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狭い視野で行われるインタビュー、しかし途中でパク大統領にまで間口を広げてみる好奇心は素敵だなと思った。
ニュータイプで大人に理解されない様なこのテーマを、一つの映像作品として作り上げた監督に拍手を送>>続きを読む
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*スコアは1回目視聴時のものとする。
2回目。
目を離させない切り方が秀悦。無闇にそんな切り方をしている訳じゃなくて、視聴者の記憶に不安を持たせているのが凄い。
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教える/教わるという行動の尊さを噛み締めた。恩を被り、何か報いをと動く時、人は生きる意味を見出すのかなと思った。
そんなことを考える時間を与えてくれる。
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山口がそこに存在するだけで涙腺が開いてしまう仕組みなのでちょい役でも泣けてしまうのです。この“説明せずともお前らにはこいつの登場意義がわかるよな?”と、作り手と視聴者の信頼関係が見られる作品はファンの>>続きを読む
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決して簡単なテーマではないが、観ている私たちを置いてけぼりにしないしうざったさも無い。
自分たちが向き合うべきものを愛を持って教えてくれる。
一流と呼ばれる人でも葛藤する姿勢がなんとも優しい作品でし>>続きを読む
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側から見たら要注意人物に思われるボーも母親も、彼らなりの正義の上での行動。
そしてそれを距離をとってみている第三者達もまた。
この救いようのない葛藤を理解したいと思いつつ、未熟な人類にはまだ解決策が>>続きを読む
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ポスターに書かれたあらすじを読んで観るに至った。その時点で製作陣に一本取られている。
映画の鑑賞者だったはずが、気づいたらこの事件のお茶の間の視聴者に成り下がっていた。そうさせるカメラワークが巧みだ>>続きを読む
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妙齢の女性に対して至極勝手に不安を抱いてしまっている自分に気付かされる。実はとてもたくましく、好奇心があり、自分を守る術を持っている。
決してどれもドラマチックではない、真夜中の出会いたちがとても良>>続きを読む
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自分だけ耐えれば迷惑を掛けずに生きられるいう視野の狭さ。人類、大なり小なりそんなもんだよなと思う。
それは違うと身を持って教えてくれる友人達。この人達にも人間を個としか捉えられない場面が勿論あるんだよ>>続きを読む
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自然も人工物も生々しく映されていてとても良かった。
いつから今の常識で生きているのか、分かれ道があったのならいつだったのか思い出してみているところ。
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予定調和を最高のタイミングで崩してくる。緊張の糸がぴんと張ったり緩んだりそして切れたり、エンタメとしてたのしすぎる。
男子の会話が心底くだらなくて、絶対仲間には入れない。
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友人であれ家族であれ、他人の全てを知ることはできない。
だけど知っている面だけが私の中でその人の全てであるということ。
夢も希望も大きくと教わって生きてきた気がするけど、まあ果たしてそれが正解なの>>続きを読む
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大変可哀想なコイスティネンではあるが、博打打って生きているマフィアからしたら世の中のゴミなのかな。
花を飾って皿をふきあげてスーツにアイロンをかけて、とても美しい生活をしていた。
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不安な社会を一人一人が確かに生活していることを実感できる。
少しの絶望で堕ちるし、ほんの少しの希望で生きられたり。
仕事探しのPC代8ユーロを値切り、彼との食事のための食器代金は即決、廃棄のパンは拝>>続きを読む
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人間の都合の良さってこんなものだよなと。
チークダンスはやはり身をもって経験してみたい。手を取り踊ると分かるものがある気がしている。
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ストレスを感じるシーンの連続だった。とりあえず危険な香りがする場には当面行きたくない。渋谷のクラブ、歌舞伎町のホスト、六本木の会員制バー。どれも無縁ですが。
3本線ジャージを纏って踊ると身体の動きが>>続きを読む
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4DXで観たらアトラクションだった。怪獣モノと4DXは相性が良い。
音楽が良過ぎてもっとボリュームあげてくれと心で願ってた。終わり方の抜かり無さが好きです。
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イーニドが段ボールから出してきたパンクでもインドのロックでもない、優しい音楽に聴き入っているシーンがすごく素敵だった。その音楽こそ彼女のパンクロックの始まりなのかなと思ったり。
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多く語らない女性たちがよかった。彼女たちにきちんとスポットを当てているのが、西部劇としては珍しく感じた。
マダミスに活かせるものがいくつもありました。
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サラの取ってつけた様な愛の表現の乏しさが悲しかった。彼女の平凡な人生を感じた。
チークダンスでうっとりしながら愛し合ったことはないですが、是非自分の人生にも一度ねじ込んでみようかと思った。
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「いつの間に私はお転婆娘になっていた」「自分の積極性を後悔した」、だるすぎるこの旅に自らアクションを起こした側の心境がリアルで良い。
何事にも動じず淡々とこなすプティ・ノノの意外性が魅力的だった。
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愛を覚える方法が三者三様なのが良かった。恋愛小説のセオリー通りにはならない人間のめんどくささが愛おしい。
メルビンがサイモンのパッキングを褒めるのも良いし、それを特に気にしないサイモンも良い。
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地獄版白雪姫。ディズニープリンセスからファンシーさを引いて、その時代の貧しさをリアルに描いたら割と近い気がする。
多感な時期に聴いて痺れた音楽、映画、漫画と、その時のエネルギーを沸々と思い出す映画で>>続きを読む
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行商を襲うシーン。沸々と彼らの血の温度が上がっていく様子が、和太鼓の音で生々しく伝わってきた。
出てくる女性が皆強かった。なんだか丸尾末広の描く女性達と同じ表情をしている気がした。大正付近特有の女性>>続きを読む
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必死にあがいても用意された道から抜け出せないマイクが切ない。こういう時、こういう映画って、普通救われるのに。
対比するお葬式ののシーンがよかった。市長とボブ、棺桶の中で幸せなのはボブなんじゃないかな>>続きを読む
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母親としてのルーティーンが切なく美しかった。安心の象徴であろうはずの、「母親が出す生活音」というものが崩れる程恐ろしいものは無いな。
人に言うまでもない、カレンダーに書くまでもない誰かの日常を知るの>>続きを読む
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思春期にあった苦しい感情を。ただのラッキーで自分の周りでは人が死なずにここまで来ていたのかも。
法律や教育に頼らずとも、人間一人一人があと少し何かを育めばなと。生きにくいから死ぬという選択が減るといい>>続きを読む
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追憶の中にずっといるような感覚。それが心地良い。チープな宇宙人が作品に合わず嫌悪感を抱いたけど、果たしてリアルな宇宙人だったらどうだったんだろう?比べたら、チープな作りの方が正解な気がしてきた。