bigheadさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.2

現代美術を文字通り背景に、理想と現実の薄汚いことが浮き彫りになる様は見事。
スウェーデンはあんなにホームレスが多いところだとはわからず、EUの闇を垣間見ることができた作品。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.3

思春期の女の子の感情がすごくリアルに表現されている。
母子で買い物に行って言い合いになる会話も、あの時期ならではの、でもわざわざ思い出して話すに至らないところなんだけど、忠実な感じが素晴らしかった。
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

4.0

大人とは、どれだけみっともないことを受け入れるか
など、主人公が放つ言葉は強い。
心に沁みる。
それはもうすぐ寿命が尽きるとわかっているからなのか。
私も病気と共生しているからなのか。
生き抜くってこ
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

For Nora Ephron
私の大好きな監督、脚本家へ作られた映画。
メリル・ストリープがお嬢様育ちの経営者という役を普通に演じているのが素晴らしい。
一大女優の余裕を感じる。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

マイケル・キートンがすごくトーンを落としてちょっとクセある編集者になっている。
実話ベースの話だし、記事を作る行程の苦しみがすごく共感できる作りだった。
それを、淡々としているけど、眠くはならない、不
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.6

ミッシェル・ヨーのママの姿が、正に一般人!っていうオーラの消し具合にまず感動。
そういう人います!そして移住したら、母国語と英語が混ざって不思議な言葉になっちゃうのも、相当わかりみ。そのリアリティから
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.8

話題になった、実話からの小説の映画化なので、緊迫感が半端ないというか、スクープを狙う人間の執着と家族という弱みがある母という女性が主人公であり、その他の全て関わる女性たちの強さを見せる映画だった。
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バビロン(2021年製作の映画)

4.0

古き良き倫理観無し薬of courseな業界をおかしくも悲しくも滑稽に描いている作品。
カメラワークもカット割も心地よい感じで、LALALANDみたいな自己陶酔的な映像というよりは、アクション映画に近
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.2

Stop animation への執着!
80分 敬意と感銘で見入ってしまった。
意味を求めたら大変な映画。

愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.2

前半と後半とといった構成で、はじめは官能小説みたいな話で、後半は、裁判ドラマみたいになる。
年齢でも、思想でも、階級でも壁があるロミジュリなお話。

アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.5

ダイアン・キートンが最高にオシャレであった。あー言う偏屈な男性は、本当に居そうで、ちょっと恐怖。

ディオールと私(2014年製作の映画)

3.2

職人が職人を撮った作品。泥臭いことをエレガントに見せてくれた。

ビッグ・ビジネス(1988年製作の映画)

3.5

何度見ても楽しかった記憶が。ヘビのマネをよくした思い出が。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.2

映像は美しい。と勧めてくれた人の真の意図がわかった。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.6

各所にちゃんとすごい映像をかましてくるし、日本語のアニメやフォントなど、細かくて日本人が観るのは楽しいアクション映画。

スパニッシュ・アパートメント(2002年製作の映画)

3.2

また留学したくなった!
人間の成長を側で観る感じで、なかなか興味深い作品でした。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

人生2回精神を痛めた私には
彼が崩壊していく様は、
もう一度あの闇に引き摺り込まれそうな
思いになりそうだった。

社会にいる、そういう名もなき1人として
真面目に生きる人の
傷つきよう、壊れよう、報
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.5

いい感じで人種差別についての溝を描いている映画だと思う。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

音楽、俳優人、映画のテイストどれも好き。
アメリカ文化がわかると、めちゃくちゃ楽しい映画。