夢庵さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

夢庵

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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

4.2

これはめちゃおもしろかった。新たな概念による革命に、指導者がそれを理解しきれてない感じも最高じゃないだろうか。話もキャラも良いしさ

白雪姫(1937年製作の映画)

3.7

ちょっと前に観たがこれはあんまりだったな

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.0

細かい比喩みたいな表現が理解できる範囲でも生々しくて引いちゃったけどやっぱ素敵すぎ〜

(2006年製作の映画)

4.2

すごいものを観た…。こんな幽霊表現あるんだ。東京の切り取り方も見たことないかもな。
記憶を想起させる側と忘却させる側をトリッキーな混同によって表して、未来は生者だけのものであるという構造、あまりにもか
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.2

視点の持ち主を無くすことが生々しさに繋がるの不思議だ。しかし本当に苦しかったな…。愛で妥協するような僅かで美しい救いだった

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.4

非常に良かった、平らな喋り方は会話劇において実は1番適しているようにも思っちゃう。無意味ともとれる会話でぼんやりと見える核心に迫る事って相当頭の中で出来上がってるかもしくは偶然でないとおかしいだろうな

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.3

藤子F先生が「SFなんだけど片足は日常に置いておくんだ」みたいな事を言っていてそれがすごく好きなんだけど、この映画はまさにそれじゃないか!しかも答え合わせまであるじゃないか!

お早よう(1959年製作の映画)

4.4

俺が好きそうだな〜と思いながら観た。俺が好きな映画だこれ。

東京暮色(1957年製作の映画)

4.2

何見てるかわからんぐらい画面暗かったけどすごい映画だった。事実として起こる事もそうなんだけど、観終わって考えれば考えるほどが救いがなくて苦しいな。鰻屋で杉村春子が、本当に一瞬だけ目を動かして料理が来る>>続きを読む

雨月物語(1953年製作の映画)

3.8

なんか、変だったな。はしりみたいな幽霊の存在と描き方、怪奇への導きが自然なのにインパクトがあってすごかった。ただちょっとまだ俺には早かったな……

生きる(1952年製作の映画)

4.4

構造から映像の表現まで斬新で、これだけすごい話なのに泣くことも許さない。これはどう考えても「死」の話なのに。かっこよすぎる

晩春(1949年製作の映画)

3.9

もちろん出来は申し分なくてとても良かったんだが話の内容が気持ち良くなさすぎる…。嫁がせられる事の嫌さみたいなのを正面からくらってしまった

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.2

めちゃいい映画だった…。あんなにリアルだったのに創作としてカッコ良すぎるラストもすごいぜ

めし(1951年製作の映画)

4.0

「あたしが今初之輔さんのお母さんだったらね、あんな嫁のどこがいい、さっさと離縁してしまいなさい、そう言うかもしれないよ」
羨む、下に見る、三千代もまたそうであるように他人は他人の視点でしか語れず、三千
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

やはり撮り方最高だった。上からの視点も面白かったし暗闇の使い方も良すぎる。
ホラーの原点回帰をすると同時に色んなジャンルも詰め込んだ新しい物にもなっている。が、それが全て既存のジャンルでもあるのが少し
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SAYONARA AMERICA(2021年製作の映画)

3.5

細野さんとバンドはすごく良かった。アレンジも良かったしルーツを説明する編集も面倒だったけど悪くなかった。会場に並ぶファンが細野さんを「狂気と暖かさが共存してる」と言ったのが妙にしっくりきたが、誰だあの>>続きを読む

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

4.1

特に終盤この映画の意味を話してくれるんだが、それを聞くとやはりこれだけ説明的なのは正しいだろうな。それでいてストーリーがおもしろいのはありがたいぜ。これを映画館に観に行ってよかった。

東京物語(1953年製作の映画)

4.6

本当に良かった……。
現実的に使われる小道具に省いてもよさそうな会話、やんわりした雰囲気なのに緻密だった。

亡霊怪猫屋敷(1958年製作の映画)

4.0

オープニングのカットから良すぎてビックリしちゃった。しゃれた構成をしてて普通におもしろいし怪談が現代に飛躍するのたまらないな

CUBE(1997年製作の映画)

3.7

箱が好きな人がいたとしたら、たまらないだろうな

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.1

かくの忘れてた。いい映画だった。
社会や経済へ反発する裏には、それに適応することがそもそも不可能である背景があったりで、解放と行き止まりを同時に感じるものだった。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ良かった…。村上春樹を映像化する際にどうしても薄くなる部分をまさか別の村上春樹で補っていたとは。
劇中で話す内容が、この映画の見方を教えているようで、実際「なにか」は起きているようにも感じ
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その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

3.6

あんまりだなと思ったが妙にクセになっていて今はもう一回観たい気がしている

呪怨 黒い少女(2009年製作の映画)

2.5

映像悪くないと思うけどつまらないのはやめてほしいな

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

4.0

ハリーポッターぐらいの勢いになってるけどちゃんとおもしろくてうれしいな。ばあさん最高だったからもっとみたかった

オールド(2021年製作の映画)

3.8

良かったな。
おもしろい設定によって、描きたい大事なもの以外を排除するのがうまくいってると思う。まあみんな実際はシャマランがかわいいだけですが…。

呪怨2(2003年製作の映画)

3.7

そういえば観てなかった
ホラーでこの構成やってるの改めて素晴らしいなー。数も怖さも作品性も全て保てる発明だ
ちょっと難しい要素が入っちゃってるけど、バカでか伽倻子を見れたしまあいいな

怪談(1965年製作の映画)

4.2

美術めちゃすごいなと思いながら観てたが、どうやら本当にすごいみたいだ。
「黒髪」好きだったー、今昔物語にある話とほぼ同じだったけど同じかな
「耳なし芳一」すごい出来だ…
あくまで人間を描いていて良い余
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.5

こんなに美しいのに、どの方面に関しても単純なものにしてなくてすごかった…
記憶に残るなぁ良い映画だった

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

4.1

こういうアンチテーゼの発想って、考える人はいてもちゃんと作品にまとめてくる人はあんまいないんだろうなって思った

東海道四谷怪談(1959年製作の映画)

3.9

この時期の怪談映画を全然知らないので比べられないんだけど、良い演出めちゃあったんじゃないだろうか。女性へのひどい扱いの報いが、霊の復讐というのは良い表現だなとつくづく思う背景だった。
しかしここまで真
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