BONさんの映画レビュー・感想・評価 - 34ページ目

ある結婚の風景(1974年製作の映画)

3.5

5時間あるので平日2日間で観た
ベルイマンのフル会話劇だったけど全部面白く観れた
夫婦の闇と再生が生々しかった

バリー・リンドン(1975年製作の映画)

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栄枯盛衰だなあとキューブリック映画で思うとは驚き

ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

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ペドロアルモドバルは色味がやっぱ良いっすね
ペネロペクルスが美しい

ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

4.0

綺麗な純愛ハートフルや悲愛映画に全く興味ないからベティブルーも乗り気じゃなかったけど、大好物な破滅的で激情の愛が極まった狂った映画だった
虚しい、、、、
ベティもゾルグもめちゃクソ良かったな、、友達に
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サタンタンゴ(1994年製作の映画)

4.8

映画館で観た今年のベスト
7時間越えの映画を映画館で観たのは初めてで体が悲鳴をあげていました。
体死んだのファニーとアレクサンデル以来
タルベーラはどうやってこんなすごい映像を撮るんですかね…
強風で
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フィツカラルド(1982年製作の映画)

3.8

船の山越はすごいそしてあっさり突き落とされるのも
ヴェルナーヘルツォークはカスパーハウザーの謎がとびきり好き
もっと観ていきたい

サンタ・サングレ/聖なる血(1989年製作の映画)

4.1

商業映画大嫌いなホドロフスキーが商業映画チックに分かりやすくしてるけどすごく良かった
ホドロフスキーが実際にメキシコで30人以上殺した殺人鬼にインタビューして6年かけて書き上げた台本だし商業映画といっ
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ショコラ(2000年製作の映画)

3.5

ビノシュ目当ての鑑賞
伯爵の怪演好きだった
ジョニデも若かった
俳優陣みんな良かったな
月並みな感想だけどチョコ食べたくなる

ミスター・ロンリー(2007年製作の映画)

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完全にカラックスとドニラヴァンとヴェルナーヘルツォーク目当てで観た
世界がゆるくて優しい雰囲気なのにイカれててバッドだった
やっぱドニラヴァンは怪優だよなあ
尼の話が同時並行で進んでるやつも残酷で良か
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セシルの歓び(1967年製作の映画)

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ブリジットバルドーは世紀の美女だ
ストーリーなんて霞む位バルドーがずっと輝いていた
冷たい囲み目メイクとても似合ってる

シュヴァンクマイエルのキメラ的世界(2001年製作の映画)

3.8

シュヴァンクマイエルってどんなヤバい人なんだろうと思ってたけど、子ども心をいつまでも忘れず職人気質で夫婦二人三脚で創造しているからこんなに芸術的で恐ろしく気持ち悪い世界を作れるんだなと感服した

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

4.0

ヤバアート世界
もうこの時代には作れないだろうという問題映像ばかりだった
頭がおかしくなる
年々ホドロフスキーは観やすくなっていってるなという印象、、

北の橋(1981年製作の映画)

4.0

セリーヌとジュリーは船でゆくと同じガールミーツガールの感覚とパリ&不思議世界を感じた!
ラストまではセリーヌとジュリーは船でゆくの方が全然好きだと思ったけど奇天烈で奇想天外なカンフー追い上げが良すぎて
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ポーラX(1999年製作の映画)

5.0

破滅的で鬱々としていて暗くて良かった、、これ原作はあるし本当にカラックスの作品なのかなと思ったけど後半はカラックスの疾走感出てて謎バンドはかっこよかった、やっぱ暗くあってほしい

ルナシー(2005年製作の映画)

4.0

人間は狂った欲望の生肉といったところでしょうか

そして、私たちは愛に帰る(2007年製作の映画)

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ほんの少しタイミングにズレが生じただけで人生って変わっていってしまう無情さと哀しみがあった
登場人物達が絡むようで絡まない、人生ってそんなものだよな

