Kioさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Kio

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浅田家!(2020年製作の映画)

3.6

湯を沸かす、、、と長いお別れほどドカンと自分の心に来るものがなかった。
クセのあるテーマをサラッと撮れてしまうのがこの監督の力量の高さなのか。
家族というか、一族を描くのが本当に旨い。
あと、自分は写
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.5

いろいろと勝手過ぎる。
あれだけの年月が流れて、相手もキャリアが築かれてるのに唐突にいとも簡単に気持ちが揺れるもんかね。そこにもう少し、いやもっと説得力が欲しかった。
パラレル世界の彼も結局は自分のや
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.6

ミーハーな印象あったけど割と楽しめた。
メイン3人より脇の3人の印象が強かった。
競技中の迫力も、なかなか。
ど文系素材+スポ根という妙。

ステージ・マザー(2020年製作の映画)

4.0

シンプルに良い映画。
短時間にいろいろと解決しすぎな感じはあるけど王道のサクセスストーリーはこれくらいテンポが良く進んでもいいのかも。

あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.5

なんか終始ダサかった。このダサさがいいのかな?
ちょいちょい挟まれる奇をてらう演出も自分は好きじゃない。
フォーマットしては、掃いて捨てるほどある青春ラブコメなのでもっとシンプルでいいと思う。
ただし
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.5

とんでもない奴らばっかり出てくるのに、最後の最後にお行儀の良い終わり方するのが好きじゃない。天誅が下されることなんてこの世の中に無いことを観る側につきつけるほうがよっぽど現実的なのではないかな。

青の炎(2003年製作の映画)

3.4

そもそもこれを2時間足らずの映画にしようとするのが無理すぎる。
原作は青春モノとミステリーの配分が抜群で、もっといわゆる倒叙モノの緻密な展開がもっとあった。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

声帯の震えで娘を感じようとするシーンはとても感動しました。
観る側にとっても1番聴きたいであろう2人の歌唱を無音にする勇気ある演出の妙。
ゴールが想像できてしまう映画はあまり好きではありませんが、演者
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

4.2

良い映画でした。
容姿が原因で、とある事件がきっかけで、もともとの性格で、さまざまな理由で自分は社会にフィットしないって、生きづらさを覚えて日々生きてる人はたくさんいるでしょう。
そんな人たちがたくさ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.2

ケネスブラナーという人はいわゆるシェークスピア俳優でキャリアも長くしっかりした人なんだけど、2010あたりからさらに仕事の幅に厚みを持たせて、ハイライトと円熟期を同時に迎えている感がある。自分はポアロ>>続きを読む

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.5

セリフは少なく、物語のヤマもとくになく、静かにマを楽しむ映画。
間に挟まれる風景とか映像が少し綺麗すぎるかなぁ、、、あまり計算されすぎた感の強い、いわゆる美しい映像は自分にとっては少しマイナスでした。

呪詛(2022年製作の映画)

4.0

怖いというより不気味。
自分が好きな不気味のツボをいい感じにずっと刺激し続けてくれた。
リングmeetsミッドサマー
ジャパニーズホラーお得意の呪いの連鎖モノをちゃんと現代にアップデートして作られてい
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

これは今までのタイムループものとは違うところから攻めようとする気負いが感じられて良し。
ループするごとにお決まりの同じアクション、同じ人物との遭遇、そこがあまりフォーカスされてないのが良い。
今までの
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.5

これを見た時の自分のコンディションがあまり良くなかったのだろう。
心温まる話ではあるんだけども特にハマらず、ささらず。
それが何かと言われたら、説明するの難しいんだけども俺が好きなロードムービーの醍醐
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.5

ストーリーが、すこし散らかってる印象。
この手のドラマは好きなはずやのに、もう擦られすぎて少し胸焼けなのか?笑
ハマりきれず。
可もなく不可もなく。
ボスは何枚か、それこそ多感な時期に聞いたけどツボら
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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

2.0

神奈川県警は侮辱罪でこの映画を訴えてもいいんじゃないかと思う笑
てきとーにみていいやつ。
前作はまだスマホ、SNSを乗っ取られる怖さがあったけど、これは単なるハッキング犯との質の悪い警ドロ映画。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.6


ブラックジャックマニアの俺は、早々にこの映画の核となるタネがわかってしまい、そこで面白さがダウンしてしまったのかも。

十二分に面白いんだけど、今現在の俺が求めてるホラー要素ではなかったかな。
場面
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.0

日本映画特有の、そして1番嫌いな説明セリフ多すぎなやーつ。
全体的にとっ散らかりすぎなイメージ。
成田凌は俳優としてやはり気になる存在。
見終わって、なんとなくスマホのパスコードを変更しときました笑

