このレビューはネタバレを含みます
1人で生きられない、誰かのために何かのためになら生きられる、それがただ、ヤクザだったというだけ。
ヤクザという生き方は1ミリも理解できない。でも、このひとのためならギリギリ生きられる、という気持ちは>>続きを読む
森田くんの演技にはびっくり!ひたすら怖かった。
ただ、何でそうなっちゃったのかの背景がもっと知りたかったかな。
原作の壮大な物語をちょっと細々と詰め込もうとしてる感もあるけど、実写ならではの動物の授業の様子や、ばん馬レースや広大な北海道の自然が見られて面白かった。
命をいただくこと、厳しい商売や経営の現実とか、>>続きを読む
美味しいチキンとビールと一緒に見たい!思い切り笑って楽しめる映画。邪推は一切必要なし。ただ目の前で起きることを楽しくアハハと見ていれば良い映画です。
普通の生活をしている人は、想像したことがない生きづらさ。
目をぎゅっとつぶりたくなるような現実を上手く交わして生きていくのか、真正面からぶつかって大怪我したりさせたりするのか。
どんな人にも寄り添って>>続きを読む
美しいふたりの姿に表情に、魅せられた作品だった。キャロルの引き込まれるような眼差しと、テレーズのまっすぐでひたむきな視線が印象的。
お飾りじゃなくて、同じような誰かみたいな存在じゃなくて、あなたしかい>>続きを読む
夢を持ち続けることって、なかなか自分の想いだけでは難しいと思うんだけど、
この人を超えたい!とか、認めてもらいたい!とか、そんな気持ちが、強い原動力になったりするんだろうな。
私の人生のラストシーンで>>続きを読む
深い感動はないけれど、美味しいお酒でも飲みながら、ちょっとハートフルな映画が見たいなぁという時にピッタリ。
アラフォーでこんなプチときめきが起こるなんて!という非日常が楽しめる。
夢のようなお家や、お>>続きを読む
持続可能性がなんちゃら、とか声高に世界は叫んでるくせに、結局みんな自分の利欲や都合しか考えない。
わーありそうありそう!と思わず言いながら、クスッと笑いながら、テンポが良くてあっという間に見終わってし>>続きを読む
普通はかけがえのない素晴らしいことなんだけど、特別でありたいという思いに誰もが一度はとらわれることがある。
今に不満があったり未来に不安があるから、一番良かった過去を振り返ったり。
でも、そもそも普通>>続きを読む
やっと映画を見る気分になり、なんとなく鑑賞。偶然ながら、この映画が今の環境にピッタリハマった。
あの頃は何であんなに笑ってたんだろう。キラキラでピチピチでドキドキな毎日が永遠に続くような気がしてたあの>>続きを読む
子どもの素直さで、ヒトラーは英雄で、戦争はカッコよくて、銃で敵をぶっ殺してみたいとある程度本気で思ってたんだろう。
でも、素直だからこそ、自分が感じたこと、心の変化に従いながらちゃんと行動していくジョ>>続きを読む
きっとこの映画の細かく深く笑えるネタを味わえてないだろうから、埼玉県民じゃなくてホント残念!
実写化なのに漫画読んでるみたいな面白さは、Gacktの良い意味で嘘っぽい存在がなせる技だなぁ。
なんでも効率とか理由とか優先順位とか、頭で考えてしまう毎日だから、茶道の奥深い世界の入り口が追体験できて楽しかった。華ちゃんが戸惑いながらも、いつの間にか茶道の世界にはまっていく感じ、そして人生の救い>>続きを読む
お互い過去や現在に希望がないなか、唯一の生きる望みとして惹かれあってしまった、純粋な愛の物語と感じた。そんな背景の描写をもっと見たかったかな。
概ねにして、男性のほうが、感情を割り切るのは難しいのかも>>続きを読む
雪景色なんて、生易しいもんじゃない。猛烈な、地獄のような吹雪に囲まれた保留地という場所で彼女が死んでしまった理由とは。
単なる殺人事件ではない、その問いかけるテーマの重さに身震いする。
人種差別の根幹がもうちょっと描かれるのかなと思いきや、そこは意外となかった。
でも、大切な人が奪われたら?という問いには、人生で一番大切なものを奪われたら、人生をかけて復讐します、と思う、ホントにそれ>>続きを読む
とにかくローラに惚れる!そのパフォーマンスの迫力はもちろん、優しさや繊細さも。
チャーリーは、ローラと出会って人生で1番大切なものを守り、見つけられた。でも、クズ置き場が落ち着くの、と言ったローラの本>>続きを読む