夏の遊び(1951年製作の映画)

4.1

初期のベルイマン可愛いなああ
モノクロなのに水面がキラキラしていて夏の感じが分かるしすごい綺麗で全部美しかった
お得意の神の沈黙節だった、

(1974年製作の映画)

-

時系列バラバラ、夢か現実か分からない断片的な映画なんて大好きなんだけど、とにかくまだ私には早かった
あと人生で20回くらい観たら悟りを開くことができるだろうか、、

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

5.0

生涯忘れられない
これは純愛じゃない
汚れた血と同じく生涯ベストになった
柄にもなく感動する場面でもないのに泣きっぱなしだった
ボウイのTime Will Crawlもかっこよかった!!
汚ったないホ
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ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

4.1

ドニ・ラヴァンは最初からカラックスの化身だったんだなあ
若さと冷たさが光る暗くて哀しい話だった
カッコよすぎるよほんと鮮烈デビューだな

小人の饗宴(1970年製作の映画)

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フリークス観た時もワオとなったけどこれはすごい問題作だ、、

夏の夜は三たび微笑む(1955年製作の映画)

3.8

ベルイマンっぽくないけど人生最高だな
風車のラスト良い

夜と霧(1955年製作の映画)

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ホロコーストの映画は観てきた方だと思うけどドキュメンタリーはリアルさが違う。
多分文学Bで観たと思う。
改めて観たら言葉を失った。
恐ろしい。怖い。スープの一口が命を一日伸ばすなんて次元が違いすぎる。
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ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

3.7

お気に入りのシーンがありすぎる
慈善コンサートのしなびたじいちゃん
少年とオウティネンが対面する場面
モネ警視がいい仕事するシーン
話とかどうとかじゃなくカウリスマキのこの静かな世界と世界の優しい住人
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ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

3.8

ドニ・ラヴァン七変化ならぬ十変化くらいのすごいものを観てしまった感がある
映画を死ぬ程観てる人が観てたら楽しいな、メルド出てきただけで歓喜したし
後で調べまくって映画の元ネタめっちゃ調べたわ
カラック
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野いちご(1957年製作の映画)

4.0

序盤の悪夢は仮面/ペルソナを思い出して良かった
年取ると今までを懐古するようになるのかと思った

冬の光(1962年製作の映画)

4.0

ベルイマンの真骨頂、神の沈黙が感じられた
光の加減が美しいな
また年をとったら観たい
あ、これで今年300本目の映画だった

処女の泉(1960年製作の映画)

4.5

かなりセンセーショナルだった
現代でも自分の子どもがそんなことに巻き込まれる可能性だってあるしそうなったら身が引きちぎれそうだ(まだ自分が子どもで子どもいないけど)
映画に出てくる娘溺愛の両親の気持ち
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第七の封印(1956年製作の映画)

4.9

死の登場、チェス、やばい大好き
ベルイマンは死ぬ程好きなペルソナ/仮面でどっぷり取り憑かれたけどこれを観てても多分大ハマりしたと思う
時代も世界観も不穏な感じ堪らないな、、

オルフェ(1950年製作の映画)

3.5

ファンタジーなコクトー版オルフェウス、ムードあった

アルファヴィル(1965年製作の映画)

3.9

SFワールドなのに思いっきり60年代のパリでモノクロ、逆にお洒落
アンナカリーナ美しい、目元が好き

カスパー・ハウザーの謎(1974年製作の映画)

4.4

言葉も他人の存在も分からないカスパーハウザーが切なすぎて泣きそうになった。
優しくて無垢だと思ったけど人生に絶望してて観てて切なかった。
カスパー演じるブルーノは知的障害で施設で育って23で外の世界を
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TOKYO!(2008年製作の映画)

4.0

3監督それぞれの病気日本国の3本立てのオムニバス
メルド目当てで観たけど、話はともかくカラックスのセンスに脱帽
死刑!
他も日本の俳優みんな若かったしポンジュノの日本もすごい良かった