漂っている、漂っていない、その全てを映してくれて、現実も非現実も、生も死も、言葉も言葉にできなさも見つめてくれたように思う。言語化したくない、という感想が、この映画の全てのように思う。
刺さりすぎてし>>続きを読む
ベンチと人々の会話を聞いてるだけのはずなのに、いろんな人の人生を浴びたような充実感が心地よかった。妙に刺さって泣いてしまったり、吹き出してしまったり、そんな感情の変化も楽しかった。
何回か観てるけど、毎回大好きで唯一無二なのに不思議と言葉で言い表せない映画。今回もエンドロールでは胸がいっぱいで、終わってしまったことが悲しくて、でも幸せな時間だったことが嬉しくて思わず冷たい床に寝そ>>続きを読む
時々眠くなるのも含め楽しかった、帰り道、イヤホンをせずに帰った。
あぁ、おもしろかった、、もう一回観に行こ、
みんな可愛くて面白くて好き。何回見てもやっぱり好きってなる映画。日常で時々思い出す映画。
自意識が芽生えたのはいつだろう、いつから一人になれていないのだろうか、
あったなぁ、はぁ、とため息をつきそうになる。よく分からず人を傷つけてしまったことを思い出す。あぁ、とただ、嘆くしかない、。
受け>>続きを読む
初めはこういうやついる、何考えてるか分からなくて結局空っぽなやついる〜、とか思ってたけど物語が進むにつれて、どんどん私とも馴染みのあるものが描かれていった。
日々のわからなさへの気持ち悪さとか、ず〜っ>>続きを読む
冬の風と冬の日差しが素敵。
眩しくて目障りな何かをそっと閉じて、やさしく抱きしめてくれる感じ。
背中をさすってくれる感じ。
最高。
あの人はこんな人だから好きじゃない、とか、あの子に嫌われたかもしれないとか、そんな思い抱きに疲れてしまっていたけど、もっともっと根底にある、言葉にもできないような心の何かが肯定されたような気が>>続きを読む
こうして日々は続いていくんだなと、夏がとても憂鬱だけど、生活しようかなと、思いました。
ぼーっとしてる時に、少し不安になったり、少し嬉しくなったりすることも映像にしてくれるんだと嬉しかった。
影響され>>続きを読む
なにもわからなくても、漂うものがあって、それは別に不潔なものじゃないんだ。
ただこの世界の心地よさだけが私を包んで、涙が止まらなかった。
好きなシーンがたくさんあるな、、
目の前のものをただ見ていたくて、大事なものを大事だと言いたくて、大事じゃないものをそっと脇に置きたくて。
怖いものがあっても、いいのかな。
全シーン好きです。
見てて心がぐちゃぐちゃしちゃうんだけど、そのぐちゃぐちゃはあの頃のぐちゃぐちゃだ。
同志みたいな映画だ。
まず、傷ついた感情、複雑な感情に対して、模索していく姿に感動した。無視するのではなくて、自分の足で行動し、なんとか生きようとする姿に感動した。
監督が映し出す世界は触れることでしか感じることのできない>>続きを読む
この感情はなんだろう。心地よい晴れ晴れとした気分のようだが、それは決して眩しいものではない。何か呪いが解けていったような、そんな気がした。
私は何に疲れていたのか。また疲れたらこの映画を見ようと思う。
確かなものがこんなにもないのに、登場人物の声で温度が少し上がったり、歩き方で人物像がなんとなく伝わってきたり、ずっとその不確かさと伝わってくる温度感にキュンとしてた気がする。
またこの不確かさを感じた>>続きを読む
何が私の涙腺をこんなに刺激するのだろう。
死んでいく人、変わってくれない自分、夜よ明けるなと願う人が私と同じようにどこかにいること、プラネタリウムを作った人、プラネタリウムを見にくる人。星に励まされ夜>>続きを読む
あの子も茜色の夕日を歌っているだろうか。明日も変わらずあの頃を想うのだろうか。
迎えにきて、といつからそんなことを思っていただろう。もういいのか、もういいんだ。
好きとか、好きだったとか、永遠とか、自分とか、全て、誰も知らないのか、知ってるのか、それすらも私は知らなくて。でも一緒に時間を過ごした時があって、1人で時間を過ごした時があって、ただ前にも後ろにもいか>>続きを読む
好きと執着、自身の欠陥、社会の気持ち悪さ、苦しい。手放した私はツチヤが眩しい。
ツチヤのように執着に振り回される人を想い、ツチヤのようになりたかった人を想い、涙が止まらなかった。人が人であるからこそや>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
襲ってくる不安から逃げられなくなった時また逃げるために夢を見ることを肯定してくれる映画。アンが愛菜を思うように、この映画だけは自分のことをわかってくれると思う人がたくさんいると思う。
そして監督の姿>>続きを読む
いつかこの映画を泣かずに見れる日が来るだろうか。この映画を人に伝えるのが憚られるくらい私の映画だった。
温度のない生活、理由もなく心がざわついていて、いつも嫌いな自分がそばにいて、そういう人間がこの>>続きを読む