aoiさんの映画レビュー・感想・評価

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シニカル/シュールが大好物。
撮り方作り方の考察をできるだけ。
Clipしてもらえると嬉しいものですね。

映画(625)
ドラマ(0)

アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

4.0

ああ、とてもよかった…
なにこのオシャレ映画、いつ制作だよ…

終末思想を持つ美女と刑務所帰りの暗い過去を持つ男。
一歩引いて考えれば、少女漫画によくありがちな男女の設定だけど、ときめくじゃないか!
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ルパン三世 ルパンVS複製人間(1978年製作の映画)

3.0

子供の頃のトラウマ映画

といっても、初めて観たのが子供の頃でもちろん理解できず、その上造形は不気味で気持ち悪い印象のまま大人になってしまった。大好きなルパンシリーズの中で唯一大嫌いな作品だった。
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

3.6

シュールな笑いを小出しにしてくる大変滑稽な銀行強盗の物語。
物事は大体がスムーズにゆかないので、なにかを計画するためには、いかに事前の情報集めとフレキシブルな思考力、そして人選(笑)が大切かがわかる。
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REDLINE(2010年製作の映画)

3.5

アドレナリンが止まらないBGM
くいしばる顔の造形や超広角の構図、スピード感が最高!
アメコミっぽいマットな色使いや、矢沢あいと荒木飛呂彦を足したような絵柄も、カロリー高い感じがして素敵。

倦怠感の
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O drakos(原題)(1956年製作の映画)

4.5

町のギャングからカリスマ視されている大悪党'O drako'と間違えられた気弱な男の笑劇、あるいは悲劇。
陽気な音楽が流れているかと思えば、途端に静まり返るなど、メリハリのある緊張感がとても良かった。
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アメリカの影(1959年製作の映画)

3.6

自分をよく分かってる女は傷つかないものよ

へ、へぇ〜!そうなの?

ジャケットデザインから、 なぜだか殺し屋とか出てくると思ってたが全然違った笑
白人黒人の混血三兄妹をめぐるアメリカでは根の深い人種
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ミッシング(1982年製作の映画)

3.7

ギリシャの社会派映画監督コスタ・ガヴラス。
ギリシャ出身の友人が猛烈にプッシュしてた監督なんだが、他の作品が全然流通してねぇ笑。そしてようやく見つけた一本。

チリで起きた軍事クーデターに巻き込まれ、
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ルートヴィヒ 完全復元版(1972年製作の映画)

4.0

長すぎるあまり、細切れにして一週間くらいずーっと観てた気がする。
本当に240分だけ?先週、時空歪んでた?

ヘルムート・バーガーが麗しすぎて呼吸困難になる2時間、そして落日の後半は少し苦しい。
それ
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

ポップなオープニングがかわいい!
ああトム・ハンクス観ただけで次から泣いてしまいそうだ。
追う/追われる側という敵対関係でありながら、芽生える友情。
罪を犯すものもまた傷ついている。あらゆる犯罪はだれ
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アルファヴィル(1965年製作の映画)

3.5

見方を変えれば、どこだってSF的世界になりうる。だってコレどこからどう見たってただのParis

ダミ声人工知能α60が管理する統治社会アルファヴィーッル。
感情を表に出すことは死刑に値する。人を愛す
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.7

困り眉がかわいいジョニーデップ。
ハサミを使ってる時の顔、別次元を見てるようで好きだなあ。

とびきりピュアなおとぎ話的な主役を、俗物的な集合(すなわち私やその他大勢)の中にブッ込んでくるから、このお
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.9

うげー!!!グロい!!!グロすぎる!
今日の朝はモーニング行こうかしらなんて思いながら見る作品ではない笑

ナチスの親衛隊SS
を狩るための連合国軍の特殊部隊イングロリアス・バスターズ。
気になって調
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くもりときどきミートボール(2009年製作の映画)

3.5

かなりクレイジーだった笑
食べ物の雨を降らせる機械の発明によって、町中がハッピーになったかと思いきや、機械が暴走し始めて大災害に!
お子さま向けでハッピーな映画だけど、大人の自分が観ると少しクレイジー
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バーバー(2001年製作の映画)

3.9

この髪の毛、なんでほっといても伸びるんだ?

髪型を変えるように、少しだけ人生を変えたい主人公。
ああ面白い。面白い展開に、面白い会話。
モノクロの映像も渋さが増して良い!

寡黙だと堂々としているよ
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.9

いいなぁ猫に起こされる生活。

タバコを燻らせて猫と暮らす脱力系なハードボイルド私立探偵。
ああ、もうなんてオシャレな映画なの…
生まれ変わったら私立探偵の隣に住みたい。否、私立探偵に飼われる猫になり
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コッポラの胡蝶の夢(2007年製作の映画)

3.3

「胡蝶の夢」
蝶になった夢を見て目を覚ました。しかし、果たして自分は夢で蝶になったのか、はたまた今の自分が蝶の見ている夢なのか。

「胡蝶の夢」は私の大好きなゲームシリーズ・ペルソナでよく用いられる荘
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.9

あー面白かった!三谷幸喜の作品は本当に観てて気持ちいい!

12人の怒れる男とスタートや設定は同じで、ある殺人事件の裁判の陪審員として招聘された12人の日本人たちの会話劇。
同じなのに面白くて最後まで
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.8

ホームアローンが守りなら、ペーパームーンのアディは攻め?

