aoiさんの映画レビュー・感想・評価

aoi

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シニカル/シュールが大好物。
最近忙しくてタイムライン追えてませんー。コメント放置してごめんなさい!

撮り方作り方の考察をできるだけ。
Clipしてもらえると嬉しいものですね。

映画(545)
ドラマ(0)

マチネー/土曜の午後はキッスで始まる(1993年製作の映画)

3.9

娯楽とはなにか。
ただの暇つぶしと言い切るのは夢がない。娯楽があるから我々は希望や夢を抱いたり、恋い焦がれたり、恐怖からの開放感に安堵する。
たかが娯楽、されど娯楽。

歯医者でアリの唾液が口から入り
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セールスマン(2016年製作の映画)

3.5

旦那の行動が無神経で思いやりに欠けて感じるのは私が女だからか。
妻を襲った犯人を探す理由は、傷ついた妻のためなのか、それとも自分(と妻)をこんな状況にした犯人が憎いからか。

犯人探しという現実的解決
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ダイ・ビューティフル(2016年製作の映画)

3.7

世の中は悪意と不理解に満ちている。

急死したトリシャの死後7日間、死化粧にハリウッド女優のメイクを日ごとに施し、彼女の人生を振り返る。
LGBTものは正直苦手だけどユーモラスで観やすかった。

死化
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甘い人生(2005年製作の映画)

3.5

直接的なバイオレンス表現よりも、グロを予感させるシーンはなんでこんなに嫌な気分になるんだろう。
包丁研ぐ音や血飛沫の飛んだビニールシートなどなど。準備シーンを観るだけで吐き気がした。

どれだけ忠義を
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connie & carla(2004年製作の映画)

3.5

夢も恋愛も転がってくるもんじゃないし、追いかけないと掴めない。
どんな状況でも諦めなかったこと以外に、彼女たちの成功の理由が見つけられない。
それほどシンプルなストーリーだったけれど、主人公二人がドラ
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スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)

3.6

社会に生き疲れ、人生をリタイアしていく人々と、彼らを手助けする自殺用品店。
暗くしたらいいってもんじゃないわい!と思いながらも、くすんだ絵本風の美術が良く見入ってしまった。しかも、まさかのミュージカル
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汚れた顔の天使(1938年製作の映画)

4.7

人生には、倫理や善悪以前に人として大切なものがある。確かに存在するのだ。
思い出すだけで泣けてくる。なんて深い…

「一緒に働き、戦い、盗みもした」幼馴染の人生の別れ道は、一人は窃盗で捕まり、もう片方
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.9

ディズニーと現実世界のギャップを自虐連発でいじり倒す作品程度に思ってたが、まあ!なんて素敵なの!

日常会話でもいちいちジェスチャー付き、オーバーリアクションに引く現実世界の住人。
「イタイお姫様」へ
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パディントン 2(2017年製作の映画)

3.2

森のルーシーおばさんにプレゼントを贈るために奮闘するパディントン。実に絵本らしいストーリーとオチ。
大切な人へなにかを贈りたいって気持ちは純粋で美しい。
大人になるとしがらみだらけで、贈り物は大抵sh
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.0

ファンタスティック・ビースト鑑賞直後の童心に帰った今なら観れる気がする!
と今更ながら初鑑賞。

序盤で3回寝落ちしたけど、中盤以降の偽装やドロボウ撃退のアイデアが面白い。
なるほどアレくらいの悪ガキ
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.9

魔法省へはハチ公像からいけますか?西郷隆盛像ですか?
あ〜もう私もポケットに入れてつれいってくれ!

序盤の牢獄からのシークエンスでワクワクさせられてから、すでに魔法界に心は持っていかれてるので夢のよ
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キャプテンハーロック(2013年製作の映画)

3.0

アルカディア号めっちゃかっこええ…
トーマスのドクロ版みたいな造形がとっても素敵。
しかし戦艦の基本攻撃って体当たりなの?
いかに敵の意表をついて体当たりするかっていう、レスリングみたいな戦法が意外す
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

4.0

おっもしろ!なんだこのモミアゲ探偵…かっこいいな?!

インヒアレント・ヴァイス=内在する欠陥

海上保険用語で、積荷の破損など避けられない危険のことを指すそう。
どれだけ注意しても、ミスや事故は起こ
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山椒大夫(1954年製作の映画)

3.7

白黒映画で写る水は本当に美しい。
けれど、この映画での水はやるせなさと非情さも帯びていて、あまりに物悲しい。

人身売買、奴隷、どの時代にも自分の意思とは関係なく犠牲になる人たちがいる。
搾取する側で
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.5

よくもまあ、こんなにも魑魅魍魎をそろえたな笑
屈折、歪み、狂気…と色んな言葉で形容されるこの作品だけれど、そんな魑魅魍魎の欲望に塗れた世の中で我々は生きていかなければならない。

強姦をきっかけに、武
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ショート・カッツ(1993年製作の映画)

3.7

オープニングが素敵すぎる!
様々なフォメーションを取りながら、害虫駆除の薬を散布するヘリコプター。
合間に浮かび上がるクレジットと夜空のコントラストがとても綺麗。

いくつかのストーリーが細切れに、同
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チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

3.8

奇跡などなく、泥臭くて清濁呑んだ努力によってガタガタな舞台を支える経営者の彼こそ、本当のグレイテストショーマンだと思う。
途中で蛇の道以外の選択肢がなく、人生を詰んだ瞬間みたいなものが見えてしまった時
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ブルーム・オブ・イエスタディ(2016年製作の映画)

