あゆぞうさんの映画レビュー・感想・評価

あゆぞう

あゆぞう

雑食です
スコアは3.8くらいを基準にしています
レビューはその時の気分です
コメントもらえるとうれしいです
170319 ベストムービー、選びきれないので思いつくまま並べてみました

映画(1993)
ドラマ(252)

小人の饗宴(1970年製作の映画)

3.9

ジャケットのインパクトに魅かれて

永久運動よろしく描き続けられる円、アナーキックな破壊、醜悪さ、集団心理、権威への抵抗、増幅された憎しみ、生きとし生けるものの尊厳を奪う暴力、悲鳴にも軋みにも似た笑い
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ANTIPORNO アンチポルノ(2016年製作の映画)

3.1

ロマンポルノリブート

園子温監督作品

筒井真理子×冨手麻妙×フェミニズム×園子温ワールド

物語性ほとんどゼロの観念的な世界

「東京ヴァンパイアホテル」に通じる色づかい

さすがというかやっぱり
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ホワイトリリー(2016年製作の映画)

3.3

ロマンポルノリブート

中田秀夫監督作品

女陶芸家と女弟子の愛憎劇

飛鳥凛の身体よりグラマラスな顔立ち、山口香緒里の女優魂に尽きる

山口香緒里演じる先生、確かに怖い

ある意味ホラー

風に濡れた女(2016年製作の映画)

4.0

ロマンポルノリブート

塩田明彦監督作品

寓話的な男と女の機微を演劇論を盛り込みながらコミカルに描いた良作

塩田作品、いくつか見ているけど一番よかった

東京を離れ掘建て小屋で隠遁生活を送る元劇作
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パリ、ただよう花(2011年製作の映画)

3.8

久しぶりにロウイエ

タイトルからもう少しエモいものを想像してたんだけど、原題は「愛とアザ」だった……

主人公ホアを演じるコリーヌヤンがまとう雰囲気が好きなのでそれだけで十分と言えば十分

「預言者
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ヒッチハイク(1976年製作の映画)

3.9

なんちゃってマカロニアメリカンニューシネマ

まず夫婦の微妙な関係が描かれ、ヒッチハイカーを車に乗せたところから話が転がりはじめるサスペンス

設定がアメリカでセリフはイタリア語、プロットはそれなりで
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C・C・ライダー(1970年製作の映画)

2.7

原題は違うんだけど

CCライダーという耳あたりのいい言葉を少し掘ってみたくなって

見ておくべき1本だと勝手に思い込んでいた

元アメフトのスター選手を主役に配したB級作品

アンマーグレット、さす
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りんごのうかの少女(2013年製作の映画)

3.8

これくらいの横浜総子濃度が心地いい(『おばあちゃん女の子』リタイアした後に見た)

工藤夕貴が素晴らしい

永瀬正敏も

クライマックスシーン、ショボすぎて出身地のPR映画以上ではなかったのが残念
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真夜中からとびうつれ(2011年製作の映画)

2.6

意味不明

たぶんわかりづらい

横浜総子の作品、音がどうにもうるさい気がする

至極不愉快

ただし多部未華子のポテンシャル

あと宇野祥平

青い服

パンドラの匣(2009年製作の映画)

3.9

太宰治×冨永昌敬×菊地成孔×シアタープロダクツ

結核療養所×男と女

太宰特有の言い回し(を尊重した脚本)、サイレント映画の字幕を思わせるアフレコ、看護婦のユニフォーム、低い彩度のトーンが醸し出す独
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カットバンク(2014年製作の映画)

3.8

アメリカの田舎町×企み×事件×濃いキャスト

大好物

キャストは冒頭でチラッと顔を見せるマイケルスタールバーグ(『シェイプオブウォーター』の注射の人)にはじまり、ブルースダーン、テリーサパーマー、ジ
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禁断のケミストリー/ベター・リヴィング・スルー・ケミストリー(2014年製作の映画)

3.8

ラブ×ドラッグ×サスペンス(×ラブ)

義父の店を継いだ薬剤師のダグ(サムロックウェル)と富豪の妻エリザベス(オリヴィアワイルド)の不倫の行方……と思いきや

ミニチュアを使った秀逸なオープニングが甘
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エヴァリー(2014年製作の映画)

3.6

久しぶりにサルマハエック

映画じたいはゴリゴリのB級、そして迷作あるいは珍作

ヤクザに拘束された娼婦が窮地に追い込まれ、戦いを挑むというストーリー

英語、スペイン語、日本語のセリフが脈絡なく飛び
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

4.1

アントワーンフークア×デンゼルワシントン初タッグ作品

評価高いのは知りつつ、いつものチームキャプテン、長男キャラのデンゼルワシントンだろうし……で後回しにしてた作品

エヴァメンデス出てると知って鑑
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アメリカン・ソルジャー(2017年製作の映画)

3.9

プチ・ヘイリーべネット特集

イラク帰還兵の問題にメスを入れたノンフィクション "thank you for your service"(祖国への奉仕に感謝)が原作

映画のほうの原題も同じ……「アメ
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ラブソングができるまで(2007年製作の映画)

3.8

プチ・ヘイリーベネット特集

あれれ……ドリューバリモア、女として見たことなかったのに恋してしまった

可愛い

過去の栄光を商品として割り切っている80年代のポップスターに巡ってきた新しい仕事と恋
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.4

プチ・ヘイリーベネット特集

「ヒャッハー」とかPOVを取り入れた作品はあったけど、これは全編一人称のカメラ目線で撮影された初めての映画らしい

アクション満載のFPSな作りなので、ほんの一部を除いて
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.9

