ほいほいさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ほいほい

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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

音楽に疎く、縁のないわたくしにとっては未知の領域。
知らないことだらけで目から鱗がボロッボロ落ちました。

音楽と差別主義国家アメリカとの結び付き方が非常に興味深くて面白かったです。
差別意識の強い時
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ツーリスト(2010年製作の映画)

3.4

最近、ジョニーデップばかり観てる気がする…。

一瞬、桐島部活辞めるってよパターンかな?と思ってしまったところに映画を見続けたことによる功罪と幸福を感じました。

見た方なら分かると思いますが、ある程
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.6

恵まれた学生生活を送っていたので、不登校やいじめというものにはほぼ縁がなかった。
かといってそれらに触れなかった訳ではない。
今でもいじめ的なものに触れるとすごく腹立たしい。

今仲良くしている中学時
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.5

統合失調症。
現代では精神医療の過度な発達により、それらの病気や鬱など割と身近だったりもする。
だから病気自体に抵抗感が薄くなってきているのかもしれないのだが、病気の症状や治療過程などは知らないままの
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.4

岸井ゆきののボクシングが超絶に下手過ぎてこれで勝てる訳ないやん…というやっている側からの目線なので、ちょっと冷めた目で観てしまいました。

手話とボクシングを練習しなきゃならないなんて超絶大変!と思っ
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天間荘の三姉妹(2022年製作の映画)

3.0

個人的に天国も地獄も、人間が描く宗教的概念的想像の産物でしかないと思っているので、創造上のお話だとしてもイマイチ気持ちが乗れなかった。

そんな中でものんさんの天才と能天気を行き来するような役者として
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.2

インド映画ホントレベル高い!
面白いうえに希望を持たせてくれる構成力が素晴らしすぎる。

ホントの映画タイトルは「3バカトリオ」なのね。笑

生活の中で周囲にいる人たちの影響は必ずあると思っていて、僕
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

3.6

たまに今田美桜が有村架純に見える時があります。
シュミラクラ?

ケンカシーン多めでちょっと退屈。
単調なケンカが多くてね。
どちらかが一方的に殴る展開多くて、もっと殴り合って欲しいなぁと思いました。
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-(2023年製作の映画)

3.4

後編のための説明回といった感じ。
みんな、かっこよくてきれいなんだけど総じて弱そうなんですよね。
弱そうというか弱い。
全くもって強そうなムーブがないのが残念です。
特に虹郎…。
狂気っぽいものを魅せ
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.6

2年前くらいにコロナ療養中、暇すぎて珍しく読んだ漫画がこれでした。
見知った作品という事で鑑賞。

これは完全にフェティッシュな話なのですが、男女ともに顔にホクロがある人が好きなんですよ。何故か。
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フェイク(1997年製作の映画)

3.0

マフィアに潜入捜査するお話の走りという感じです。
潜入捜査の心の機微を描くには映画だと尺が足りない気がしちゃうようになりました。
きっと潜入捜査官的なドラマをいっぱい観た影響があるのだと思います。
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とべない風船(2022年製作の映画)

3.5

家族をなくしてまたぎとして生活を送っている東出くんには役作りは必要なかった模様。

所々に感じたリアリティは、生の感情だったのかもしれない。
ま、僕にとっては誰が不倫しようと関係のないことなので、否定
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.6

これで本当に最後なの?
一気見は長かったです。

そして次回作の噂が…。

パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉(2011年製作の映画)

3.2

ちょっぴり毛色が変わったと思ったらディズニーさんのごり押し作だとかそうでないとか。

世界観変わらずに作ってくれたらファンは嬉しいですよね。
世界的に興行収入もあるだろうし。

世界的なものづくりの複
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

3.4

前作くらいから感じていたRPGっぽい世界観から抜け出せなくなってしまいました。
ちょっとした既視感があるような…?

3軍、4軍で抗争するのを観るとどうしてもプロレスのユニット争いを思い浮かべてしまう
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

3.4

このシリーズは音楽の1人勝ちな気がしちゃうんですよねー。

もちろん、役者陣はみんな美しいのですが、あの一度は聴いたことのある荘厳なテーマ曲を耳にすると全部が凄く見えちゃうマジックにかかったような。
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

3.8

有名作シリーズの起点。
世界的なヒット作はまぁ面白いんだろうから観なくてもいいやと思っていたのですが、最近は色々掘る元気もなくて録画してあったのをダラダラと一気見しました。

一気見ってほぼ記憶に残ら
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

5.0

高いところが苦手です。
完全なる高所恐怖症。ですが、高所が苦手ゆえ興味が絶えません。
インスタのおすすめは高所から落下する動画ばかりです。笑
それを観ながら悶えて手に汗握る毎日。

この映画ずっと気に
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.8

もうね期間があいちゃうと、シリーズものは前回どんな話だったのか覚えてられないんですよね。
マンガコミックスの新刊が出て、購入していざ読んでみると繋がりを覚えていなくて最初から読み直してみる、のパターン
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恋は光(2022年製作の映画)

3.9

西野七瀬さんって色々ちょうどいい感じですね。
美人過ぎず、可愛過ぎず、でも、かわいいみたいな。
本田翼もそんな感じ、僕の中で。

段々と他人の恋愛とかどうでもよくなっちゃったし、誰がどうしようと自由や
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丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

4.0

登場人物みんないい人!