3.5

監督はたぶん高畑勲みたいな生真面目な人間なんだと思う。ジョークのマニュアル本買っちゃうような。
重いテーマをブラックユーモアで塗り固め、苦笑い程度には緩和してくれる。
けれど、ブラックジョークは躊躇す
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パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

-

思わず一回ディスク取り出して確認したほど、予想の斜め上をゆくテイストに「???」と序盤から困惑。
えええ何これと困惑しながら見続けてたが…

おいおいおいホラーやんけ
ふざけんなよぉおぉお

途中停止
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アップルシード アルファ(2014年製作の映画)

4.0

朝観るには、なんて準備の捗らない!
アドレナリン出すぎて遅刻するとこだったわ笑

音楽、CG、ストーリー含め好きとしか言いようがない!こういう作品大好き。雰囲気だけで幸せ。
前作のアップルシードでは、
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.0

高畑充希の役どころが、いかにも「男から見る理想の女」でじんましん出るかと思った。感想以上。


以下メモ

https://cgworld.jp/regular/201801-vfxanatomy-c
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

初・是枝作品。メッセージ性から演出まで、わざとらしくてクサイのにシンプルに面白い。

Q.人を裁くのはなにか?
A. 都合です。

そもそも人を裁くこと自体が傲慢な行為だと思うけれど、ましてや、その基
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あなただけ今晩は(1963年製作の映画)

3.7

パリの娼婦たちのビビッドなファッションやコケティッシュな立ち振舞いが可愛らしい!
真面目な男が諸事情あって、娼婦のヒモになる。ヒモの身ながら、彼女を独り占めしたいがために奮闘する。
手が込んだギャグと
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THX-1138(1971年製作の映画)

3.3

無機質な白の使い方、オブジェクトの接写、ひきこまれる構図ばかりで構図フェチにはたまらん!
スタイリッシュなジャケット、クレジットのフォント、どのショットもレイアウトが丁寧で美しい。
スキンヘッドにする
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

2.0

どんなサイコパス野郎が出てくるのかと構えてたけれど、お前スパイダーマンに出てなかった?
サイコパスっぷりよりも、ナルシストすぎて面倒くせー笑

こういう下品でうるさい映画は苦手。
でも、主人公ベイトマ
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.8

くー!面っ白い!この映画を好きな人は無条件で好きになれそう笑
アヴァンギャルドな映像とクレイジーな内容が素晴らしい!

始まってすぐの室内を見渡すカメラがとても素晴らしいけれど、それに感動する暇もなく
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デッドマン(1995年製作の映画)

3.7

なんだかアメリカ版もののけ姫みたいだったな。死にゆく男と彼を見守るネイティブ・アメリカンの死生観が描かれる。

ジョニー・デップって女顔だったんだなぁと始め思ってたけど、後半になるにつれ、本当に顔つき
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謝罪の王様(2013年製作の映画)

3.0

アイディアが面白い!でも、お前らちゃんと自由の女神に謝罪しろよな!

公的な謝罪は100°の角度で20秒。
大切なのは謝罪の言葉そのものよりも、スピード・誠意・相手を肯定すること。
近年よく見かけるく
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サンキュー・スモーキング(2006年製作の映画)

4.0

映画会社のシークエンスが好きすぎる!
ブラックすぎる内輪ジョークで一緒に爆笑してしまったから、私はあの会社入れるな笑

煙草業界のロビイストvsアンチ煙草の面々(政治家、慈善団体、ガン患者etc)
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羊の木(2018年製作の映画)

3.0

のろろ祭りの描写は個人的には好き。
田舎の非科学的で因習めいた祭って、なんであんなにソワソワするんだろうな〜!
この時代にも、こんなお祭りがたくさん残っててほしいね。
松田龍平の肩越しに、のろろ様ごっ
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.8

コールオブデューティー!?攻殻機動隊?!オタクほいほいですか?

スカッとしたくて借りてきたけど大当たり。中身はないけど面白かった。
どこから出てきたんだお前?!と襲いかかってくる住民たち!バイオハザ
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メアリー&マックス(2008年製作の映画)

4.0

どこまで実話かは分からないが、かなり脚色してるとしたら素晴らしいセンス!
想定してたより闇が深く、冒頭で心折れるかと思ったけど笑、大人には申し分ない内容の濃さだった。

客観的に見れば辛い現実が、少女
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イースター・パレード(1948年製作の映画)

4.2

オープニングから既に好きだった。
キレッキレのダンスが素晴らしい!
「雨に唄えば」然り、クラシックなミュージカルは楽しく無駄がない。シンプルでいいね。

忘れたい女の身長を聞いてカクテルをつくるバーの
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コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

3.7

コーヒーが飲みたいのに飲めない!
ある男のほんの少しだけ不運な一日。
こんな踏んだり蹴ったりな日もある。

邦題がいいね。村上春樹を意識してるだろうけど、なんとなく分かる気がする。
小洒落た音楽とモノ
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ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

3.7

子供向けファンタジーかしら?と癒されたい気持ちで観たけど、すごく良くできたファンタジーだった。ワクワクしちゃう!
脚本の大元は、吉本新喜劇と背骨は大して変わらないのだけれど笑、ディテールが素晴らしい…
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.8

「?!」って言葉にならない声が出てのエンドロール!笑

男と女の性の本質が垣間見える作品。
夫婦でいることがお互いの性を束縛する契約なのだとしたら、本当にしょーもねぇ制度だなと思ってしまった。家庭をつ
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