Hitomiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

鈍臭いけど、無垢で誠実な主人公がその時代を生き抜く姿を描いた作品。綺麗事ではなく、生々しい人間模様、葛藤が描かれていてとても、心に強く残る作品。かつ、イラストは柔らかいタッチで、所々の色彩描写も綺麗で>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

素敵な作品だった。この監督のカットはやはり特質してて、他の映画になく惹きつけられるものが。抵抗感さえあるときもある。でも、テンポ感あるし、一つ一つのシーンの映し方が上手い。それまでは普通にみてたのに、>>続きを読む

ミュージアム(2016年製作の映画)

3.5

迫力あるし、小栗旬の演技に圧倒される。そして、仕事に熱中しながらも、家族を守ろうとする姿。窮地に陥った時のスリル。ぞくぞくする映画だった。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

宮沢りえと杉咲花の演技に圧巻。様々なテーマが盛り込まれており、終始心を突かれる。どんなことがあっても、逃げちゃダメ。仕事しなさい。人には、生きるために日々の活動がある。ご飯を作り、人と会い、仕事をする>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

2.8

救いのない映画だったけど、とても、面白かった。突っ込みどころ満載。全然笑えない状況なんだけど、でも突っ込まずにはいられない。家で誰かと観るの、おすすめです。映画館で観たら、最後は血の気が引くんだろうな>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

4.1

好きな世界観で、純粋な気持ちで楽しめた。ストーリー展開が早く、少し細かいところの整理が必要だけど、それは小説版で。何より、それぞれのちょっとした相手を想う気持ちと行動に、嬉しさや愛しさを覚えて、2回目>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.1

出演者の演技に心が揺さぶられました。大切にしたい相手を疑ってしまう瞬間。そしてその後悔。犯人の異様さ。感情をむき出しにすること。「本気は伝えるのが難しいー」広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡、森山未來の演>>続きを読む

ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.8

心もってかれる作品だった。構成もよくっていい感じで裏切られた。やれることをやるだけだ。それ以上でもそれ以下でもない。しょーもないことでも。キャストの演技がとても好き。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.5

爽やかなで切ないラブストーリーだと思ってたけど、後半から全然予想していなかった展開に。愛のかたちは時間と環境によって変わっていくものだけれど、登場人物それぞれが想いあっていることも感じる作品だった。で>>続きを読む

さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.8

こういう、登場人物の群青劇すき。それぞれのドラマが素敵だった。肝心な前田敦子はほとんど出てなかった気がするけれど。

予告犯(2015年製作の映画)

3.7

久々に、普通の邦画で面白かった!ラストがとても温かくて、いいストーリー。戸田恵梨香の演技もやっぱり好き。こういう物語好き。

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.8

愛のむきだしに並ぶ、名作。
劇中の血は多いけれど、登場人物の熱血さがたまらないし、本当に見てて楽しかった!