aromさんの映画レビュー・感想・評価

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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.4

おバカSFで面白い。
最後もハッピーエンドなんだかよくわからないけど良し。

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.4

子供が授からず心を痛めている女性を狂気めいて描いているのが不快で見るのをやめようかと思ってたら、アレが動き始めたとたんに一気にストーリーがモンスターホラー化する。
ストップモーションアニメならではのア
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.6

「障がいのある娘を献身的に看護している健気な母親」という体で娘を束縛する母親。
主人公の娘はわりと序盤に母親の異常さに気づく。
周りに気づかれにくい酷い虐待で恐ろしい。ラストの面会シーンが良かった。
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BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.8

13歳の女の子が家に押し入ってきた凶暴な脱獄犯たちに反撃する。
鉛筆や物差しとか子供ならではの武器で戦うところが良い。逆に残酷だけど。
こういう一見弱そうに見える主人公が凶悪な犯罪集団を血祭りにあげて
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.0

これは塚本晋也監督「鉄男」をオマージュしている映画なんじゃないだろうか。

映画のあらすじには「事故で頭蓋骨にチタンを入れてから車に異常な執着心を抱き〜」と書いてあるけれど、主人公のアレクシアは子供の
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イン・アンド・アウト(2015年製作の映画)

2.9

豪邸に押し入り身代金目的で娘を誘拐しようと思ったら閉じ込められてしまった犯罪グループ。日の出から日没まで完全に遮断されて外に出られない。
何もしないでただ日没まで隠れていれば外に出られるのに…。

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女神の継承(2021年製作の映画)

3.8

代々受け継がれて祈祷師になった女性と邪悪な何かに取り憑かれてしまった姪。

憑依された美しい女性が少しずつ変貌していく前半まではそんなに怖さはないけれど、隠しカメラの映像あたりから怖さが突然加速してく
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.2

自暴自棄の殺人犯にクラクションの鳴らし方に因縁をつけられ、とことん粘着されるはめに。

ツッコミどころが多すぎてちょっと面白い。
助けてくれた人を殺人鬼が轢き殺しても警察に電話もせず車で走り去ったり、
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オキュラス 怨霊鏡(2013年製作の映画)

3.7

怨霊も悪魔も潜んでいるような鏡。
現実と回想と幻想が入り混じりながら映される、姉弟が過去に体験した恐怖。
幻想であって欲しいと思いながら見守るホラー。エピソード0とかの続編希望。

バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

3.1

ネットのやらせ番組という設定が現代的。
スタッフがサラッと殺されていくのに主人行の仲間だけ殺されないとか、いろいろあるがコメディ色強めだから許せる。やや白人向けコメディかな。

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

4.0

なんか痛すぎて辛い。
後に大量殺人を犯す主人公の青年マーティンは、精神的な成長がなく粗暴。子供の頃から馬鹿にされ続け怒りの沸点が低い。
普通の人として生きたいが、"普通"が分からずに悩み続けている。自
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ジュリアン(2017年製作の映画)

3.8

元夫の暴力から逃れるために離婚したが、共同親権という制度によって加害者から逃げきれず命の危険にさらされてしまう。
子供が嫌がっても面会を拒絶できず暴力に怯えながら暮らす母子家族を淡々と映している。余計
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

4.7

超セレブたちの享楽的バケーションの過ごし方。
何をしても罰を受けることがなければ、人間は必ず堕落する。聖書の時代から変わらない。
パッとしない売れない小説家の主人公が、自由奔放なイケてる金持ちグループ
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サークル(2015年製作の映画)

3.0

いわゆる不条理シチュエーションスリラー。
次に死ぬ人がなんとなく分かってしまう。今まで存在感なかった人が急に語り出すとか。
と思えば、投票なのに目立たない人が突然なぜ選ばれた?とか、あのおじさんはなん
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REVENGE リベンジ 鮮血の狩人(2020年製作の映画)

3.2

追われる側の反撃があるリベンジシリーズ結構好きです。
今回の鮮血の狩人は追う方も追われる方も飛び道具を持っていないので、このサムネの主人公が弓を引いているシーンは存在しません。
冒頭の伝説から始まり、
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

子供だろうが容赦なく残酷な目に遭わせる死霊。まさか子供たちは生き残るだろうと思って油断してたので予想外。
容赦ない上にグロテスクな死霊合体の姿が良いので、全体的に動いているところをもっと見たかった。
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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

4.0

いじめられている主人公が「狩が得意」というフラグが出てきたので、後半リベンジで暴れまくるのかなと思って見ていたら、10代の普通の女の子の揺れる心理描写が描かれていて、なかなかリアルで面白かった。
リベ
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.8

冒頭のやや胸糞なウェイ系男女のはしゃぎっぷりがやたらリアル。
チャラい都会の若者が田舎で酷い目に遭うB級映画の王道を行くのかと思ったら予測外の展開に。

昔からの村の決まりという理由だけで人を殺す村長
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エクリプス(2017年製作の映画)

