昭和2年にドイツで作られた、サイレントのSFスペクタクル。オーウェルの小説のような（オーウェルの方が後なので、あるいは彼もこの作品を観たのかも）ディストピア未来世界が描かれる。人間−キリスト−神の構造>>続きを読む
昭和2年にドイツで作られた、サイレントのSFスペクタクル。オーウェルの小説のような（オーウェルの方が後なので、あるいは彼もこの作品を観たのかも）ディストピア未来世界が描かれる。人間−キリスト−神の構造>>続きを読む
オーメンといえば、やっぱり首吊り、串刺し、首ちょんぱの衝撃だ。肝心のダミアンは遊んでいるだけなのだが、偶然を結節点として恐怖の連鎖が起こって周囲の人間が錯乱していく。中世に悪魔を信じて魔女を惨殺してい>>続きを読む
『シャイニング』のような恐怖を醸し出すサスペンスでありながら、悲しく切ないヒューマンドラマであるという、シャマラン監督の一番の傑作。結末を知ってから再び観ても楽しめる。映画の文法を知り尽くし自由に使い>>続きを読む
刑事コロンボの様などんでん返しでハイクオリティなサスペンスを味わえる名作。数人の登場人物とアパートの室内だけで、作り込まれた脚本と映像が観客を飽きさせない。ヒッチコックの匠の技が満載の傑作。グレース・>>続きを読む
絶望的な状況に陥りながらも知恵を振り絞って困難に立ち向かう映画。火星探索ミッションという設定が、手に届きそうで届かない近未来を描きつつ、リアルに起きそうな事という微妙な位置付けにあって、想像力と現実感>>続きを読む
イタリアのノスタルジックな村、素朴な人々、若者を芸術に導く年長者、美しい娘、美しい音楽。こういった道具立てが揃った映画として『ニュー・シネマ・パラダイス』があるが、そこでアルフレードを演じたフィリップ>>続きを読む
