全然話がわからない、って言うと大雑把すぎる言い方になるか。
作中に通ってる理屈の質があんまり馴染みのないものでその点は入りにくかったけどアクションの取り方には工夫が見られるしところどころめちゃめちゃキ>>続きを読む
作中において示唆される議論はもう散々やられているものなので特に2025年現在から言うべきことはない。
ドキュメンタリー映画としてもまあそんなに上手なほうでもない。
アクションのキレもいいし話も無駄にやってるだけの悲劇みたいなのがなくて良いプロット。
第四の壁ネタについては、デッドプールがそれをするっていうことが認知され切った2024年に観ると度々作中で擦られ>>続きを読む
きわめてエンターテイメント的なフィクションではあるけれど、その根底にある実際に撮影現場の熱も伝えてくれる快作。
大いなる沈黙へを観たときにも感じたようなカメラの枠外にあるなにか美しいものに触れた気にさ>>続きを読む
建付けとしてはありふれた怪獣映画。
ノルウェーのオスロが舞台な割に画面に映る有色人種が少なかったりキリスト教以前の北欧社会への懐古的な眼差しを見せてみたりと制作陣に紛れ込んだ政治的な傾向が面白い。
藁の敷き詰められた小屋の真っ黒い小さな入口から這い出してくる子豚たち、から始まり、ブタやニワトリ、牛といった家畜たちの生活の一場面を彼らにきわめて接近した視点から映したドキュメンタリー。
言語的な説>>続きを読む
ドキュメンタリーではあるけれど取材対象はカメラやそれを通して覗き見ている我々に対して何かをアピールしてくることがなく、それが緊迫感に繋がっている。
観ているときの質感は画家と泥棒とかミッドナイトファミ>>続きを読む
貧しく伝統的な価値観の根強いジョージアで伝統舞踊のダンサーを目指す男の子の話。
ありきたりと言ってよいプロットをむしろ王道と呼ばせる演出の力強さが素晴らしい。
いろんな社会が直面している移民政策の負の成果を誇張して描いた作品。映画のストーリーとしては起伏に欠けるもののトピックがトピックだけに緊迫感をおぼえざるをえないところはある。
ゲゲゲの鬼太郎をバックボーンにクソ田舎伝奇活劇のお約束を詰め込んだ作品。詰め込みすぎて後半の尺足りなくなってないか?
人間に対する眼差しが眩しくて中盤ちょっと泣きそうになったりしたけど総合的にはそんな>>続きを読む
ストーリーは退屈と言ってとくに角も立たないであろうほどシンプルながらそれを補って余りある美しさに満ちている。
遮るもののない空と大地という情景から強い閉塞感を受ける、という感覚は日本に暮らしているとな>>続きを読む