「酒の強い男に女は惚れる」女を落とす落とさないが最大の価値基準であるという気まぐれコンセプト的な世界観を提供するチンコ自慢映画。今作を監督したロジャー・ドナルドソンが後にどんな作品を撮っているかという>>続きを読む
ウェス・アンダーソンの型が完成に向かっていとはいえ、この時期はまだまだ00年代のテンポ感でした。とても楽しい。三兄弟が手と手を取り合うようになる経緯に納得いく人なんか誰一人いないと思う。わかりやすく共>>続きを読む
スイカを割る、お茶を入れる、着物を着て帯を締める。これらの日常的な所作をしっかり見せているからこそ、後半の舞台を映したショットが力強い。ダイアンが「そんなの上方落語でしか出てこん関西弁やろ」とネタにし>>続きを読む
『知覚の扉』とかわかりやすいヒントくれますねー。視覚効果なかなか良いですね。終盤、、これでええんか?しかし最近のにウンザリしてる身としてはあっさりしてる方が好感持てる。
作品の性質上、どうしても広末涼子の事ばかり語られがちだが何よりもすごいのは圓島努演じる片岡徹というキャラクターの存在感。出てきた瞬間から全開になる瑞々しさ、彼を見てる間に感じる気恥ずかしさとセットでな>>続きを読む
『悪魔のような女』みたいになるんかなーと思ったら怒涛の後半、ウルトラセブンの実相寺昭雄回じゃねえか。流麗というよりかは違和感バリバリなカメラワーク、極端すぎる光の演出が良い。カットの割り方だけで怪奇を>>続きを読む
どうしても『グリーンマイル』『シックスセンス』の後の企画という感じがしてしまうがさすがサム・ライミ。暴力それ自体の禍々しさとそれによって引き起こされてしまう事態をサム・ライミ演出で結びつける、この素晴>>続きを読む
昔見て好きだったはずなのに全然おぼえてなかったー、まあそんなもんですね。上昇と降下、今作でも表現されていたのか(水面へ、ビルの高層階から地面へ)。情報量多い!圧縮されてるなー。といっても性急と言うこと>>続きを読む
地味で朴訥としているが、いいですね。(やってることはすごいのだが)これくらいの軽さのエンタメ作品を定期的に見たい。
『捜索者』へのオマージュはやっぱラストに来て欲しかったなー、それ以外はひっどいね。幾年か経過した後で見ると、いつからか定番となった1つユーモア挟んで次の場面へ移行するくだり全てウザったい。
なんじゃこの映画…序盤で一瞬しか出てこない彼女が美人すぎると思ったらブリジット・フォンダ!
海岸のシーン、美しい。しかし全体を通すとそこまではアガらず。たくさん指摘されている通り、荒波スペクタクルたっぷりでメロドラマ部分は30分ほどというバランスはおもろい。船内シーンどうやって撮ってたんだろ>>続きを読む
超絶笑顔スクワットは今見てもすごい。10年ぶり?くらいの鑑賞。当時衝撃受けすぎて大学の同級生と一緒に連続で2回見た。1作目からいろいろグレードアップして終盤のキレのよさ、死霊たちの造形は今見てもナイス>>続きを読む
1作目はまだバランス良い作りになってる。昔なら面白がってたような要素には興味持てず、小気味よくてスムースな語りがよかったです。
連休のど真ん中いい天気の午後に吹き替えでピラニア見るのもなかなかええですなあ(u-nextに吹き替えしかなかった)。ゆる〜い。無限増殖や改造ピラニアの造形などは後に通じるものがある。
「行けるところまで行く」10年ぶりくらい、しかも劇場では初の鑑賞。自分の成長や変化を感じるためにも見たいなーと思ってた、まあ素晴らしいですね、後の作品群のランタイムと比べるとさすがに長いが。昔見た時は>>続きを読む
ランボーギズモかわいい〜。オープニングのルーニーテューンズまた演出から始まり盛り込まれた各種パロディも面白いけど、とにかくミュージカルシーンから大殺戮、終盤の全く理解不能なご都合主義展開に感動する。こ>>続きを読む
これも映画館が出てくる映画。スクリーンを破ってグレムリン登場!オープニングのチャイナタウンのセットからしてもうすごい。作り込み、フェティッシュ、そして悪ふざけと破壊衝動。やはりジョーダンテの代表作と言>>続きを読む
これも映画内映画。冒頭からいきなりメタな展開。車内からの一人称視点のようなカメラや整地されていない道路で斜めに映る車。なるほどこれがキアロスタミのシグネイチャーなのかー。やっぱ同じ作家の映画を何本か見>>続きを読む
