いぶきさんの映画レビュー・感想・評価

いぶき

いぶき

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.0

リチャードキアの乳首ばっかり見てた

個人的には好きだけど、シンデレラも、シンデファッキンレーラも、若くて綺麗だから成り立つ話だよなと思うと冷静になる。

ローマの休日的なラストじゃなくて良かった

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.9

ベッタベタの人間関係だけど海や紫陽花やポーリーヌの無垢が中和してくれる。
フランス映画は、利休百首にあるような、軽いものは重々しく重いものは軽々と扱う様であべこべ感が良い。

ピエールは青アンリは赤と
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.9

B級映画の中のA級映画
演者の力と構成力がすごいので途中うっかりA級になりかけるけど、最後でしっかりB級に戻すところが好き

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

4.0

17歳という人間的に未完成な時期の、グラグラしたナイフのような、透明な柔らかい布のような、そんな時期の感情の交錯が、見ている自分の奥底に大切にしまってある記憶を思い起こす。
17歳あゆきゃわよ
冗長に
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

4.0

この映画を作ったために映画界から干された監督という、ずっと見たかったいわくつきの映画。見せ物小屋の愛憎物語。

最後の気魄の演技は本当に演技なのか。実際に見せ物小屋で働いていた方々だからこそできるあの
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<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事(2019年製作の映画)

4.5

変態なまでの作り込み、コマとコマの間を読んで、コマに描かれていないキャラクターの視線の先を見て。そういう、おおよそ映画を見るという私たちの意識の中では気づけない細やかさの重ね織のおかげで、私たちが本来>>続きを読む

海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

3.7

大林監督が昨年に逝去されていたことを知らず、遺作となったこの映画が大林監督の故郷題材となると、悟っていたとしか思えない。
鞠男さんは大林監督であることを示唆するヒントが節々とあったのだけれど私が勝手に
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.9

大の大人がしんどそうにしてるのは辛い

高倉健が見たらどう思うだろう。とてもよかった

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.7

ぼんくら息子が一番アーティスト気質。
アメリカ人の恋愛わかんなすぎて面白かった。

ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

3.8

実話だからこその寡黙さが心地よい。
キャラの心情の機微は深く追わず、さっぱりしているといったらそうかもしれないけど、ちょうど良い。

とにかく主演の子が可愛くて可愛くてたまらなくてたまらん。

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