むらさきさんの映画レビュー・感想・評価

むらさき

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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

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多分どこかにいる誰かのことを、近寄り過ぎることなく突き放すことなく、意味付けするでもなく、淡々と描く。ルーシーが愛しいしひたすら寂しい。寂しいのに清々しさすら感じる。
ケリーライカートに出会えてよかっ
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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誰にも知られない表舞台には登場しない人々。牛の目が人をじっと見ているようだった。よかった。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

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ビクトル・エリセの『瞳をとじて』を観た。めちゃくちゃよかった…。ロープワークの場面、手に現れる微かな記憶。記憶や意思という確かなものがなくても、何か人としての頼りというものがあり、わずかにつながったり>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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エロとグロのエンタメだった。ベラ最高だった!衣装がアホみたいでめちゃくちゃかわいかった。

まあでも、知性のあり方が本を読むこととか医者を目指すっていうのがもはや古く感じるし、貧富の差と子供の死を目に
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アリスのままで(2014年製作の映画)

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そういえば好きなクリステン・スチュワートが出てた。
記憶を失いつつあるアリスはまさに瞬間を生きる人だ。最後にリディアが詩を朗読する場面がとても好き。この形で表現されるのがいい。成層圏を漂う魂。

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