「お利口」は見方を変えれば「つまらない」
「賢い」は見方を変えれば「狡い」

見えてるものが本物だろうと、価値を決めるのは自分次第。客観的な
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ゴッド・ディーバ(2004年製作の映画)

1.0

愛もセックスも不要
衛生的に子供を作ろう!

そんな狂ったSF臭をまとったキャッチコピーに、ワクワクさせられる設定の2095年のNY。
しかし、内容もビジュアルも正直よくわからん。感想はキャシャーン観
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CQ(2001年製作の映画)

3.5

ソフィア・コッポラ「SOMEWHERE」を観たので、次は兄のロマン・コッポラ作。

が、コッポラ兄妹よりも先日観た「バートン・フィンク」の方がジャンルとしては近いかな。
映画の編集マンだった主人公が、
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.0

どこかであり、どこでもない。
ここではないけど、どこかは答えられない。でも存在は感じられる。だから存在する。どこかに。
そんなところに大切ななにかがある。

空気をつかむような作品だったな。
かなり飲
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家族の肖像(1974年製作の映画)

4.0

侯爵夫人の愛人・コンラッドの色気が爆発していて、もうまったく正常な精神状態で見れなかった。ああ麗しい!

アウトローな生き様に、ハスキーボイスと乱暴な物言い…
こんな生意気な若者がいたら、そら愛人とし
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バートン・フィンク(1991年製作の映画)

3.8

コーエン兄弟 2本目。

象徴的な描写が度々でてくるので、読解系だなとは思ったけど私では考察が及ばない…!
剥がれる壁、雑音、まとわりつく蚊、虫刺され、耳垂れ、壁掛けの絵、謎の箱、聖書。難しい、難しい
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ピクセル(2015年製作の映画)

3.6

子供の頃に好きだったものを、一生愛せる大人でいたい。

「子供の頃ムダにした時間をようやく取り戻したな」というセリフが出てくる。
大人になった時の価値観が、子供の時より良いとはとは限らない。
雑念なく
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ミツコ感覚(2011年製作の映画)

3.5

よくもまあ、こんなにもプライベートゾーンに土足で入り込んでくる厚かましい人物を描けるな!(褒めてます)
間の悪さやねっとりした空気の描き方は筆舌しがたい(褒めてます!)

カメラマン志望ののミツコ、会
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カサブランカ(1942年製作の映画)

4.2

「言わなくていい」と「聞きたくない」はどちらの方ががきつい言葉だろうか?

「君の瞳に乾杯」
なんてセリフの出てくる、キザな野郎に口説かれるミュージカルなのかとずっと思ってた。全然歌わねーな笑
戦争に
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.7

ん?これジェイク・ギレンホールか?
目がギョロついてないな?

ああ、終わり方…
ロス警官のリアルがこれだとしたら、警官どころか住民でも命がいくつあっても足りないよ!
目まぐるしいPOVカメラやドライ
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.9

どれだけ謙虚な人でもたぶん誰もが潜在的に、世界の中心は自分だと考えたことがあるはず。
ひとりの人生が監視されてるどころか、番組になってるという、いきすぎた妄想のような設定。

ところが、だんだん放送事
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.6

アメコミツアー第2弾〜スパイダーマン編〜

3にもなると、スパイダーマンもかなりの天狗っぷり。
一人暮らしを始めて彼女もでき、お金も稼げるようになって、友達やバイトの人間関係も円滑、俺がシフトをまわし
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ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

3.8

護衛モノはなんとなくシティーハンター感あって好きだな〜!
アクション(というか、もはや事故)の見応え抜群なのはもちろん、コメディとしてもめちゃくちゃ笑った。

護衛されてる側のセリーナの必死な百烈拳な
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.6

点灯職人たちのダンスがかっこよかった!
前作の小ネタを仕込んではニヤニヤさせられる。義足のエピソードとか、初めて観た人には絶対にわからないよな笑

睡眠不足もあってか、ところどころ眠かったけど、大好き
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.8

終わりどころ!まさか続くなんて…

女殺し屋ブライトの復讐劇。

面白かったー!エンタメ要素たっぷり!
まさかアニメ表現まであるとは思わず、びっくりしたけど笑
押井守塾の「BLOOD THE LAST
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ぼくの大切なともだち(2006年製作の映画)

4.0

オジさんになって、自分には友達が一人もいない事に気付く。そんな切ないけど温かいお話。

書店で「友達を作る方法」という本の在庫を聞く。店員に聞き返される。
店員は他のスタッフに「『友達を作る方法』って
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

人の無関心と不寛容。

老人を目の前に優先座席で堂々とスマホゲームをやってる若者がいると、鬼の形相でチラチラ見てしまう。
一方で、雑踏でうずくまってる人がいても、誰かが助けるだろうと立ち止まらない。
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.6

今更ながら初鑑賞。
アキラ=金田(赤いバイクの彼)のことだと思ってたけど、違うんですね…?!

私が生まれる前の作品だけど、この時代のアニメはたまらなく好きだー!惹かれる!
大友克洋に限らず、エネルギ
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

4.0

オープニングがもうめっちゃ好き!
もう視認性とかそういうことじゃなくて、考えるな感じろ!の世界。

観る人をかなり選ぶ暴力的な映像の連発で、監督の色彩感覚やアートワークを楽しむ映画。
ぐるぐる回るカメ
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