フォボスさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

フォボス

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イノセンス(2004年製作の映画)

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台詞がとにかく、いちいち難解。延々と哲学チックな話を繰り広げている。
ハードボイルド感溢れるバトーとトグサのかけあいとかも、面白い。
世界観がかっちり作られてる上に、バトーのキャラが素敵すぎる。

スカーフェイス(1983年製作の映画)

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中盤、殺し屋がアル・パチーノを襲ってくる時の、カットバックが天才。たまに謎演出があったりするけど、面白い。アル・パチーノの後半の常に精神が病んでる感じ、うますぎる。

ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

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そんなに評価高くないけど、普通に面白い。アメリカって変な国だな、と思えるのと、台詞が中々面白いのが多い。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

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わざわざ探偵が人を集めるところとか、今更やるって辺りがいい。
ドーナツの話のバカげ具合とか、絶妙な間合いを狙ってくる台詞が多くて素敵。
ただ、話の作りとして仕方ないかもだけど、何度も過去の回想シーンと
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スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする(2002年製作の映画)

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信頼できない語り手、をベースにしたかなり文学チックな作品。出来はかなりいいと思う。自分が存在しなかった地点における回想とか、時系列がぐちゃぐちゃになってるところとか、前衛的な点がかなりうまく生かされて>>続きを読む

魔術の恋(1953年製作の映画)

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moonlight shadowという曲の着想元になった、ということで視聴。
時間経過のさせ方が、単純なんだけど、説明的でないのが、意外とうまいな、と。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

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随所随所での音のバランスみたいなのが独特で面白かった。
台詞とか、人間関係具合とかも良かったかな。

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

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カットバックの手法や、ブルーノの登場のさせ方が一々うまい。
メリーノーラウンドのシーンは、ラストにふさわしい

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 インターナショナル・ヴァージョン(1997年製作の映画)

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アクションシーンが、静かなんだけど、動きがある、感じ好きです。
哲学チックな設定の方は割と台詞の方に任せている、そんな雰囲気があった。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

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脚本が素晴らしい、と思ったら脚本家としても有名なのか。台詞をあえて途中でカットしたり、想像で補完できるシーンはあえて描かない部分や、時間経過の伝え方、天才です。

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

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デルトロらしいホラーめいたシーンや、古典的な手法が随所に目立つ。美しいシーンが多くて良い。クレジット上は共同監督、脚本であるのに、デルトロ全押しのタイトルとマーケティングはいかがなんだろうか。

飾窓の女(1944年製作の映画)

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ラストが中々驚き、ストーリーが中々綿密で、かなり良い。

お茶漬の味(1952年製作の映画)

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小津映画、家具の存在感が良い。
パチンコとか競輪、ラーメンとか、当時の女性がどこまで行動範囲を許されていたのか、とかその辺もっと知ってたらな。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

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質が高い作品。SFとか恋愛、ホラー、様々な観点から見ることができるジャンルレスな映画。

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

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互いに素敵な関係性が成立すればいいとは分かっていながら、成立しない。
少しロードムービーっぽさとか、何も解決しないけど優しい作品。大人は信用するな、という当時の背景がうかがえる。

極道の妻たち(1986年製作の映画)

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オープニングが、いきいきした会話シーンで、引き込まれる。
しょーもない男に生真面目な娘が沼ってくのが面白い。

エクソシスト(1973年製作の映画)

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カットバック手法の使われ方が意外と目立つ編集だった。
また、顔が一回転する行為そのものが殺害をほのめかしていたりと、細部にこだわりが見られた。
昔見たのはディレクターズカット版だったらしい、多分この通
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弱くて強い女たち(2020年製作の映画)

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人間関係がかなりわかりにくかった。湿度のある作品。セリフのリアリティや、それぞれの人物の設定はうまくできていて、映像も綺麗。ストーリーは、少し主題が分散しすぎていた感はあった。

ゲーム(1997年製作の映画)

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ストーリーは終始なぞだけど、引き込む力がある。脚本家の他の作品がどれも評価低いことを考えると、監督の脚本の活かし方はかなり重要と思える。

キャビン(2011年製作の映画)

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なるほど、かなりメタ視点なホラー映画、こんなホラーあるのかというくらい変わった設定

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

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ザB級みたいな作品なんだけど、なんかストーリーが好きだった。ほわほわとしたホラーなので、

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

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普段は似ても似つかないと思っている日常の所作が一つにつながって見えてくる編集が素晴らしい。最高。

ソウ(2004年製作の映画)

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ようやく見た、という感じ、割とハラハラしたよ、いいじゃん。

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

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オープニング、最高でした。小津の影響をよく指摘されてる印象だけど、寄り道の多さは小津ほどでも無い。登場人物の感情表現に関して、演技じゃなくて人物の空気感を重視してる感じ、これは割と小津っぽい気がした。>>続きを読む

キングダム・オブ・ヘブン(2005年製作の映画)

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サラディンが無限にかっこいい。主人公も少しブレるような部分もあったが、基本的には一貫して分かりやすいキャラだった。好きだったけど、全体的に浅いという批評にも納得できる散漫な部分もあった。

サイン(2002年製作の映画)

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どんでん返しとか、そーゆー面白味を期待している人にとっては少し外れるかも。すごく地味、地味だけど完成度が半端なく高い。田舎に住む家族のどうしようもない距離感とか、メディアの影響力もか、淡々と、かつ綿密>>続きを読む

フランケンウィニー(2012年製作の映画)

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意外としっかりホラーです。パロディかなり詰め込んでます。子供向けのための要素もきっちりしていて素敵な作品。

ハウスメイド(2010年製作の映画)

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評価低い、、、。やけに上からの構図多いです。まあ割と楽しめたんだけどね。無口な主人公、割と表情が豊かというか、それが想像を生む感じで面白い

スプリット(2017年製作の映画)

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中盤辺りまでのジリジリした雰囲気、流石です。たまになんでこんな撮りかた?ってなったりした。ストーリーは世界観はいいけど、結構散漫。アニャテイラージョイ様は最高過ぎる、大好き。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

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オープニング、最高です。キャラもそれぞれ引き立ってて、当然アクションも最高。ストーリーは、普通かも。

ウェンデルとワイルド(2022年製作の映画)

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ストップモーションが、リアルから紙芝居みたいな世界になったり、映像面がとにかく楽しい。ストーリーは、道徳的でありつつもブラックユーモアみたいなの、忘れてないです

愛のコリーダ(1976年製作の映画)

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終始同じ事を繰り返し続ける映画。ただただ二人を外から見るだけ。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

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ヴェンダースが撮ると、音楽ドキュメンタリーも、旅行記か、ロードムービーに見える。素敵な映画。

ステイ(2005年製作の映画)

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MVみたいなシーンと、似たシーンをつなげる編集が印象的。最後の最後までフワフワした話、雰囲気すき。

ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

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色々とふざけた感じで、そこが逆に良かった。これがチャック・ノリス、、、。

カリートの道(1993年製作の映画)

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序盤から結末が分かる&展開もかなり読みやすい、のだが、キャラ一人一人が際立っていて、最後の最後まで楽しい。