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.0

しっかり丁寧に描かれてるんだけど、冗長になり過ぎず展開の仕方が秀逸。
期待以上に面白かった。
反発、対話、雪解け、分かり合えるまでの過程の撮り方が素晴らしい。
この出来事に対しては勉強不足であまり知ら
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.1

起承転結が非常にわかりやすい。
それぞれクレバーじゃないのが生々しかった。
この手のクライムものは、どこか清々しさがあったりするんだけど、これはなんか不快に感じる部分が勝ってしまった。何故かはわからん
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

過不足なくよくまとまっていてとても良い作品だと思います、、がそこまで好きにはなれなかったです。
とんでもない裏切り、嘘が横行し、決して公平とは言えないヨノナカ。
不条理の連続でも、時々ほんの少し良いこ
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.2

旦那を描く、しぐさ、趣味、言動、気性が悪意をかんじられるくらいテンプレートに沿った男で笑ってしまった。
エラフィッツジェラルドを聴いてんだからどうせ村上春樹も読んでんでしょ。
綺麗にまとめて美化するの
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.3

京王沿線の物語に弱い。
ついつい見てしまう。
ストーリーとしては、特に思うことはないかなぁ。
ただひとつ、キリンジのエイリアンズはやっぱり傑作だということ。

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.8

A24を立て続けに見てしまうと、映画然としている法廷ものは少し胸焼けな印象を受けてしまいます。
別にA24信者ではないですけどね笑
良作なんですよ、ほんと。
法定もの好きですし。
しかし、なんか映画そ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.2

とても好きな映画でした。
Find to find.
泣くつもりのない鑑賞だったのに、気づいたら泣いてました。
歳の離れた2人に友情が芽生え、補完し合える存在になる。
子供は皆哲学者だね。インタビュー
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.4

よくある、それでも生きていく系の映画なんでしょうけど、そこにアメリカ人大好きな開拓時代のへの憧憬、フロンティアスピリットをスパイスにしてウケたのでは。
おばあちゃんが持ってきた韓国セリですが、外来種の
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.5

演技、下手な関西弁を削ぎ落として見るべきなのはわかってるんだけどあまり興味を持てない作品でした笑
意図的な撮り方と演出も優れていることは間違いないのだけれどそこまで自分にとっては魅力的な映画ではなかっ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.4

静かだけどとても強い作品。
重いけどとても鮮やかな作品。
パクユリムさん、よかったな。
難解な作品というよりは、好みに左右される作品なのかな。
これが世界で受け入れられたということが凄く素敵だなと思い
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.3

隅から隅までオシャレ。
ずっとピチカートファイブやった笑
スポットを当てた演者の後ろやら奥で行き交う人達を見ているだけで楽しい。
この世界の日常の広がりと奥行き楽しむことができる。
カチッとしたハリウ
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.2

うーーん、この怖がらせ方があまり好きじゃないのかも。
ワンイベント、ワンホラーギミック的なお化け屋敷テーマパーク感。
この儀式に辿り着いたのも少し弱い。
原作読んでないからわかりませんけど、この儀式に
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タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

4.2

圧巻の演技。
ラストの独唱の迫力になんか泣いてしまった。
信仰の本質、政治的側面、めちゃくちゃ考えさせられる。
馴染みがない、テーマだからこそ見聞を深めるきっかけにもなってものすごく面白く鑑賞できた。
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.8

ファミリーアフェアものは観ていてものすごく疲れる。体力を奪われる。
全ての感情、愛も怒りもぶつけ合う口論のシーンは流石の迫力。今作のハイライト。
ローラダーンもものすごく良かった。
母性像において、全
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

3.3

舞台と設定は好きなのにいまいち乗り切れない。
悍ましいデスゲームのはずなのに、緊迫感、恐怖感がたりないからなのか。
ゲームが始まってからのストーリーの起伏もいまいち。
続編見るかどうから迷う笑

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.5

ノリとかテンポとかそんなに好きな映画ではなかったかな。
あの時代特有のスーツの着こなし方とか、80年代ファッションとか、バナナフィッシュを思い出してまた読みたくなった。
単独になってからのリバーフェニ
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街の上で(2019年製作の映画)

4.0

上手い。
学生映画の監督さんがこの映画の全てでしょうね。
良いと思って甘い声かけて誘って、簡単にNGだして、都合よくカットして、お蔵入りにする。
でもそれが普通の人たちの営みなんだよなぁ。
登場人物み
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.5

周りの評判、口コミで期待しすぎていました。。。ただ、総括に相応しく見応えのある素晴らしい作品であることには変わりありません。
本場アメリカの映画の力、というより資本と作り込みの力を感じました。
あの大
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