余剰さんの映画レビュー・感想・評価

余剰

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コットンテール(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます


たぶん今年ベスト映画作品のひとつに入ると思う。 めちゃくちゃ良かった。

冒頭のお寿司屋さんでの、現在から過去に切り替わるカット🙆🏻‍♀️

職業柄、若年性アルツハイマーになった明子のお世話をする
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.7


風刺というのは分かったけど、あたしは遊園地で翻弄されていた老人の体験が認知症の人たちの生きる世界に見えてしまってならなかった。
自分は正しく、真っ当に、当たり前のように生きてるだけなのに、なんだかよ
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.5


山場を越えて登場人物のひとりが後日談を語るやつ、だいすき( ᵔᵔ )
2作目も3作目も観よっと

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.5


分かってはいたけどやっぱりきもちわり〜映画だった。
巧みなストップモーションも、独特なカメラワークも、赤ちゃんの泣き声や咀嚼音も、全てが不愉快な気持ちにさせるだけのものに感じられた。そこが魅力でもあ
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ノクターン(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます


結末の解釈が結構分かれそうな作品だと思った。
あたしはジュリエットはやっぱり演奏が上手くいかなくて逃げ出して飛び降りちゃった、が現実だと思う。結局ジュリエットは何者にもなれない、スポットライトを浴び
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.4


知りたくなかったけど、知らないときは何がなんでも知りたいからなあ、でも馬かあ、、、

コメディというほど笑えるわけでもなく、ただ結末が結末だけにシリアスというほどでもなく、中途半端な感じがドタバタし
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

-


なんか、鬱で頓服薬飲んだときの、 夢か現実か分からないフワフワした時間を具現化したみたいな映画だった

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.6


おぞまし〜〜〜

絵に描いたような“幸せな家族”にこだわって発信する母親が、母親としても妻としても最悪すぎる皮肉。不倫現場を娘に見られて、ショックを受ける娘に「女同士の秘密」とか言って懐柔するところ
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.2


めちゃくちゃ面白かった!

部長に気付いてもらわないとループから脱出できない、というあらすじで部長に気付いてもらうまでで時間が半分だったから残り半分はどうなるのかなと思っていたけど、吉川さんの転職の
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.8


障害者とか高齢者って当たり前に庇護の対象になっているというか、弱者という前提で接していることがままあるかもな、と考えさせられた。

そりゃあ出来ないことも苦手とすることも人より多い存在かもしれないけ
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます


7月頭の目黒シネマでやってた今敏生誕60周年記念上映であえなく撃沈し、満を持して鑑賞。

精神的なバランスが崩れてくる感じ、自分も精神疾患を持っているので既視感が強くてめちゃくちゃ辛かった。短い作品
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セッション(2014年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます


スゲ〜怖かった。死ぬほど怖い顧問と合奏の緊張感と指揮を見るときの息を止めてその瞬間を待つ 感覚を思い出した。色んな感情に飲まれて動悸が止まらなかった。

どこがラストシーンになるのか、どう締めくくら
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

5.0


いうまでもなく名作!どこを切り取っても大好き。

オープニングテーマの疾走感、キングカズマの存在感と陣内家の親戚が続々と集まる様子がワクワクしてたまらん。
初めて映画館で観た。内容ばかりに魅力を感じ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-


印象的なシーンが多かった。

・冒頭の階段を駆け上がる疾走感。
・炎の熱気、息苦しさまでが感じられて見せ方で温度や感覚までが伝わることがあるんだと改めて気付かされた。
・真人の荷物に群がるばあちゃ
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.3


思い出が多い作品、劇場で観れると知りナイスの日に視聴。

何度か観たことあるのに大きな画面で観ると、淡い色彩や焦げ茶の柔らかい線がやたらと印象に残った。高校2年生の夏休み前、あたしにはもう二度と来な
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

-


4DX3Dで観た❣️

小学生のときに夢中で本を読み、金曜ロードショーで映画を観たときのワクワク感が蘇ってきた。また読み直したいな。

小学生のときに観た賢者の石でのハリーたちは、当時のあたしと大し
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0


デケ〜〜〜〜〜〜〜〜ため息出た。なんなんだ本当に。

誰が悪いのかって言ったら無計画で無鉄砲な母親と、それぞれの父親なのかもしれないけど、それってつまり子供たちは生まれてこなかった方が幸せってこと?
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怪物(2023年製作の映画)

4.5

言語化するのは時間がいるし、他人と共有するのにはもっと多くの時間と勇気がいる。それほどに考えさせられた。余韻がずっと続いてレビューを残すのに10日以上時間がかかってしまった。

怪物とは誰か、何かを
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.6

めちゃくちゃ下品だった。性にオープンであけすけで見せつけてくる清々しいほどの下品さが、学生内での独特な仲間意識から漂う青臭さを感じられた。

食欲と性欲は似てるね〜というか同じだね〜みたいなことなのか
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.4


原作はほとんどドラマが好きだったので映画化嬉しい。これをきっかけにジョジョ、観るかなどと決意を固めている。

高橋一生の表情とそれに付随する動作が好きだ、相手を見つめたままゆっくりと首を動かす仕草や
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

Z世代の恋愛哲学書❣️

Z世代がいったいどの世代を指しているのか、若者の、という言葉で括って良いのか、適当な言葉が見つからず詰まってしまった。結局良い映画ということを言いたい。

ツイッターの四コマ
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

予告を観て、阿部サダヲ怖すぎてなかなか観れなかった。
グロ系は得意じゃなくて+16の表示を見たとき身構えてしまった、キツかったけどそんなに多くなくて良かった。ただ熱して弾けて中身が剥き出しになったソー
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