うにやまさんの映画レビュー・感想・評価

うにやま

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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.3

大人になって忘れていた何かを思い出させてくれる映画。

 

自分の感情を自分の言葉・態度で表現するジェシーとそれをしっかりくみ取るジョニー、対話の中に生まれる言葉の一つひとつが魅力的だった。子どもに
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.3

その名の通り空想特撮映画。

周囲の前評判はあまりよくなかったが、ウルトラマン知識ゼロだったからなのか、十分楽しめた。ウルトラマンが地球外生命体ということすら知らなかったからこそ、新鮮な気持ちで観るこ
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.5

鑑賞中ずっと全身の筋肉ギュってなるから見終わった後めちゃ疲れる映画。

展開が読めないまま、テンポよく進んでいくので、一瞬も休まる瞬間がなかった。痛いシーンや胸糞悪いシーンもあるが、画角がお洒落で暴力
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.5

アニメ制作の舞台裏を知れる+お仕事スポコン映画。

アニメはたまに観る程度の熱量だが、それでもアニメ制作の舞台裏は興味深かった。冒頭の5分で一気に引き込まれた。考えてみたら当たり前のことだが、とてつも
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.8

生きづらさを抱える人の心に突き刺さる良質な邦画。

原作も読み、それを李監督が映像化ということに期待値高めで鑑賞。全体にまとわりつくジメっとした空気がぴったりで、観終わった後も余韻に浸れるいい作品だっ
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.3

ホラーでもなく、ミステリーでもなくジャンル分けが難しい学園映画。

原作未読でちらっと予告編を見た限り、悪の教典マイルドバージョンかと思っていたが、そんなことはなかった。内容はタイトル通り、女子高生に
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.5

70‘sアメリカの年の差男女、じれったいながらもほほえましいおしゃれな恋愛映画。

冒頭の長回し会話シーンから一気に好き!てなった。早く付き合っちゃえよ。な二人が中々付き合わないという王道ストーリーで
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

名作トップガンを現代の技術で完全アップデートさせたハリウッド超大作映画。

 

IMAXで観て感動し、すぐに2回目を鑑賞。映画というより体験型アトラクションと言っても過言ではないほど、臨場感がすさま
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

4.1

レスリーチャンの凄みを堪能できる濃厚な中国映画。

いつか観ようと思って後回しにしていたが、映画館で上映されると聞きつけ鑑賞。

レスリーチャン主演以外にストーリーすら知らなかったが、3時間弱があっと
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.7

高齢化社会の現実を様々な視点から描いたフィクション映画。

冒頭5分から引き込まれ、突飛な設定かと思いきや未来の日本の話なのではと錯覚するほどのリアリティがあった。細かい設定や言動に多少粗はあるが、そ
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恋は光(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「恋とは?」という命題にとことん向き合う恋愛哲学映画。

登場人物が全員愛おしく、小難しいセリフは多いが、やっていることは王道な三角(四角?)関係の恋愛で最後までキュンキュンした。

変人ばかりの中、
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私のはなし 部落のはなし(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

部落差別について、丁寧に描かれたドキュメンタリー映画。

身分制度や法律は歴史の授業で学んだ記憶があるため、言葉の意味は知っていたが、今も存在していることに驚いたと同時に勉強になった。この映画を観るこ
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

韓国を舞台にした、赤ちゃんポストから始まるロードムービー。

是枝監督の韓国作品という情報だけをもって鑑賞したが、テーマの割に重すぎる展開はなく、心にしみる話だった。印象的なシーンやセリフもたくさんあ
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.0

誰もが経験した中学2年生を切り取ったドキュメンタリー映画。

14歳といえば、周りから子どもだと思われたくないけど、自分の幼さに嫌気がさしてしまう年頃。自分の過去と重ねてヒリヒリするシーンやキュンキュ
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ロスバンド(2018年製作の映画)

4.0

みんながハッピーになれる青春ロードムービー。
ずっとベタな展開が続くが、そのわかりやすさがちょうどいい!こういう映画久しく見てなかったから最後まで笑いながら楽しめた。キャラクター設定も抜群だし、北欧の
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牛久(2021年製作の映画)

-

日本の難民受け入れの実情を垣間見ることができるドキュメンタリー映画。
ウィシュマさんの一件以降、入国管理局の対応が世間で注目されてきてはいたが、この映画を観るまで難民受け入れの仕組みも含め全く知らなか
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

スポコンだけじゃない、家族愛にも触れることができる映画。
テニスに詳しくないが、その名を知っているウィリアムズ姉妹。2人が成長していく過程は観ていて興奮するし、楽しかった。
 
この映画は2人を信じて
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シラノ(2021年製作の映画)

3.5

最初から最後までどのシーンも切ないが、シラノの強い気持ちに勇気をもらえる映画。
 
原作となる戯曲は知らなかったが、「言葉」を通して、相手を思い、好きになっていくという展開に感動した。もちろん育ちなど
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.0

