川田組の作戦勝ち、というより松方弘樹の作戦負け感がすごい。ボクシングで決着と思ったら思いっきり噛み付いてて笑う。最後の表情はんぱない。
ミギーと料理作るの楽しそう〜。前編と違って改変箇所が全部裏目に出てる。殺人鬼やジャーナリスト倉森の細かい描写(子供との関係性)とかなんにも良くない。田宮涼子の場面が終わるとほとんど後は蛇足。後藤との最>>続きを読む
原作がちゃんとアクションの道理に沿って設計されているので映画には向いてるのだがここまで山﨑貴に適した題材だったとは。ゴジラとかやってるけど、山﨑貴は制限された空間でのスペクタクルを見せる時に輝く。深津>>続きを読む
序盤のナンパが一番おもろいかも。言葉一切通じてないのに恋愛に発展してるのめちゃくちゃすぎる。
豪華絢爛で手がかかっていて素敵、今見てもアクチュアルなテーマでもある。なぜ彼女らの主体性は奪われなければならなかったのか?これについて考えることはとても意義ある行為だと思う。しかし大袈裟で鈍重、なんだ>>続きを読む
スローモーションからのビンタ、こうでなくちゃという使い方で爆笑。最高。千葉までの逃走の後、来た道を引き返していく姿の美しさ。その帰り道でまるでVシネのような場面(謎の銃を持った二人組の突撃シーン、電話>>続きを読む
この間久々に大阪に寄って某ヌーヴォで映画を見終わったあと、たまたま同じタイミングで東京から来ていた劇場スタッフ?関係者?がヌーヴォのスタッフに話しかけているのを見かけた。「ヴェーラで〜特集関わってた*>>続きを読む
冒頭の手際の良さ、さすがアルトマン。オープニングタイトルも洒落てるなー。競馬場で女の人にカマすくだりとかうけた。終盤勝ち続けてひたすら饒舌になっていく様子が怖い。そして呆気ない幕切れ。面白いんだけど、>>続きを読む
カラフルなショッピングモール、素敵〜。出てくる男がとにかくクソダサいのが笑う。ショーン・ペンの芋っぷりが半端ない。こんなやつに車スクラップにされたらたまったもんじゃない(ブチ切れウィテカーやばすぎて爆>>続きを読む
Be My Baby(1963年)、Jumpin Jack Flash(1969年)など時代を彩った名曲たちが流れる(作品自体は1973年なので直近10年くらいのヒット曲)。賭場にガサ入れが入って〜と>>続きを読む
『コズモポリス』ほどではないが、ここ最近のクローネンバーグは活劇よりペダンチックなやり取りに重きを置いていてかつての美点が失われているという印象は変わらなかった。とはいえ今作で久々にクローネンバーグら>>続きを読む
黒真珠のところ最高、「悪い貝から取った真珠でしょ?」爆笑。天才/凡才、ベートーヴェン/サリエリ、ペコ/スマイル的な図式を脱構築する主人公とチーチの関係もさることながら、マフィアの愛人/ベテラン女優/過>>続きを読む
見終わった後は頭の中を萩原健一の「愚か者よ」が流れ続けた…青みがかった独特の色彩で統一された画面を見ていると不安になる。記録映像を前にして指揮者のモノマネで熱中する滑稽な姿…
沢田研二って歌謡曲の人なのにニューウェーブっぽさある。永遠の微熱青年。麿赤兒が漬物を食いお茶を啜る場面、最高。しかし…途中までは興味が持続したが、原田芳雄の登場当たりからかなり厳しくなってくる。最後ま>>続きを読む
今後ベルトルッチ特集など組まれることはないかもしれないと思い、午前10時の映画祭で鑑賞。数年ぶりに見返したらとんでもなく面白い…パリでの撮影で強調される青、イタリアでのかつての日々を切り取った鮮やかな>>続きを読む
妻が自殺した男と出会う場面やその次の映画館でのやりとり、そして何より映画館で上演されるフィルムエディット(まさしくUgly Edit!!!!!)はとても良い。でもさすがに長いって。これ劇場で見てたら気>>続きを読む
女性同士の不思議な関係、でたらめな旅路、ペテン師香具師、そして陽気な歌。後の作品に繋がるものがたくさん詰まっている。テレビ黎明期の製作現場が見れるのは貴重。CM撮影のアホさ加減に笑う、箒すらまともに持>>続きを読む
前半はとにかくセリフがめちゃくちゃ聞き取りづらい。めちゃくちゃ殴ってめちゃくちゃ騒ぐので迫力満点。ヤクザ映画不毛の時代にこれを作った若者たちに思いを馳せる。こういう作品に真空パックされている当時の街並>>続きを読む
