asamituさんの映画レビュー・感想・評価

asamitu

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今日もまたクリスマス・イヴ(2020年製作の映画)

3.3

クリスマスに。
冒頭主人公のテンションについていけなくて不安になったけど、眠剤飲み始めるあたりから口数少なくなってくれて、なんとか最後まで見れました。
こんなに正しさ全面に出してる映画、クリスマスじゃ
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お坊さまと鉄砲(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

薬飲んでたせいか最初眠くて、途中まで寝てしまった。けど、結果とても良い映画だった。御伽噺みたいなんだけど、民主主義について考えさせられる。先が読めない不穏な感じもあり、最後に予想を裏切られる…あまり見>>続きを読む

選挙2(2013年製作の映画)

3.8

主人公が何もしないから、すごいのんびりした映画になってて面白かった。遊ぶ子供たち、猫、他の候補者の街頭演説、足早に役に向かう人々…前作からの落差がすごくて笑っちゃう。
山内さんが1年半?の議員生活でど
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選挙(2006年製作の映画)

4.0

政治のドキュメンタリーを探してて偶然発見。この前五香宮の猫を見たばかりだったから、想田監督の観察映画第一弾と知り、見るしかないなと。しかも川崎市宮前区の約20年前の市議会議員選挙とか、多方面でエモすぎ>>続きを読む

拳と祈り ―袴田巖の生涯―(2024年製作の映画)

3.7

偶然にも笠井監督と新田ボクシングジムの新田さんの舞台挨拶付き上映でした!監督が、「袴田事件の袴田さん、死刑囚の袴田さんではなくて、1人の個人として線をつなぎたかった」と仰っていて、映画を観た時に感じた>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.9

2018年の作品だけど、今はどう変わったのかなって考えた。変わってないのかな、とも。物価高で更に生活が厳しかったりするのかな。女性の生き方や考え方はどうか、マイノリティの生きづらさは?少しでも良くなっ>>続きを読む

五香宮の猫(2024年製作の映画)

3.5

島の暮らしと猫。その真ん中にある五香宮。猫好きにはたまらないであろうシーンがたくさん。五香宮の静かに佇む存在感が猫以上に印象的。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.6

孫の誕生を機に家に戻ったデイヴが印象的だったな。家族と家の関係について。
高齢のノマド達の深い喪失感とともにそれまでの人生への誇りや強さを感じた。

マイスモールランド(2022年製作の映画)

3.7

不条理すぎて涙も出ない。怒りしかない。同じようなことが現実に起きていると思うとぞっとする。
クルド人へのヘイトが自分の身近な人たちにも自然に浸透していることに恐怖を感じてる。

マミー(2024年製作の映画)

3.6

事件があった当時のこととか、林真須美が逮捕されたとかはテレビでみて知ってるものの、その後の鑑定のこととか全然知らなかった。メディアが何を、どういった意図をもって伝えるか、その影響力の大きさを改めて感じ>>続きを読む

ヒューマン・ポジション(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

思ってたより刺さった。寝ちゃうかなという心配はまったくあたらず、気づいたらエンドロール。
社会に対して無気力で、でも関心が無い訳ではなく、どうやって関わっていけばいいのかフワフワした感じが等身大で良か
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ラストマイル(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

このためにMIU404全部見返した甲斐があって物語のリンク楽しめた!シリーズいつも終わり方に好感持てる。決めつけに行かない感じがありがたい。

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

社会問題を題材にしつつ主人公のキャラクターに笑っちゃう部分もあって、楽しめた。最後は主人公が賞賛を浴びて汚名を返上し、妻のもとに帰るというストーリーは定番なものの、結局男のエゴじゃないのと思ってしまう>>続きを読む

ルックバック(2024年製作の映画)

3.9

前情報なしのまま観ましたが、とっても面白かった!原作者のこともよく知らないし、なんならマンガ自体ろくに読まないけど、舞台の田舎の風景が地元にそっくりだったり、藤野と京本の関係性が変わっていく感じとか懐>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.6

ずーっと見たくて見れてなかったやつ!とても90年代で、とてもアメリカな空気感が良かった。最後に想像してたのと違うテイストもあり○

リッチランド(2023年製作の映画)