信頼している人と一緒に観に行ってほしい映画。
一緒に観た友人とはどこがどう悪かったのかで、ひと盛り上がりすることができた。観た後に人と話したくなる映画というのは、それだけで意義のある作品だと思う。
 
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

友情と純愛に触れる重厚なミュージカル映画。
もちろん歌も素晴らしいが、通常のセリフも多いので、時代背景や移民の問題に詳しくなくてもすんなり内容を理解できた。ミュージカル苦手な人にも優しい作り。

上映
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グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

3.0

王道の青春ど真ん中アニメ映画。
誰もが好きな映画や物語を寄せ集めたような話なため、真新しさはないものの安定感のあるストーリー。
伏線も観てれば予想がついてしまうようなものではあったが、そういうのを抜き
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.2

誰もがノスタルジックな気持ちになれる良質な恋愛映画。
構成とか音楽とかクレジットの入り方とか全部が秀逸でMVを観ているような心地よい映画だった。
 
てるおが池松壮亮すぎるほど池松壮亮だし、ようちゃん
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ザ・ビートルズ:Get Back(2021年製作の映画)

4.0

IMAXでビートルズを堪能できるライブ映画。
 
パフォーマンスは言うまでもないが、ゲリラで始まったライブに対する市民の反応も写されており、そこが映画として面白かった。
受け入れている人もいれば、もち
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.6

すごくかわいくてさわやかな映画。
もちろん城定監督といえばの濡れ場もあるが、ポップな展開でドロドロしすぎず、心が穏やかなまま観終わることができた。
主演含め、周りの方もキャスティングが抜群によかった。
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.5

古畑任三郎パターン(犯行内容が先に描かれる形式)のサスペンス映画。
 
町山さん解説付きでの鑑賞。コーエン兄弟のことや映画がつくられた背景などを知れたおかげで、より深く哲学的な映画として観ることができ
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シカゴ(2002年製作の映画)

3.5

とにかく歌や演出が最高の映画。最近は心に刺さる凝ったストーリーのミュージカル映画が増えていて、それはそれでいいのだが、これくらいキラキラと派手な方が観ていて楽しい。
腹話術のシーンがお気に入り。映画館
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.8

真相を追っていくサスペンスとしても見ごたえ十分だが、それだけじゃなく人種、文化の問題提議もあるし、親子、家族についても考えさせられる素晴らしい映画。
あの結末が良いか悪いかは別として、最後のビルの表情
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.1

テーマは色々と考えさせられるものではあるが、食卓でのくだらない話は笑えるし、後半はしっかり感動できるから満足度の高い映画。
健聴者の娘視点ではあるが、父、母、兄と家族の心境も丁寧に描かれているから誰に
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さがす(2022年製作の映画)

3.5

予告編で面白そうと思って観たが、いい意味で想像と全然違う作品だった。思いもよらない展開で、エンタメ的要素も十分にありながら、現代社会への風刺的な側面もあり、観た後に人と語り合いたくなる映画。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.8

楽曲も含め大ファンだからかもしれないが、レディーガガの演技がものすごくいい。
前半と後半で全くの別人に見えるし、特に後半の目の演技が逸品で、改めてとんでもない才能の持ち主なんだと実感した。
 
前半は
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.3

オープニングの曲から心つかまれ、ラストの曲でタイトルが出た瞬間に鳥肌が立った。
話の展開は新しい切り口のものではないが、わかりやすく20代後半の私には刺さる部分が多く、明日も頑張ろうと活力をもらえる映
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街の上で(2019年製作の映画)

4.6

青とイハの絡みが最高に好きだった。幾度となく経験してきたけど、人に説明するのは難しいあのもどかしい感じを見事に映像化してくれた監督、役者に拍手。
他にも共感できるシーン満載でずっとニヤニヤが止まらなか
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

1作目の興奮とはまた違うが、これはこれで好き。
ラスプーチンとの闘いや後半のアクションシーンも見ごたえ十分。やっぱり英国紳士の戦いかっこよすぎる。
実際に会った歴史的出来事の裏側にはキングスマンが暗躍
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.6

華子と美紀の関係が素敵だった。
二人が出会って、ぶつかりながらも一緒に歩んでいく話かと思っていたが、映画の中で二人の係わりはほとんどない。それぞれの人生に少しかすってるだけ。はたから見たら出会いも最悪
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.9

とにかく笑えるし、次々と登場する主役級の俳優に最後まで興奮がおさまらない。
それに一つひとつの場面や演出も派手だから本当にお祭り騒ぎな映画だった。
笑っていいともグランドフィナーレを観た時の高揚感に似
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.5

主要4人(久住さんと厚木先生も含め6人)の演技が素晴らしく、大きな展開はないが最後まで楽しめた。青春時代に戻りたくなった。
とにかく脚本がよく、テンポもいいので、だんだんと全員の感情が一つになっていく
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