この10年でフィンチャーの速度は無効化されてしまったなあと思いました。シネフィルではないフィンチャーがハリウッドのロマン主義を信奉するのはこれいかに?(まあ今どきそんなやつだらけなのか)。『マンク』の>>続きを読む
劇中で描かれる子供たちの暴力に慄く。見返すとこんなに不気味な映画だったことにびっくり。オープニングでユニフォーム姿の2人は走りながら横断歩道を渡る。その瞬間奇妙なカメラワークによって彼らはスクリーンを>>続きを読む
元からシュミット好きだけど、ファスビンダーと比べると評価爆上がり(もちろんファスビンダーも好きな部分はあるんだけど)。いやー面白かった。シュミットはやはり構図の人だなーと。「見たことのない画を見せる」>>続きを読む
ドラマ部分は相変わらずひどい。こんなもん70分くらいでええやろアホすぎる綱渡りアクションとかバラエティ豊富な建築現場とかやっぱいいね。そしてラストのダンプカー、やばすぎ!!轢かれかけ、タイヤによじ登る>>続きを読む
序盤の銃撃戦のゆるさとその後の車雪崩のギャップがすごすぎ。秘書とチェンのラブコメっぽいやり取りとか(コメディとしても)真剣に見るか!というような内容で笑う。車に轢かれそうになるとか建物の屋上からプール>>続きを読む
家でダラダラ見る分には楽しい。しかしこれはもし劇場で見てたら帰りたすぎて叫んでたな。本格的にわからん。とはいえラスト車内のワンカットとか忘れ難い美しさ。
言わずと知れたマリリン・モンローの代表作。まずモンロー登場までの手際の良さ、撮影のかっこよさが尋常じゃない。最高。むしろモンローが出てきてから若干停滞する感じ。列車のシーンとか面白いけど長いし。パンし>>続きを読む
若い子に鰹節を削らせる、この場面だけで最近の塩田明彦の嫌な感じを120%体感できる。今回も塩田明彦のキモさに向き合いました。今作は公開前にあらすじだけで炎上してたわけだけど、その時点で最近の塩田明彦の>>続きを読む
こういう作品を見ると今見ても素晴らしいと思える名作たちへの感謝の気持ちが増す…いやーひどい。オードリー・ヘプバーンが素敵、それだけ。
The black towerことユニバーサル本社が異様すぎる。当時ハリウッドの神と呼ばれたルー・ワッサーマンのドキュメンタリーの方が見たくなった、誰か作らんかな。デニス・ホッパーってショーケンに似て>>続きを読む
2020年〜23年の間に公開された新作映画で心の底から素晴らしいと思えた作品がいくつあるのか。終わる終わると言われてた映画、いやーほんとに終わったんですねって思う。コロナがこんなにも全てを加速させてし>>続きを読む
ものすごく馬鹿馬鹿しい話なんだけど、なぜこんなに美しいんだ。終盤に向かっていく流れは忘れ難い。「ほんとではないけど、この気持ちは嘘ではない」という二重性はまさしく映画という装置を象徴している。カーペン>>続きを読む
名作とされてる『マンハッタン』や『ハンナとその姉妹』は気持ち悪くてめちゃくちゃ嫌い。2010年代以降の作品も基本的にはウディ・アレンの嫌な部分が目立つ。80年代以降の作品で好きなのは『インテリア』くら>>続きを読む
冒頭の何これ?というアングルから引き込まれる。そこからのカーチェイス、劇場のスクリーンで見ると圧倒される。ここまでのセリフの少なさ、最高だ。路地や駐車場での撮影もいいね。そこからの自傷行為のような暴走>>続きを読む
オーロラ(巨光って言ってた?)の話は結局なんだったのか、もちろん史実ではないんだろう。第一回目のマッカーサーと昭和天皇の会談は内容がいまだに明かされていない。そのため今作も史実に基づかない箇所が多い。>>続きを読む
ダイアン・キートン、素敵。このとき47歳か。なんか、、一番素敵に見える。殺人事件が倦怠夫婦に火をつけるという筋書きがいかにもウディ・アレンぽくて面白い。2人とも人の話を全然聞かないというのが後できいて>>続きを読む
屋上のセットやラジオの収録風景が素敵すぎてそれだけで見れてしまう。ほんとに取り止めのない話なんだけどグッとくるなあ。ウディ・アレンがこんな映画を撮ってるなんて知らなかった。とはいってもちゃんと偏屈ジジ>>続きを読む