プチ・ヘイリーベネット特集

「七人の侍」「荒野の七人」を原案とした西部劇

ならず者から街を救うため、七人の男たちが立ち上がる勧善懲悪モノ

黒人がリーダー、韓国人がメンバーというのはアレだけど、ア
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

プチ・ヘイリーベネット特集

元CIAの主人公の勧善懲悪モノ

デンゼルワシントンが寡黙な信念の人

過去を隠してただの男やもめをしているのだけれど、スイッチが入るとたちどころに昔の彼に

改心しよう
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女殺油地獄(1992年製作の映画)

3.8

読み方わからない日本酒はめんどくさくてお店で頼みづらい

もう読めるようになったものでいうと獺祭、上善如水、緑川、田酒とか

店員さんがいい感じだったらメニュー指差して頼む

エシャロットなんかは大好
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ボーイズ・オン・ザ・ラン(2009年製作の映画)

3.9

ぽっちゃりしてる頃の黒川芽以がビッチというかファムファタールというか女オンナしててツボ

これはしょうがないよなー、ホレちゃったらどうにも抗えない

可愛い顔してあの子やるもんだね系

この監督の作品
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グレート・ビューティー/追憶のローマ(2013年製作の映画)

4.1

死、老い、豊かさと虚無、表現欲求、宗教、芸術、男と女、喧騒と静寂

夏のローマ、65歳になった主人公ジェップを通して様々な要素がない交ぜに描かれる

元作家であるジェップの日常はスノッブに過ぎて入り込
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震える舌(1980年製作の映画)

3.9

一人娘が破傷風に冒された夫婦の物語

娘に付き添う夫婦の様は昨今耳にする老人の介護疲れに通じるところがあるようにも思うが、症例が少なく得体が知れないこともあり、医師への不信、数日中に迎えるかも知れぬ死
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.8

アカペラものだったのね……

歌モノとして意外性ほぼゼロ、裏返せば安定感のある仕上がり

にしても女子の下ネタが……ビッチパーフェクト

リリー(ハナメイリー)が出色

作品とは関係ないけど、やっぱり
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縁 The Bride of Izumo(2015年製作の映画)

3.1

クリストファードイル撮影と知って見ることに

評判あまりよくないのは知っていたのでハードル下げて見たのだけど

冒頭、無理矢理カラコレで持ってったと思しきトーンジャンプの連続、不安定な空撮ショットで不
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ジグザグキッドの不思議な旅(2012年製作の映画)

4.1

1970年代のオランダ、13歳を迎える少年ノノの旅

ジュヴナイルものだけど「天才スピヴェット」な感じで見る人なりに楽しめる良作

軽妙な表現、音楽、脚本、主要キャストのキャラクター設定が見事

イザ
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迷子の黒猫とボク(2017年製作の映画)

3.6

ラルフマッチオ主演の小品

ドミニクのある休日

妻コニーは母親の手術のため外出

いなくなった猫レナードの捜索、買い物、クリーニングの受け取り、親友サルの父親の葬式とこの日にやることがいろいろあるの
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ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日(2008年製作の映画)

3.2

原題は「アンガス、Tバックと完璧なキス」でこっちが気分(アンガスは主人公ジョージアの猫の名前)

冒頭のシーン、ジョージアの父親が運転しているのが右ハンドルのプリウス

あらら、わちゃわちゃなアメリカ
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エブリデイ(2018年製作の映画)

3.6

祝アンガーリーライス18歳

女子高生が恋したのは毎日別人に乗り移るAという人格

ハンヒョジュの「ビューティーインサイド」見てからだとどうもモヤモヤしてしまう作品(原作は『エブリデイ』のほうが先らし
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エンド・オブ・トンネル(2016年製作の映画)

3.8

ドラマ「dele」の山田孝之の車椅子姿が尾を引いてたのでジャケ買いもといジャケ鑑賞

妻子を失った車椅子の男の家に、ダンサー母娘が間借りをしに来るところから始まるサスペンス

映像的にも音的にも色々な
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心の指紋(1996年製作の映画)

3.9

原題 The Sunchaser(心の指紋って……イミフ)

マイケルチミノ監督、晩年の作品

白人とナバホ族
技術と信仰
富める者と貧しき者
大人と子供
法律と信念

「スリービルボード」のウディハ
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鰻の男/メイド・イン・チャイナ(2014年製作の映画)

3.3

原題 Made in China

邦題はこれ……キムギドクだとこうなっちゃうか……

アイデンティティ(人として国民として)、拠り所としての男女の営み、感情の発露としての暴力……脚本と製作総指揮を担
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ジャイアント・チリペッパー(2008年製作の映画)

3.2

孤児の少女ふたりとタイ旅行を当てたオーストラリアの大男のほっこりアクションムービー

何にも考えず見れるゆるゆる系

タイ料理、最近全然食べてないなー

ラープムー、トムヤンクンが好きだけど、原題のソ
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ONCE ダブリンの街角で(2006年製作の映画)

3.9

よく知らないで見たのでオープニングであれ?

仕立てのいい映画じゃなくてこっち系なのね?

演者もカメラも素人ぽいし、予算のなさがすぐに伝わってきた

でもでも、楽曲のよさに耳を傾けているうちにどんど
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U・ボート(1981年製作の映画)

4.1

名作と聞くとなんか中学校の課題図書みたいな感じがあって、おまけになんとなくイケてない気がするドイツの作品だし、で敬遠してた作品

配信終了予定ということで駆け込み鑑賞(よくわからないけど例のレーダー照
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島々清しゃ(2016年製作の映画)

3.6

南の島、歌、心の触れ合い……有り体なステレオタイプのようだけれど、主人公の少女を演じる伊東蒼が素晴らしくて見応えのある作品

子供がおつかいでお酒を買いに行くとか、漁船から魚もらうとか……「20歳以上
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