3.6

美しいまちにキノコ曇は複雑な気持ち。ふるさとっていうだけで何でも守られるべきではないと私は思うけど。住んでる人も意見色々で、モヤモヤを抱えてる人もいるし、それでも愛するふるさとという事実は変わらないし>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.7

可愛くてコメディで面白かった。バービーが人間界で初めておばあちゃんに会って、「綺麗」というシーンが一番感動した。母娘の特別な関係というか強さみたいなのも良かった。ラストは好みがありそう…私はそれじゃな>>続きを読む

正義の行方(2024年製作の映画)

3.5

たまたま木寺監督と青木理さんのトークショー付の回に行けてラッキーでした。
それぞれが感じる正義があって、現場でその時しか得られない感覚もあったんだろうと思う。正しさはひとつではないから、答えが出なくて
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沖縄狂想曲(2024年製作の映画)

3.4

独特な雰囲気の映画だった。途中怒りでどうしたら良いかわからなくなった。日米地位協定とか、辺野古とか。沖縄の問題じゃなくて日本全体の問題。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

風景も、人も、全てが美しくて愛に溢れてる
call me by your name は愛の言葉だなぁ
泣いちゃう

戦雲 いくさふむ(2024年製作の映画)

3.4

あんまりテレビ見ないけど、こういうことって国民に伝わってるのかな?伝わってないよな、私もよく知らなかったし。石垣や与那国の人達の生き生きとした暮らしの中にある無機質な基地の佇まいが苦しい。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

無理だった。ひどい。最後まで希望を捨てずに見たことを褒めて欲しい。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

1作目が結構衝撃だったので、そこまでの驚きは無かったものの、面白かった!
ただ途中何度も、いろんな意味でティモシーシャラメがこの役ということに思い巡らせてしまった…
でも続編、楽しみにしてる。面白いか
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

考える切口が多すぎて、どの視点で見たらいいのか混乱してしまった。ただ一貫して、アメリカ、そーゆうとこだよ!!とモヤモヤしたんだが、、
難しくて分からない部分も多くて、もっと知識があれば…ともったいない
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スイング・ステート(2020年製作の映画)

3.8

アメリカの選挙って日本と違って盛り上がってていいなーと思ってたけど、結局政治と金の問題があるんだよね…
赤に近い青の候補ヘィスティングス大佐が、「まさに」って感じの風貌で笑
全部はわからなかったけど皮
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

あらすじと前評判で胸糞悪い感じなのかと警戒してたけど、思いの外清々しくて健やかな映画だった。所々モヤモヤする設定があるものの、ベラの愛おしさで押し切られた。船の上でダンスするシーンが好き。

いまダンスをするのは誰だ?(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

招待券のおこぼれに預かったのですが、全然予定が合わず、遠出してやっと見れました😭樋口了一の演技が最高でした。舞台挨拶で、監督がキャスティングは成り行きで後から決まったような事をおっしゃってましたが、当>>続きを読む

THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

3.5

こわ。
こういうのはジャーナリズムとして必要なことなんだろうか。真実を暴くのは時に必要だけど、いろんな面で人道上どうなのって思ってしまって、複雑な心境。
リアルは映画よりフィクションみたい…

Here(2023年製作の映画)

3.2

こんなにぐっすり寝ちゃう映画ありますか。始まってすぐ眠りにつきました笑 夢まで見てしまって、映画の場面から夢まどろみ、夢から映画のシーンへを繰り返し、終わった頃には異世界から戻ったような不思議な気分で>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.7

疲れてる時に観たせいか、途中何度か寝た。クールなBGMかかりながらドンパチするシーンの連続がむしろ心地よく笑
眠かったけど、最後の決闘シーンは完全に目が覚めました!
リナ・サワヤマ見たさにジョンウィッ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画館で途中から涙止まらず。感動!みたいな感情をぐいぐい揺さぶられる涙じゃなくて、赦された感覚、安心感で涙溢れる感じが近いかも。
単に「パニック障害」と「PMS」をテーマにした映画じゃなかった、良い意
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