キーラナイトレイがとっても良かった。不器用だけど、まっすぐで正直な、でも人のことをいつも気にかけてしまう損な性格…。音楽を通して、人の凝り固まった気持ちがほぐされていく感じ、観てたら泣けてきた。もっと>>続きを読む
羨ましい。狂気の域までのめり込めるものに、魂同士でぶつかり合える相手に出会えたことに。
まさにラスト10分弱のためにある映画。息が止まりそうなほど緊張して映画を見たのは久しぶりの感覚だった。
一緒に映画を見てる人達が、みんな期待でワクワクしたり、あれ?と思ったり、笑ったりして、久しぶりに【館内が一体になって楽しむ】という映画館ならではの醍醐味を味わった。
期待しすぎず、前情報をできるだけい>>続きを読む
幸せじゃないかも、幸せになれないかも、幸せとはなんだ、と焦りまくってしまう感情、とってもよくわかる…。
自分にとっての本当の幸せを求める、って実はとても難しくて、人に幸せそうに見られることが満足だった>>続きを読む
奥さんへの後ろめたさから、ちょうどよく贖罪につながる行動を始めたんだろうけど、だんだんと哀しみと後悔の念が突きつけられていく様子が丁寧に描かれていて、さすがに西川さん映画だなと。
ピストルさんの演技初>>続きを読む
詩的でおしゃれで美しい映画だったが、描かれているテーマが重くて、後半はちょっとしんどかった。
でも、復讐の理由とやり方には納得する部分もあったりして。とことん復讐して、真っ白な状態から生き直す。
ラス>>続きを読む
あっという間に毎日過ぎていき、自分の命を日々無駄遣いしてるような、そんな焦燥感にかられることがありますが、
母であることだけにひたむきに生きれる彼女の姿にただ感動し、感涙しました。ややこしいこと考えず>>続きを読む
監督の想像の世界に魅せられまた!
久しぶりに2時間半の映画長いかなと思ったら、あっという間に引き込まれた。
夢に入り込むこと、自分ではコントロールできない深層心理に向き合うこと、アイデアを植え付けるこ>>続きを読む
アイナーのベルダへの愛が本物だったように、ベルダのアイナーへの愛はとてつもなく深かったのだろう。今のようにLGBTへの理解が広がりつつある時代ではなく、縛りつけられて放射線治療をされる時代。
夫の心の>>続きを読む
戦争の犠牲は色々あるけど、神でもないのに人の生死を振り分ける立場になってしまうのも、苦しかったろう。
いやでも、そんな感情よりも、学者として自分の理論を証明することの情熱や達成感のほうが勝ったのかも…>>続きを読む
こんなにリアルで怖いゾンビ映画が日本映画であるなんて!
ゾキュンの恐ろしさが凄すぎて、清々しさまで覚えてしまったくらい。とはいえ、ニガテな人はやめておいた方がよいです。
原作ファンとしては、恋人とのや>>続きを読む
幼いながらも考え始めた人生とか夢とか進路とか…芽生え始めた恋心とか。そんなピュアな感情がぎゅっと詰まった青春映画。
私はもう、子どもを見守る側だから、地球堂のおじいさんみたいに素敵な言葉を伝えられる人>>続きを読む
安藤サクラを観るための映画だって思うくらい、演技が素晴らしかった!
ゆるゆるダメダメ人間が研ぎ澄まされていく様子は見ていて気持ちいい。イチコの暗い情熱が、静かに確かに燃え始めていく感じ…
試合のシーン>>続きを読む
こんなに美しい描写がアニメでできるんだ、と素直に感動。
都会の人混み、森のもや、緑の匂い、水たまり、電車の扉の鉄っぽい感じ、彗星と雲…挙げたらキリがないが、画面の端から端まで見たくなる美しさだった。>>続きを読む
組織の裏切り者を探せ。シンプルなテーマながら、背景が難しくて、ぼんやり見てたらイマイチ分からないかも。
じっくり集中して見るのがオススメ。渋いしぶーいおじさまの演技にしびれます。
数学に生涯を捧げた天才のお話かと思いきや、統合失調症を乗り越えた夫婦愛の物語。
時々、自分の人生が舞台の幻のように感じる時があるけど、思い出か幻覚かわからなくなるのはつらい。
支え合うのではなく、一方>>続きを読む
2016の逃げ恥ドラマの星野さんの好演はココにルーツがあったのね、と納得。星野さんの目は小さいはずなのに、なんだか目ヂカラあります。ひたむきな静かに燃える激情がそこにある。よく考えると後半の行動力すご>>続きを読む