あさのさんの映画レビュー・感想・評価

あさの

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ミレニアム・マンボ(2001年製作の映画)

3.8

なんだか最初から最後まで、村上春樹の短編小説を読んでいるかのような気分だった。夜か室内のシーンばかりで、それがまた余計に閉塞感を際立てているが、ぎりぎりのところで音楽に救われていると感じる珍しい映画。

ティメー・クンデンを探して(2009年製作の映画)

3.5

ロングショットと眠気との戦いだったが、それでも最後は光るものがある。「雪豹」と設定がほぼ同じところが興味深い。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.5

ミゲルの海辺での生活を入れてくれたのはよかった。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.5

大切な映画がまた一つ増えた。自分だって辛い。でも差し伸べられる手がある。その手の輝きが、映画を包み込んでいる柔らかい光と、とてもさりげなく重なっていた。髪を切るシーンは、まるで本当に二人と一緒になって>>続きを読む

違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

3.5

確かに面白いんだけど、自分がひねくれ者だからか、笑わせにかかっているあざとさが割と見え見えだった気がした。こういうの好きなんでしょ?って言われてるような気がしてしまいました(笑)

映画 ○月○日、区長になる女。(2024年製作の映画)

4.0

構成上、対立候補のことはほとんど出てこず、己の、あるいは己の陣営との戦いや葛藤ばかりが出てくるのは、監督がそう感じていたからなんだろうなあ。ラストシーンもぐっと来たけど、各エリアからみんなが集まって大>>続きを読む

熱のあとに(2023年製作の映画)

3.8

伏線とメタファが器用に散りばめられた良作。罠を仕掛けようとしたら罠にかかる人。罠なんか取っ払えばいいと思う人。そもそも罠なんか存在しないと思う人。そんな3人に共通しているのが、己すらコントロールできな>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.3

自分にはそこまではまりませんでした。ごめんなさい。全体通してちょっとお説教的なイメージ。でも、エマ・ストーンが監督を信頼しきってることは痛いほど感じた。

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

辞書にあるクッキーの意味に「仲直りのしるし」と付け足したい。悪いやつはそんなにないけど、いや〜なやつはわりとどのコミュニティにも一人はいる。たいていは余計なことを言うやつ。ラストシーンは何年経っても忘>>続きを読む

光る女(1987年製作の映画)

4.0

時々出会う「めちゃくちゃだけどなんだかすごい映画を見た」感覚。まだ自分の中で咀嚼が終わっていない。仙作と芳乃、まるでプラスとマイナスの磁石みたい。本能とか神の手とか、本気でそういうものすら信じちゃいそ>>続きを読む

風花 kaza-hana(2000年製作の映画)

3.5

とっても寒そうととっても暖かそうを感じられる映画。たぶん主人公の二人に心が近づけたから。過去作に比べるとおとなしく感じるけど、その分、画面に映らない二人のバックグラウンドはわりと暴力に満ちている。

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.8

人の懐に入るのがうまい人が人の上に立つべきだよなあ。物語を進めながら、遊び心をちりばめられる余裕よ。長回しよりも遠写の方が印象的だった。

我々のものではない世界(2012年製作の映画)

4.5

10年ぶりの観賞。今のガザの状況が、というよりは、その根底にある人間らしく生きるために必要な「ホーム」と「自由」の意味を鋭く問うてくる。閉塞感から生まれてくる無力感と焦燥感。故郷を追われた身で他国を熱>>続きを読む

ミカエル(1924年製作の映画)

3.5

今リメイクするなら、ミカエルは間違いなくティモシーだな。疲れていたせいか、終始、夢の中にいるような雰囲気だった。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

和田君がもっとも本当にいそうな人物だった。声変わりにもっと焦点を当てて、深掘りしたらもっと良かったと思う。

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

3.8

後半のお婆さんと子どもが出したあの人に対する評価のシーン、この作品の大事なメッセージが詰まっていたと思います。

燈火(ネオン)は消えず/消えゆく燈火(2022年製作の映画)

3.8

一家を介して見える香港の街並みと歴史。個人史と社会の歴史は切り離せないなあとしみじみしてしまった。夫も娘もなんでもかんでもプチプチで包むがツボだった(笑)

吸血鬼(1932年製作の映画)

3.3

ストーリーよりも技術的なことのほうに目がいった。効果音の使い方、今と全然負けていない。

あるじ(1925年製作の映画)

4.2

「!」の使い方よ(笑)「一度塗ったバターも溶ける前なら横取りすればいい」的なことわざ、デンマークにありそう。

ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)

3.5

そうか、ミサイルやレーザービームじゃなくて冷しゃあよかったのか!

彼方のうた(2023年製作の映画)

3.8

人の心が動いてるとき、たぶんきっと無口になる。逆も然り。

ゴジラVSスペースゴジラ(1994年製作の映画)

3.5

幼少期の回顧集。改めて見ると、人間模様は大雑把だけどモゲラの戦闘シーンは今でもかっこいいから加点。

女優は泣かない(2023年製作の映画)

3.3

どちらかといえばディレクター目線で見た。そしてサルタクがちゃんと仕事してるのか気になった。あったかい家庭に不可欠の宮崎美子さん。

赤い糸 輪廻のひみつ/月老 また会う日まで(2021年製作の映画)

3.8

最優秀助演犬賞確定!生姜焼き定食だけを頼んだのに、おまけの小皿をいっぱいを付けてくれて、結果庶民の味でお腹いっぱいになって幸せになった感じ。もうその心意気が嬉しいよ。

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.0

熱くはない常温な友情ストーリー。キング・ルーの優しい声よ!最後の余韻よ!

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

ルーティン通りに過ごせた日の満足感、過ごせなかった日のモヤモヤ感、でも過ごせなかった日のほうが新たな発見があったりする…。自分も、毎朝空はちゃんと見ようと思った。いくつになっても人生なんて分からないけ>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

すべてがちょうどいい!バランス感覚に好印象。誰からも嫌われない映画。そして、この時代にティモシーがいて本当によかった。

ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

3.5

好きなことは食べること、なんて気軽に言うもんじゃないな(笑)というか、別次元か。

MY (K)NIGHT マイ・ナイト(2023年製作の映画)

3.5

善人だからこそ傷を負う。想像以上によかったけど、ウォン・カーウァイの乱用が気になり減点させていただきました(笑)

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.8

シンプルイズベストだけど、世界はもう繋がりあってしまったから、半径5メートルの世界の幸せだけを祝えない。

市子(2023年製作の映画)

3.5

若葉くんは若手の中で最も泣き顔が似合う俳優だと思う。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.8

見なきゃ見なきゃを先延ばしにしてたら、まさかの劇場上映(感謝)。「自分が正しくて世界が狂ってる、なのに何もうまくいかない。え、まさか実は狂ってるのって……」程度の差はあれ、似たような問いや気づきを突き>>続きを読む

ほかげ(2023年製作の映画)

4.0

特に後半、下腹部にパンチを入れられた気分。永遠に逃れられない内なる戦い。

(2023年製作の映画)

3.5

名古屋出身の身として、加瀬さんの完璧な名古屋弁にあっぱれ。そして僅かな羞恥心。秀吉周辺だけが井戸端会議みたいで、ある意味リアルだった。

川辺の過ち(2023年製作の映画)

3.5

ノワールとダークコメディ、もうちょいどっちかに振り切ってもよかったかなと個人的には思いました。

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