日本の難民受け入れの実情を垣間見ることができるドキュメンタリー映画。
ウィシュマさんの一件以降、入国管理局の対応が世間で注目されてきてはいたが、この映画を観るまで難民受け入れの仕組みも含め全く知らなかったし、知ろうともしていなかった。この国にこんなにもひどい現状があると知らなかったことが恥ずかしい。
政府の「ウクライナ避難民を受け入れる」という言葉がただのパフォーマンスにならないよう、難民の方々の人権が尊重される社会の実現を祈ると同時に、自分事として考えていきたい。
また、そこで働いている方たちの意見も聞いてみたかった。国の決まり、上司の指示で動いていることは重々承知だが、どのような思いで日々を過ごしているのか興味がある。