という、ほんわかふんわりとした映画です。
そしてきちんと本を読み、自分の頭で想像し思考することの大切さをもう一度思い出させてくれます。

僕は小説読むのが好きなので、対話する
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Winny(2023年製作の映画)

4.0

この年代にパソコン触ってた人なら絶対にwinnyに使ったことあるはず。
もし使ってなかったとしたら、それはそもそもパソコンを使えていなかったに等しい。
それくらい画期的でした。
みんなwinny使いは
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夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

2.5

この時間が一生続けばいいのに。

そう思ったことのある人は幸福の絶頂を一度は味わったことがある。
ということなのだと思います。

でも、その幸福の絶頂が男女関係でしか感じられないのはとてももったいない
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.2

相変わらずインターネットスキル高過ぎ問題発生。笑

今作ではMacの画面がよりカラフルに構成されていて観ていて飽きなかったです。
どうなってしまうのだろう…という脚本もお見事ですし、伏線の回収もきっち
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

ストーリーの構成、演出ともにハイレベル。
これって一体どうなるの?と思える展開の連続で食い入るように観ちゃいました。
趣向の凝らしかたでこうも面白くなるのか、と。

(それにしてもインターネットスキル
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

4.0

割と好きな類の映画でした。

孤独好きな男が考え方を変えられていく…という過程は悪くない。
初志貫徹とか昔はこんな事を言っていたのに意見を変えやがって…怒ったり文句言ったりつついたりする人居るけど、変
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そばかす(2022年製作の映画)

3.4

多様性に一石を投じる作品。

何せ主人公のそばたかすみ(そばかす)は、恋愛感情が湧かない…というかそもそもない。
そんな人もいる、という想像すら出来ない人の方が世の中には多い現実。

それの何がまずい
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.2

スマホが普及してから知らない人との繋がりが容易になった昨今。
きっかけはどこにでも落ちていて、それを広げられるか広げられないかはその人自身が持つバイタリティ次第である。
その辺りはいつの時代も普遍的な
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Ribbon(2021年製作の映画)

3.8

コロナ禍をちゃんと描く映画って意外と少ない気がします。
表現として、マスクだし何も起こらないし地味だし難しいし、だとは思うのですが2020年代を代表とする象徴的な出来事だと思うんですよね。
これにより
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.0

SNSって一方通行だから嫌いだ、っていう香取慎吾のセリフが本音に聞こえちゃいました。
実は僕も苦手です。
ネガティブな意見が多いので見るとゲンナリしちゃう、それは他人の思考で自分とは違うと分かっていて
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恋するシェフの最強レシピ(2017年製作の映画)

3.8

食べ物映画が好きなので、楽しかった。
同じアジア圏でも文化の違いを感じて興味深かったです。

個人が個人のために努力してご飯を作るという行為は愛のそれに近いのかもしれません。
せっかくご飯作るなら美味
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RRR(2022年製作の映画)

4.9

これも時間が合わなくて劇場に行けなかった映画の1つ。
周囲の評価が高過ぎて、気になってました。
辛口の論客の評価も著しく高かったし。笑

約3時間という長尺を飽きさせず没入させるインド映画ってなに?
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.6

宮本信子と芦田愛菜が凄すぎて、久しぶりにこんな没入感を与えられた気がします。

場面場面での心情が伝わり過ぎちゃって、あー見てられない!と何度も一時停止しちゃいました。笑
(ドキドキして心が痛くなっち
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CUTIE HONEY キューティーハニー(2003年製作の映画)

3.0

はっきり言って本は全く面白くないです。
ですが、映像のアングルなどを筆頭に細部にわたり小ネタや演出にこだわる庵野秀明らしさは随所に垣間見えるので、庵野ファンなら観ておくべき映画。

庵野さんのエロティ
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バビロン(2021年製作の映画)

2.8

どことなくワンスタイムインナハリウッド感があったのはキャストのせい?
何でしょうね?

実は下い感じと品のない感じが苦手なので、あんまりハマれなかったです。

他人のゲロ片付けたりするのは苦もなく出来
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.8

意外と評価が高いのはラストシーンのおかげだと思うんですよねー。

お話の作り方が小劇場の舞台っぽい。
小劇場の鋭意と知恵を映画の予算で演じられてしまったら、もう敵いませぬ。

まぁなんというか、結局は
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