って
何になるんだろう…。

いい作品にどんどん出てほしい。

his(2020年製作の映画)

4.5

冒頭でやられてしまった。
ベットで服を交換するシーン。

似合ってると言われて、宮沢氷魚が演じるシュンが「ほんと?」って言う。

あれは、やばい。

この人がどれだけ目の前の人のことを愛してるのか、そ
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.8

これ、韓国の「ただ君だけ」のリメイクだったんだ。
見始めるまで、知らなかった。

ソ・ジソブとハン・ヒョジュ。
この2人が主演の韓国版には、
ちょっと勝てないかな。
 
横浜流星、彼の演技は初めて見た
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

人種で一括りにとらえるのではなく、
その人個人をきちんと見て、深く知ることで、偏見は消えていく。

各々が自分の場所で、そんな小さな瞬間を積み重ねていくことだけが、世界を変えていく。

終盤、黒人のバ
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君の誕生日(2018年製作の映画)

4.0

号泣した。
本当に。
声に出して泣いた。

息子の母に対する愛。
父親がいないから、
母親を支えてきた。
母親を恋人と呼べるほどの、愛。

母親も、彼をどんなに頼りにして、
愛おしく思っていたか。
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感染家族(2018年製作の映画)

4.0

わはは。
おもしろー。

韓国って、ゾンビものが流行ると思ったら、そればっか作ってくるのよねー、と思いながら観たら、
あらら、全然違う切り口の作品(笑)
面白かった!

チョン・ジェヨン、やっぱりいい
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.0

いやー、すっごく面白かった!

お父さん役の人、
でっぷり太ってて別人かと思ったけど
「地上の星たち」のアーミルカーンだったとは!
役作りかぁ。すごい!

レスリングに取り組む姉妹を演じた
2人も、す
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

ここ何年か英語の多読に取り組んでいて、
その中で出会った大好きな児童書の
映画化作品。

原作の良いところをきちんと詰め込んだ
いい作品になっていたと思う。

映画で感動した人は、
ぜひ本も読んでみて
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

4.2

2度目の鑑賞。

こんな状況に置かれたら、
自分はどんな生き方を選択するだろうかと
作品を見ながら考えていた。

津波のシーンは、
やはり東日本大震災のことを思わずにはいられない。

この映画の中で描
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.7

想像していたより、何倍も面白かった。

蒼井優が可愛い。
服もバックも可愛い。

ラストシーンは、え?っと思ったけど、
見終わったあと、しばらく考えていたら、
あれでよかったんだろうなぁ、と。

弟か
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