bluebeanさんの映画レビュー・感想・評価

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Michael/マイケル(2026年製作の映画)

3.5

劇場でマイケルの曲が大音量で流れた時点で、もう気分はノリノリです。小さいマイケルと同じく、観客の自分も思わずステップを踏みたくなりました。周りの客に迷惑になるので控えないといけないのがもどかしい。>>続きを読む

サンキュー、チャック(2024年製作の映画)

5.0

物語はリアルでSF的な「世界の終わり」の描写から始まりますが、徐々に整合性を追うのが難しい、不思議な展開へとシフトしていきます。しかし、そこに不思議と違和感はありません。まるで寓話や、登場人物の感情の>>続きを読む

ワン・バトル・アフター・アナザー(2025年製作の映画)

3.5

父親の愛情は愚かでありながらもとても強くて、胸に残りました。一方で娘は最終的には自分自身の力で問題を解決していて、子供もまた自立した個人であるというテーマが伝ってきました。

ディカプリオの演技は圧巻
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サブスタンス(2024年製作の映画)

4.0

グロくて気持ち悪くなるという前評判を見て、配信後もなかなか観る決心がつきませんでしたが、覚悟して観たらそれほどでもなく拍子抜けしました。結果、純粋にめちゃくちゃ面白い映画でした。

ルッキズム、エイジ
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国宝(2025年製作の映画)

4.0

芸術と人間性の関係性について考えさせられました。喜久雄は芸のために全てを犠牲し、悪魔と契約する覚悟で歌舞伎に没頭します。まるで「風立ちぬ」の主人公のよう。綺麗な顔=人間性は芸の感性を邪魔する。挫折を経>>続きを読む

ズートピア2(2025年製作の映画)

4.5

あまりにエンターテイメントとしてのレベルが高すぎて驚いてしまいました。自然環境や文化の違うエリアを次々と移動する楽しさ。可愛すぎるいろいろな動物たちの仕草を眺める楽しさ。全てのアクションにユーモアが散>>続きを読む

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

3.5

昔TVシリーズを見たときにはあまりこの作品の世界に現実感を持てなかったです。でもキャンセルカルチャーやAIブームを見た後で本作の世界観を見ると、ホワイト社会の行き着く先にある漂白された生活というのがリ>>続きを読む

青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない(2023年製作の映画)

3.0

あいかわらずの彼氏彼女ののろけと兄妹ののろけを楽しみつつ、ハートフルストーリーで感動できる作品でした。今回は思春期症候群のミステリアスな要素が薄くてちょっと残念。最後にちらっと仄めかされた次作の展開に>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025年製作の映画)

4.0

今回もトムクルーズのアクションシーンが凄すぎて、気合い入りすぎていて、それだけで十分な映画でした。彼が年を取るごとに、スマートさよりもその必死さが伝わってくるようになってます。思い通りにいかずピンチの>>続きを読む

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

4.0

文句なしで面白いエンタメでした。舞台がリアル再現された(少なくともそう見える)九龍城塞というところですでに見る価値ありです。雑多で複雑で迷宮のような、それでも人々が日々の生活を送っている、なんともいえ>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.5

公開当時の精神病院で行われていた、人権を無視したひどい治療や運営を告発した作品なのかもしれません。でもその枠を超えて、現代社会を生きる自分にとってすごく刺さる作品でした。社会を管理するルールやシステム>>続きを読む

ラストマイル(2024年製作の映画)

3.5

ネット通販の便利さの陰で疲弊する配送サービスの闇を描いています。その上で、圧倒的に面白いエンターテイメントに仕上げてくれているので説教くささがなく、純粋に楽しめる映画になっている印象です。

サービス
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教皇選挙(2024年製作の映画)

4.0

謎のベールに包まれたコンクラーベの様子を、細部までドキュメンタリー的に見せてくれます。その映像や演出の見事なこと。でも何がリアルって、システィーナ礼拝堂の神聖な雰囲気を誇張するのではなく、世俗的な部分>>続きを読む

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.0

武士の世が終わろうとしている幕末の侍が、最盛期を過ぎた時代劇の撮影所にタイムスリップしてくるという設定がみごとです。役者の演技も素晴らしく、こんな設定でも安っぽく見えずに、リアリティすら感じられるもの>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

新海誠監督ならではの美しい映像で描かれる青春ロードムービーでした。主人公が道すがらいろんな同年代や大人たちと触れ合って成長していく王道の流れで完成度高いです。舞台は日本全国、田舎から都会まで、いつもの>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

月経前症候群の女性とパニック障害の男性が主人公。その困難を過度にドラマチックに描かず、周囲の人のほどほどのサポートとか触れ合いの中で、何とか症状と付き合っていく日常が淡々とした調子で描かれます。その日>>続きを読む

正体(2024年製作の映画)

3.0

逃亡した殺人容疑者が冤罪であることを証明するために社会に潜伏しますが、そこで色々な人たちと触れ合って味方を増やしていきます。殺人犯という世間に貼られたレッテルではなく、その人と直にコミュニケーションを>>続きを読む

赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

4.0

古い映画はテンポが遅くて眠くなるというイメージがありますが、この映画はその逆です。現代の映画を見慣れている感覚からしても、テンポが良いどころかちょっと速すぎるくらいです。ただテンポが良いだけではなく、>>続きを読む

機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

4.0

事前情報入れずに劇場に行った方が良いという口コミを読んで観に行きましたが、本当にその通り!前半はガンダムファンなら面白くないはずがないです。終始ニヤニヤしながら見てしまいました。もうセリフの一つ一つの>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

観る前は、原爆をどこまで批判的に描くのか、がやはり気になっていました。原爆投下の直接的なシーンがないということで批判もあるようですが、結果としては、オッペンハイマーの罪の意識が主観的な視点からしっかり>>続きを読む

ソウルの春(2023年製作の映画)

4.0

ちょっとした権力争いがどんどんエスカレートして、軍隊が動いてクーデターに発展してい来ますが、その右肩上がりの盛り上がりがすごいです。どんどん緊迫感が増していき、どんどん面白くなっていきます。実話をベー>>続きを読む

陪審員2番(2024年製作の映画)

4.5

最高に質の高い道徳の授業を受けている気分にさせられました。序盤で主人公が置かれた状況を理解した時に、理性では「正直に真実を言うべきだ」と確信する人が多いかもしれません。しかし、彼の過去や現在の心情や状>>続きを読む

密輸 1970(2023年製作の映画)

4.0

文句なしで面白い完璧なエンタメ作品でした。序盤のものすごいテンポから、ダレる瞬間一切なしでラストまでいきます。魅力的な俳優陣、レトロな舞台と音楽、いろんなキャラたちの絶妙な駆け引き、水中アクションシー>>続きを読む

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーのようなリアルさで、荒唐無稽な話ではなく実際にアメリカで起きてもおかしくないと思わせるものがありました。記者たちの会話や、停電、給油の際のカナダドルのくだりなどなど、説明的なセリフ抜き>>続きを読む

劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア(2021年製作の映画)

3.0

やはりSAOは一作目前半の緊張感のある展開が一番好きだと改めて実感。劇場版クオリティのボス戦アクションシーンは最高の一言。ジェダイっぽいマントをかぶったアスナの厨二病的なかっこよさからの、脱ぎ捨てての>>続きを読む

駅馬車(1939年製作の映画)

4.0

配信が低画質でどうかな、と思いつつ見始めましたが、そんなのどうでも良くなるほどほど引き込まれてしまいました。

序盤で怒涛のように背景説明のセリフが重なり、次々とメンバー揃ってくる流れが不親切ながらカ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

年齢や立場を超えた友情、巻き戻せない青春時代。すごく良くできたドラマで感動できます。ヤクザが登場しつつも終始ソフトなコメディで、心への負担がほとんどない映画でした。ウェルメイドってまさにこういうことで>>続きを読む

アタラント号(1934年製作の映画)

3.5

事前情報なしに観始めたら、序盤どんな話なのかポイントがわからなったです。でも人物の心境が丁寧に描かれるのを見るにつれて、だんだんと理解できて、入り込めました。

慣れない船の生活の息苦しさと、パリの開
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

父と娘のバカンスの様子をずっと眺めているような感じ。色々背景のある家族ではありますが、特に大きな事件が起きるわけではありません。でも不思議なことに、全く退屈することはありませんでした。二人の微妙な心の>>続きを読む

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.0

世紀末の世界にヘンテコ改造車。個人的にはディメンタスが乗ってるローマの戦車みたいなやつが最高でした。圧倒的に面白い画が途切れることなく映し出されるあっという間の2時間半でした。アニャ・テイラー・ジョイ>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

完璧に作り込まれた映像を堪能できました。描かれる砂漠の世界は、異世界感と迫力がありながら、しっかりリアリティがあります。ふざけてごかかすような要素がない本物感。その分、ユーモアというか楽しい部分があま>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

スポーツものアニメの金字塔ではないでしょうか。3G CGで描かれるバスケシーンはまるで本物のバスケ中継を見ているようなリアルさで違和感一切なし。そこにカメラワークや動きのデフォルメ、線の描き方による躍>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

生い立ちによって犯罪者になってしまう。刑期を終えた後に社会から拒絶され再版する。それは個人の善悪の問題ではなく、社会の問題であるということを長澤まさみ演じるTV制作者が語ります。それだけだとただの理屈>>続きを読む

チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

4.0

女1×男2の三角関係が描かれますが、3人の複雑な関係をセリフ少なめで描くので、いろんな解釈ができるなんとも変な映画でした。

男二人が女子テニスプレーヤーに一目惚れしますが、演じるゼンデイヤのオーラが
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フォールガイ(2024年製作の映画)

3.5

映画のスタントマンをテーマにした作品で、序盤からスタント中の事故のシーンから始まります。でもシリアスにならず、終始コメディで楽しく観れました。

主人公が事件に巻き込まれることで様々なアクションシーン
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ルックバック(2024年製作の映画)

5.0

名作である原作をどこまで再現できるのか、と言うレベルではありませんでした。最高の原作をベースに、それをアニメでしかできない演出によって何倍にも素晴らしい作品に仕上げていて驚愕です。

まず、漫画の線の
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