とうじさんの映画レビュー・感想・評価

とうじ

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暗黒の恐怖(1950年製作の映画)

4.5

うますぎ。
緊迫しすぎて永遠のように感じられる48時間が無事収束したあと、日常がまた戻ってくる描写の中の、「あ、今までのあれはたった2日間の出来事だったんだ」と観客に思わせるあの一つの演出のうまさだけ
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ラスティ・メン/死のロデオ(1952年製作の映画)

4.5

ハスラー2のロデオ版。こっちの方が先。

ロデオって世界で一番狂ったスポーツなのが実感できる。
本作は、ロデオで賞金がどかっと入ってくる快感と、それをやっている最中のアドレナリンに段々と男たちが中毒に
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薄氷の殺人(2014年製作の映画)

4.5

怖い。
冒頭の、禍々しい散髪屋での、急に暴発する暴力場面が凄すぎて、そこからずっと最後までひりついた怖さが後を引く。
まんま「めまい」の場面があった。

殺しの分け前/ポイント・ブランク(1967年製作の映画)

5.0

へんてこすぎておもろい

https://twitter.com/lostcase_film/status/1760259506062369266?s=46

いちごブロンド(1941年製作の映画)

4.0

ラオール・ウォルシュ監督のラブコメ。
暴力的な映画の印象があったウォルシュ監督だが、本作の筋書きは、「歯医者である主人公のところに、過去に彼の女性を横取りし、人生をめちゃくちゃにした男が診察をしにくる
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アデルの恋の物語(1975年製作の映画)

4.5

「愛」の弱さに傷ついたり、苦しんだりする物語がたくさんあるが、じゃあもし愛がそんなに強いものなのであれば、それはそれで不気味で、怖くて、有害なものでしかないのではないか、というのがよくわかる本作。
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たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

5.0

世の中に対する知識を増やしたり、それについて考えたりすることは、非常に危険なことだと思う。
しかし、その欲には抗えないのがほとんどの人間であり、よっぽどの馬鹿か子供しか、世界を盲目で無垢な精神性で生き
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パララックス・ビュー(1974年製作の映画)

5.0

陰謀論的恐怖とパラノイアを原動力に駆動する007的アクション映画。
陰謀論者が感じる不安を、根本的に頭がおかしいことの副作用として片付け、断絶するのは、陰謀論を事実だとして固執することくらい危険な事だ
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

5.0

良すぎる。
「クーリンチェ」や「恐怖分子」では、地震に先だって現れるという気象の変化がすでに起こった中で、不可避の激震を待つような緊張感をもって、絶望と向き合ったかと思いきや、「カップルズ」では、その
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追われる男(1954年製作の映画)

3.5

主人公が身体障害者(片足が動かない)の西部劇。
そして、彼を匿い、“自分が一人前の男だという気持ちにさせなければならない”と、彼を保安官補佐に任命し、活躍させようとする男を演じるのが年配のジェームズ・
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ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

2.5

あり得ない話をすごいテンションで駆け抜けるという点では、いつものアルモドバル作品だが、本作はちょっとあり得なさすぎて、訝しく思う気持ちが勝ってしまった。

登場人物の見せ方もそこまで魅力的だとは思えな
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七人の無頼漢(1956年製作の映画)

4.0

西部劇監督の中で、最も偉大だとは言わないまでも、個人的に最もお気に入りであるバッドベティカー(アンソニーマンと同率一位)の作品。
アンドレバザンが「捜索者」と「裸の拍車」を引き合いに出してもなお、「も
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カノン(1998年製作の映画)

4.0

「クライマックス」の次に好きなギャスパー・ノエ作品。
とにかく金がなく、社会に怒っており、何がなんでも人をぶっ殺したい、元肉屋の汚いじじいの一人称の物語。

割と自分は妊婦さんに害の及ぶ映画のシーンが
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メトロポリス 完全復元版(1926年製作の映画)

4.0

これはラングの他の作品(特に「スピオーネ」と「ドクトルマブセの遺言」)にも感じたことだが、物語の遠近感覚が、表現主義的に錯綜している感じがする。みていると物語の規模が大きいのか小さいのかわからなくなり>>続きを読む

三匹の侍(1964年製作の映画)

4.5

展開が本当に読めない。
偶然出会った侍達が百姓を助ける。。というあらすじだけ聞くと「七人の侍」のまんまなのだが、あちらは明快で力強い、戦いにつぐ戦いの骨太アクション・スペクタクルだったのに対し、こっち
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コックファイター(1974年製作の映画)

5.0

「大会でメダルを取るまでは、一言も喋らない」と誓った闘鶏のプロのおじさんの、無口な日常を描く。
特に派手な盛り上がりの無い本作の筋書きにも関わらず、本作がすごく面白いのは、やはりモンテ・ヘルマンが天才
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