ほとんどカフカの『城』のような物語なのが怖い!子供から大人に向けられた視線をここまで映画的に表現できている作品はないのでは。来た道を戻り、また逆に向かっていく不条理。シンプルなストーリーとそれに見合っ>>続きを読む
『HANA-BI』の夫婦の関係性が裏返ったかのような物語に批評性があって素晴らしい、と思ってたら…なんと前年の公開、すごすぎる。世紀末に向かっていくあの空気感とぼんやりとした不安を反映した今作は今見る>>続きを読む
映画とは何か、モンタージュとは何かを問いかける?相手を倒した後、肩固めに移行するのが興味深い。変形オモプラータも◎
あまりにも短い全盛期。ベストな姿を見ることができるのはやはり本作以外にない。相変わらず緩いんだが、今見ても終盤の展開は素晴らしい。有名すぎて忘れられがちだが、こういう映画に『上海から来た女』を引用した>>続きを読む
冒頭の転落シーンや犬を巻き込んだ揉み合い、博打の場でカードを切るときのテンポ感が素晴らしい。パラシュート、横移動、『所さんのただものではない』ばりのスプレー掛け合い。『レオン』なんか消し飛ぶような素晴>>続きを読む
緩い。ブルースリーのアクションはさすがだが、それ以外の場面の旨味のなさがすごい。猫によって火蓋が切られるチャック・ノリスとの戦いは楽しい。最後首折りで終わるんかい。
なぜかBGMがking crimsonの太陽の戦慄とかピンクフロイドのtime。お母さんとの約束を守ってるのでブルースリーがなかなか戦わない。他の人のレビューで敵がナイフ使いすぎってコメントあって笑っ>>続きを読む
エイリアンシリーズ前日譚を見た結果、久々に一作目に戻る。まあ完璧、今見ても傑作でしょう。とにかく鬼の演出、演出の鬼。猫を追っかけて大変な目にあってしまう有名なシーンとか半端ない。この時期のリドスコおな>>続きを読む
素晴らしい!!青春映画という枠を超えて00年代邦画の隠れた傑作。海岸での喧嘩シーン、屋上での布団運びレース、看板を運ぶ狭い通路でのドタバタ、ラーメンを食べる所作。物語が進むにつれて演者たちのアクション>>続きを読む
子供の棒捌きやばすぎ。終盤でさらにアクションが加速していく。監督官の愛人が普通に蹴り飛ばされたりしてるのやばい。炎に包まれる中、木の棒の上に立って戦うラスト10分のアクション濃すぎ!!理解不能!!全然>>続きを読む
オープニングの取引シーンからの惨劇。フランコと揉める発端のシーン、手際よい。別荘での乱痴気騒ぎ、ロングショットにウケた。流麗な撮影にデパルマ流のいつもの極道下世話エンタメ、ダラダラしてるが楽しい〜。と>>続きを読む
コース料理で出てくるスープを米と一緒に食おうとするシーンでめちゃくちゃ共感!!2作目なので初っ端からアクション満載、全体的におちゃらけ感も増してるし。白蓮教とのファーストコンタクトシーンとかイーも蹴り>>続きを読む
エイリアンシリーズお決まりの終盤の二段構えが来た時には「もういいよ!!」と叫びそうになった。リドスコのやりたいこと(エイリアン+ブレードランナー)と観客へのサービス(エイリアンシリーズお馴染みの展開)>>続きを読む
カンフーものとしては妙に長い。しかしこの重厚さにこそ意味がある。血塗られた暴力の歴史、そこからはどうしてもカンフー映画と中国のねじれた関係性を想起してしまう。道義なき武道の象徴として登場するイムの存在>>続きを読む
2000年に一度製作がスタートしたが、9.11が発生したことによってusドルが下落。予算の1/4を失い中止となった。2009年に再度製作がスタートするものの、再度中止。そして2012年に三度目の撮影を>>続きを読む
車椅子の追っかけシーンに爆笑!!何度も反復される全員集合アクションの手際の良さに何度も驚く。雑誌をそのまま映画にするというコンセプトもすごいが、今回も頭でっかちにならずアクションで物語を駆動させていく>>続きを読む
超有名かつベッタベタなバルコニーをしっかり魅せることができる。これが巨匠パワーか、さすがですスピルバーグ。ダンスパーティ、当然最高。“Gee, Officer Krupke”のくだり(I am sic>>続きを読む