AYAさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

4.6

とても暖かい物語。

すごく大きな展開が起きる訳ではないけれど、
今まで知らない人同士だった誰かと誰かが出逢い、誰かのおかげで誰かがちょっと幸せになれる、そんな素敵な作品🚃

キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

こんなお洒落なスパイ映画観た事ない!かなり人の死が滑稽に描かれている気もするけれど、なんだかスカッと出来て好きな映画だった

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2

ファンタジーなんだけど、現実世界に漂う様々な窮屈をしっかりと描いた映画だった。言葉のない(いらない)関係はこんなにも美しく強かなのか、と初めて思わされた作品。ありそうでない映画だな〜〜

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.6

彼女達の"炎"は激しく燃えていく。被写体を眺める画家を我々が傍観者として見ているような気分になった。
ギリシャ神話を擬えてたのも良かった。

映像が本当に美しい。観てよかった!

舟を編む(2013年製作の映画)

4.4

とても静かで、とても熱い映画。日本語はとても奥が深く、日本で生まれ育った者でも全てを知る事は出来ない。だからこそ日本語って美しいんだろうな〜〜

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.7

フランケンシュタインを思い出した

生命の力を軽視する事は、とてつもない危険を及ぼす。それが分かっていながらも利益に目が眩む人は多いんだろうな...

大好きな恐竜を観れて満足🦖

ドリーム(2016年製作の映画)

4.2

すごく素敵な映画に出会えた🌍

差別の色濃く残るとても窮屈な世界で、宇宙に向けて才能を発揮していく彼女達に励まされる

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.2

世界は広くて漠然としている。だけどどこの国にも夜はやってきて、今日も誰かを乗せたタクシーが世界中で物語を作ってる🚕

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.5

元々海はあまり好きではないけれど、
これを見てより一層海への警戒心が強まった(笑)

結局はこの映画で主人公はサメと戦ってるんじゃなくて、利益主義の市長や全体主義と戦ってるんじゃないかと途中から思って
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.6

原作も1994年版の映画も大好きな
Little Womenのリメイク作品💕

今までのLittle Womenよりもフェミニズム的メッセージが強く感じられる作品だった

ジョーとローリーの関係性が私
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耳をすませば(1995年製作の映画)

4.5

青春は眩しくて少し擽ったい!

特に中学生くらいだと、周りの影響を受けやすくて、色々な事に対して繊細な年頃。
他者の凄いところを発見する度に、
自分はなんて凡人なんだろうと焦ったり泣きたくなったりする
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Love Is All You Need?(原題)(2011年製作の映画)

4.2

テレビを付けても誰かと会話していても、
恋愛=ヘテロセクシュアルで、それ以外はある種存在を無視される。
真実や個性よりも皆数の多いものの方が"正しい"と見做され、少数派は無視されるか、よく思われないこ
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.6

私の表現が拙くて分かりにくいかもしれないけれど、空白や沈黙を「言葉」としてとても上手に使う作品だと思った。

あと、こんなに映画で泣いたの初めて🥺

SNSの普及に伴い、不特定多数の人により簡単に伝え
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

煉獄さん....😭🔥 上手く言葉に笑わせないけれど本当にカッコいい人だった...今回で煉獄さんがより一層好きになってだからこそとても悔しかった。パッと見たところのキャラとはまた違い繊細でとても慈悲深い>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

フィクションだということが信じられないくらい徹底した脚本と時代考証だった...
死ぬよりも貴方と離れる事の方が怖いと、夫を愛し信じた妻の末路が余りにも儚く、悔しい。
蒼井優さんの演技は最高すぎた
「お
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

かなり巧妙な構成の映画...
彼の記憶を辿る旅のような映画だった
斬新さでは群を抜いている恋愛映画だと思う

一番最初の出会いのシーンよりも
もっと前から彼らは知り合っていたのか...
彼女の髪色の変
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.7

静かに、ゆっくりと進んでいくとても繊細な映画だった。

階級社会が故に、住む世界も見える景色も正反対の2人が本当に少しずつ心を通わせていく感じがとても良い
でも階級社会が故に2人の恋愛は不可能に近く、
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ゾンビーズ(2018年製作の映画)

3.9

無知は偏見になり、無知は差別を引き起こす
差別はたとえ共に生活をしていても、たとえ同じ地球に住んでいても常に存在している。

個性を重視しているように見えて、
みんな人と違う事が怖くてたまらない。
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.9

サマーの価値観や言動は好き嫌いが分かれるんだろうけれど、私は何故かこの映画がとても好きだと思った。

趣味や考え方が似ていても必ずしもうまくいくとは限らないし、恋愛はハプニングであり才能や運なのかもし
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.4

一目惚れという言葉があるくらい、恋愛に見た目は大きな要因だし、逆に知っていくにつれてその人の中身がどんどん愛しく思えてくるものだと思う。
その中で恋人の"顔"が無いのだとしたら、私ならどうするかな..
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.6

都会の喧騒の中でふと感じる孤独をそのまま映し出したような作品。コメディなのにふと切なさやズーンと来るところがあり、何故か心に残る。
誰にも認識されていない、何億といる人間の1人に過ぎないかもしれないけ
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.7

大人になってから、あの頃のあの子にもう一度会いたいと、ふと思えるような甘くほろ苦い青春を感じれる作品。
ペニーの大人びた、それでいてティーンっぽさの残る小悪魔的な魅力にハマる

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.6

ジェンダーやステータスなど関係なく、
自分自身をしっかりと見つめて愛していきたいと、自己肯定感を高めてくれる作品。

何よりも、自分を過小評価した時にあれだけ怒ってくれる友達がいるって幸せ。

フェミ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

滑稽さと切なさの混じった不思議な作品。

物語というよりも、
映像がとても美しい
芸術作品としての映画だった