3.4

仕事でほとんど家にいない母親の代わりに小さな兄弟の面倒をみている学生の主人公。学校の友達ともうまくいかない。
得体の知れない何かに呪われているのか、それとも孤独な日々に疲弊して精神を蝕まれているのか。
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.4

生真面目であるが故に新興宗教の教えを盲目的に信じ日々を重ねていく三人。
ストイックな生活を続けたことでむしろ抑圧された欲望が爆発する。
題材もストーリーも面白いのですが、エロシーンが少ししつこいと感じ
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.4

感染系ホラー。血糊とゲスさ増し増しのクレイジーズ。
ゲスさが度を越し過ぎ。
ゾンビのように人肉を喰らうだけの目的で暴徒化するのではなく、欲望と究極のサディズムを爆発させていくので、狂い方は三者三様であ
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.8

犯人の度々の挑発にも熱くならず冷静に対峙する刑事役が似合うキム・ヨンソク。
警察組織の中で、出世の点数稼ぎにもならない古い殺人を執念で調べていく刑事。
実際の事件を元にしているそうで、周りに疎まれなが
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エンブリオン(2020年製作の映画)

1.0

2倍速で見てることを忘れる低予算ホラー。
ムダなエロがあったりするが肝心の謎の生命体はほとんど出てこない。

べネシアフレニア(2021年製作の映画)

3.4

昨今世界の観光地で起きているオーバーツーリズム問題。団体で旅行すると、旅の恥は掻き捨てマインドではしゃぎ過ぎ、地元民からウザがられ、最悪死ぬ。
地下のクラブで流れてる曲はCHAIかなと思い字幕を見たけ
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河畔の家(2021年製作の映画)

4.4

ファニーゲームみたいなストーリーかと思って見ていたら、思わぬ展開に予測がつかず最後までハラハラして楽しめた。
この脚本は誰だろうと思ったら「誰にも言うな」のアレックス・マコーレー監督。
謎の青年役のジ
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

5.0

台湾の独裁政権時代の学校が舞台で、現実の世界も悪夢の世界もどちらも地獄という時代。
ゲームと同じ描写もあって不条理で不気味な恐怖を感じるが、弾圧されて監視し合う世界で、いつか自由になれる日を願って暮ら
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.9

1作目と似たようなパターンを繰り返すのかと思っていたら、エスターをビビらせるキャラ現れるという予想外の展開があり楽しい。
エスターの正体は前作でわかっているので重い雰囲気はなくB級感が加わったけれど、
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スパロー 都市伝説の殺人鬼(2011年製作の映画)

2.3

怪物でも超人でもない人間の殺人鬼なので、殺し方がいたってシンプル。
低予算でがんばっている感あり!

殺人美容師 頭の皮を剥ぎ取ります(2020年製作の映画)

3.6

タイトルからしてホラーコメディだと思って見てたら、鬱サイコホラーでした。
ストーリーはタイトルそのまんまなのですが、猟奇殺人鬼かつストーカーな主人公の目線でストーリーが進むので、頭の皮を剥がされる恐怖
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.6

過激なヴィーガン、意識高い系ヴィーガン、金持ちの差別主義者夫婦、肉料理に夢中な警察官と登場人物がとにかく面白い。
デリカテッセンも面白かったし、フランス映画は人肉コメディホラーとの相性がいいのかもしれ
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マッド・ハウス(2019年製作の映画)

3.2

コロニア・ディグニダのような賃貸マンションという感じ。どのぐらいの規模の団体なのだろうか。
ストーリーも淡々と進んで最後まであまり緊迫感を感じず見終わった。

テリファー(2016年製作の映画)

3.0

コメディホラーかと思って見ると、笑えるシーンほとんどないないゴア映画。
話の展開がなく、ただただ次々と殺される登場人物。
いろいろと謎が多すぎるので続編は見たい。

怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

4.9

「デッドガール」のように不死の人間を監禁し虐待する糞ティーンズ映画。
囚われた怪物はどうなってしまうのか、イジメグループはどうなっていくのかが気になるが、一番は、イジメられる側からイジメグループに加わ
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邪悪は宿る/セパレーション 魔物の棲む家(2021年製作の映画)

3.6

主人公が最初に見る道化のような怪物、どこまでが人間の動きでどこからCGなんでしょうか。顔も怖いし子供の頃に見たら間違いなくトラウマになる。
予測の範囲内のストーリー展開だけれども、人気漫画家がテキトー
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

奇人変人役が本当にハマるホアキン。

粗暴な主人公フレディは、教祖ドッドのメソッドにより、心に引っかかっていた過去を思い出す。初めて真剣に自分と向き合ってくれるドッドを尊敬し慕う。
本当のマスターは誰
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.6

あえて映画の元ネタになった事件の予備知識を入れずに鑑賞したが、なんとなくどんな事件なのかがわかるような気がする。
古びた部屋の壁に描かれるアニメーション、少しずつ浮かび上がる登場人物、不規則な動き、歪
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