urashun64さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.6

愛に溢れた映画だ。
思春期の息子へ対する母親の思い。不安もある一方で色々な事を教えたい。でも自分一人で出来るわけもない。
70年代の社会動勢、女性進出、ドラック、パンク皆が混沌の中で戸惑いながら、一緒
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.8

それぞれの考え方が間違っている訳では無い。
特に子供への方針には誰でも悩むと思う。
ただ、この映画でも学んだけれど、色々な価値観が世の中には有り、それをそれぞれがお互いが認めていられるのかが課題。
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

心が引き裂かれる思いから、殻を閉じてしまった男。周囲とは距離を置くしか生きる方法が見つからず。
それが、同じ様に心が壊れてしまいそうな甥へ、生きていく術を説く中で、自らも殻を溶かして行くことに気づいた
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

4.2

今回公開されてから35年振りに当時の関係者へのインタビューなど特典映像が新たに追加され初ブルーレイ化、買ってしまいました。

物語は A Rock and Roll Fable 西部劇の要素が入ってい
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.9

小さな地球には、様々な境遇の人達がいて、様々な価値観の人達がいる。
でも、人間である以上、自分の出生は自らのアイデンティティに繋がっている。
悲しいという感情と、良かったという気持ちと、なんでなの?と
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.7

好きな監督の作品をたまたまBSで観た。
簡単に言ってしまえば、自己中心的妄想の物語。相手がそれ程愛されていると感じるかがポイント。
相手の行動を予測して、想定した自分のアクションを組み込み、生き残った
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.9

自分の信念を曲げない事の難しさと、その尊さと、勇気を、そして戦争の悲惨さを教えてくれた。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.9

これでスターウォーズは終わった。次からは新しい物語が始まる、と言う感じ。
なぜかワクワク感が湧き上がってこなかった。
話は詰め込み過ぎの感があった。

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.5

矢口監督節が冒頭から全開するもの、矢口作品の中では、Wod Jobの傾向です。
さすが小日向さん、うまかったなぁ。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

-

間違いなくスターウォーズだった。
勿論メインのストーリーとは話の規模は小さいものの、その文化は同じ世界だった。
フォースと共にあらんことを…。その一点に掛ける人々の物語。力強かった!

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.1

上映時間は長いのだけど、魅入ってしまった。
これは人間は既に触ってはいけない処まで来てしまっているのではないか、という警鐘⁈
見所は色々あるけれど、全体的に哀しい映画。
エンドロールをみなから、ふとカ
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おとなの事情(2016年製作の映画)

3.6

腐れ縁の幼馴染の四つの夫婦がホームパーティで、皆で携帯電話を出し合い、掛かってきた電話やメールを皆で共有するというゲームをする物語。
携帯電話こそ現代社会最大のブラックボックスとは、言い当てていて妙。
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.5

面白かったけれど、この物語なら、無人島に漂着したシュツエーションでも描けたと思う。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

キレキレのカーアクションに、全編ご機嫌な音楽がいっぱい溢れている。
まるで、音楽を決めた後から、アクションの殺陣?を決めたよう。
最近流行りの、3D.4Dxなど無くとも、普通のスクリーンと音楽がマッチ
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二重生活(2016年製作の映画)

3.3

他人の秘密を覗き見する事で、自らを見つめ直す、という映画⁈
心理描写が中々良くて、最初は論文の為に始めた尾行が、やめられなくなる。淡々とした物語なのに引き込まれた。

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.4

尊厳死を軽いタッチで描いた映画。
脊髄の損傷により四肢の自由を奪われた彼の悔しさは、同じく右半身の自由を一部奪われた私には少し、分かる気がする。
色々な場面で迷い、選択をするから人生には喜びも悲しみも
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

やっと観れた。
色々と考えさせられるセリフ、印象的な場面もあったが、一番あっと思ったのは「言語を理解することが、それを使う者たちの考え方を理解する」というくだりだった。これは人類のみならず、あらゆる生
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.6

前回よりトリックの仕掛けが大きくなっていて、観ている方は楽しいけれど、伏線が多すぎる点は複雑さが増している。
ちょっと色々な話を詰め込み過ぎて、話のテンポが切れ切れになっている感じもある。
でも、単純
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

テンポの良いドタバタ劇の中に、笑いあり、涙が溢れる一方、学問とは、仕事とは何が大切なのか、さらには人生の困難さは、恐れる心から生じている等色々と気付かせてくれる映画です。
元気を与えてくれますよ。

二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.6

てっぺんは、一人では狙えない。
人は強いから、人に頼る。

ふきげんな過去(2016年製作の映画)

2.6

伝えたいことは分かるんだけど、消化不良。
期待していたのに残念。

サウスポー(2015年製作の映画)

3.4

娘の為に人間的に強くなろうとするボクサーの物語。
もう少し立ち直り、苦悩し、積み上げている過程をもっと描いた方が物語に厚みが出たかも知れない。
放題のサウスポーは陳腐だとは思う。もっと良い題名が付けら
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グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子(2014年製作の映画)

3.5

息子と正面を向いて話が出来ない不器用な父親と、身体が不自由な息子の物語。
観終わって、父親って必要なんだなぁとヒシヒシと感じてしまった。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.3

高校生の空気感が出ている。
って言うか、それを描きたかった映画⁈
評価は二分するのは分かる感じ。

インフェルノ(2016年製作の映画)

3.6

ラングドンシリーズの中では、映像の展開、話の展開が早くてうちの奥さんは付いていけないと思います。
いつもながら、ダンテ、西洋美術史の予備知識があった方が楽しめたかな。
でも楽しかったです。